作り方1
カスタムする場合は、あらかじめ作り変え、乾燥させます.
1. 各パーツにサンドペーパーを掛けます。 粗目はサイドの繋ぎ目(顔や手足など細かいパーツは全体を中目で)、最後に細目で仕上げます。面取りにならないよう、丸みにそうように磨き、全体から1枚皮をむくような感じで掛けます. 粉が吹きますので、濡れたふきんなどで、時々粉をぬぐいます. ●サンドペーパーのかけ方のコツ● 極端な例を挙げますと、平らなサンドペーパーを鼻の頭から真っ直ぐにかけていけば、鼻はなくなってしまいます。このようにならないよう、ペーパーを曲げたり折ったりして、もともとの形に添ってかけてください。 球の部分は丸く磨きます 顔のパーツなど細かいところはペーパーを小さく切り、折って細かく磨きます。顔のマッサージをイメージしてください。 指は、折れないように慎重に、1本1本丁寧に。 |
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2.顔のパーツや手・足のパーツは型取りをするとどうしても甘くなりますので、デザインナイフなどで爪をつけたり、シャープに削ってあげてください。 水平にしたい場合、写真のように平らな場所にペーパーを置き、こすると真っ直ぐになります。 ペイト(頭のふた)も、頭にぴったりするように、修正して磨いてください。 |
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一通り、磨きました。 |
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2. 関節の部分は、まだ厚みがあるために、球は、入りません。各パーツ同士をあわせる作業をしましょう @肩部分に穴を開けます。ぎりぎりまで、かなり大きな穴を開けてしまって構いません。 |
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肩部分の工程 →→→ A穴に水をつけ、ラドール/プルミエを細長くしたものを巻いて密着させます。 B肩のパーツをまわしながらゆっくりと肩の方に入れます。球が1/3程度入るくらい、脇が2〜3oくらい開くくらいがちょうどです。 はみ出したラドール/プルミエは、竹べらなどで取り除きます。 C再び、まわしながらゆっくりはずします。凹型が取れました。(この凹を「屋根」といいます) 粘土が中に落ちてしまったり、球の方にべったりとくっついてしまうようでは失敗ですので、再度、挑戦してください。 |
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太腿部分 @厚みを丸刀ですり鉢状にえぐるように、1mmくらいの厚みにします.(いきなり薄くするとボロッと割れますので、だんだん薄くします) Aその厚みの内側を水でぬらし、棒状に丸めたラドールをぐるっと貼りつけ、球のあるパーツをゆっくり回しながら、いっぱいまで押し入れます. |
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→→→ 肩と工程は同じです。股関節の球は、肩より少し大きめなのですが、1/3くらい球が入っているのは同じ程度です。 |
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膝、肘は球が、上肢・下肢1/2づつ、すっぽりと収まります。 →→ →→ ひざは、ちゃんと立つように長さを合わせます。ひざは、前から見ると球が見えないように、ピッタリ合わせます。もし、ひざが大腿に入らない場合は、大腿のひざ部分に少し粘土を足し、太くします.乾燥後、中から厚みを削り、広げます。 |
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他のパーツも太腿と同じようにします。各パーツの入り具合は、画像を参考にしてください。 2,3度関節をまわしたり動かしたりして球の丸みにピッタリ合うようにします。はみ出したラドールは、粘土へらで取り除きます。 パーツ同士をゆっくりと回しながらはずし、乾燥させます。 ラドール/プルミエが多いと、穴がふさがってしまいますので、適量で。穴がふさがってしまった時は、乾燥後、穴をあけます。 首穴→→ 手首→→ 足首→→ |
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