３２号へ 人形情報紙 ベベ通信３３ vol.33 '01/3月　BYまりりん石原 ホームページバージョン ３４号へ 「ベベ通信」は、もともと通信販売商品に同封する為に発行している人形情報のフリーペーパーです. これは、そこから抜粋したホームページバージョンです. ツールについて 人形製作の道具は、基本的に「手」で、ツールは手の補助です.人によりけり、必要な補助は違うでしょう. 私を含め、10年以上前は、人形の専用道具などなく、それぞれ工夫していました. 必要に応じて使い分けましょう. アトリエベベで扱っている道具（ツール）は、主としてビスクドール製作の道具ですが、粘土の創作人形にも適しています.。 彫塑編 ●クリーニングツール（＃Ｋ２３，＃Ｋ２４，＃Ｂ３など）…金属の粘土用へら.片方が粘土をそいだりカットする刃状、片側は細長いスプーン状で、柔らかい粘土の目、鼻、口など、細かい細工の補助に適している。 ●ボールツール（＃ＢＢＳ，＃ＤＢＳ，＃ＤＢＳＳなど）…両側に極小のボール状の金属がついているヘラ.へこませたり、粘土に筋をつけるなど、自然なくぼみが付けられる. ●粘土掻き（＃ＷＬＳ）…先がワイヤーループ状で、柔らかい粘土を薄く掻いて形を整えるのに便利。 ●クレイリフト（＃ＣＬＳ）…本来はビスクドールの目の裏を薄く削る道具.金属の薄いスプーン状で、スチロールのかき出しにも便利. ●パレットナイフ（＃Ｆ９７）…柔らかい粘土を切るのに便利、また、顔料（絵の具）を混ぜるのにも使う. ●顔や指、ミニドールなど細かい細工用（＃Ｋ２６，＃ＭＦＴＳ，＃ＬＥＣ，＃ＬＦＦ，＃ＰＣＮ） 刃物編 （刃物は日本製がおすすめ） ●デザインカッター、デザインナイフ（＃ＣＰＲ，＃ＵＫ，＃ＳＣＰなど）…ホームセンターなどで取り扱っている替え刃タイプが便利.細かい細工には不可欠. ●切りだしナイフ…ホームセンターなどで売っている、いわゆる小刀.日本製のものがよい.荒く削るのに必要. ●カッターナイフ…いわゆる普通のカッター.刃が薄いので、粘土には不向き、スチロールけずりには、大型のカッターがよい. ●のこぎり…頭を切り離すのに使う.小さ目の物.大型カッターの替え刃には、のこ刃もある。 ●ステンレスカッター…人形に入れるステンレス金具は、ペンチでは切れない為、専用の物が必要. ●ドリル…クラフト用ルーター。穴をあけたり、目の裏側を削ったり、あれば便利. 塗り編 ●筆…地塗りは柔らかめの平筆で.人形の顔専用の顔彩筆がある.特に眉毛、まつげは、専用の物を使うとかなり上手に描けるので、おすすめ。（ベベカタログには掲載ありませんが、お問い合わせください、おわけします.\1,000以下です他にも10種類以上あります.） その他 ●アイサイザー…本来はみの裏側を空ける.ミリ単位のほぼ正しい球なので、義眼や球の見本にもなる. ●ドールアイセッター（＃ＤＥＳ）…義眼を裏から入れる道具.義眼が不安定だったり指が入らない場合に使う. ●アイワックス（＃ＥＷ）…義眼の接着剤。仮止めにも使える. ●ワイプアウトツール（＃ＷＯＴ）…汚れやすい義眼のクリーニングワイパー（汚れ取り）に便利. ●ドールストリングツール（＃Ｄ８，１２，１５）…人形のゴム通し. ●ストリングツール（＃ＳＴ）…首、手首、足首のストッパー。 ☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆今月のギャラリー☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆ 「ｌｕｃｉｆｅｒ」（’００） ７０ｃｍ 石塑・胡粉・グラスアイ、ﾓﾍｱ、革、金、ﾋﾟｱｽなど ３２号へ　／　［３３号］　／　３４号へ