margaretの部屋･1月・4度目の台北

Margaretの部屋/2013年１月
しつこく台北4度目with 連れ

201２年、クリスマス前。

　今年のクリスマスは、どこへも行けないなー。

連れのスケジュールはカレンダー通りなので、今年のクリスマスは私も連れも仕事。その代わりに、連れの会社は1月が比較的暇なので、2日間のファミリー休暇を取れると言う。むしろ取ってくれと会社から頼まれたらしい。それで、クリスマスを勝手に一カ月後倒しして、旧のクリスマス休暇を台湾で過ごそう！という事になった。

（ちなみに1月25日(金)は会社の公休日で、もともと3連休だった。そこへ２３，２４日のファミリー休暇を足して5連休にした。早速、1月23日(水)～1月26日(土)までの4日間で台湾に行くことに。水曜出発は旅行代金がちょっと安いので。）

ネットで調べると、やっぱりツアーの方が個人で手配するよりずっと安い。アジアはたいていそうなので、いつも台湾はツアーになる。今回も、セントレア(中部国際空港)発着の安いツアーを探して、申し込んだ。3泊4日、観光付きで31,800円＋燃油サーチャージ13,000円。この、いつの間にか加算されるようになった燃油サーチャージはこの先もなくならないんだろうなぁ…。

（同じようなツアー内容の場合、一番安いのは成田空港発着のツアー。次が羽田発着。去年3月からは静岡空港からも台北(桃園)便は出ているものの、出発曜日が限られているし、夜中に台北着だし、なによりツアー代金が成田発着のツアーよりも倍くらいするので、あまり使えない。なので、浜松の家から行くならセントレアが一番安くて近い(車で2時間ほど)。

ちなみに2012年10月に成田発着のLLC・スクートが就航し、この便を使った格安ツアーが出ていた。2泊3日でなんと12,800円、しかも燃油サーチャージがないと言う…あまりに安さに、ワイドショーでも密着取材が放送されていた。）

連れは台湾は初めてだけど、私は4度目、ツアーだし、ほとんど国内旅行と同じくらい気楽！申し込みと入金も滞りなく済まして、そろそろ支度をしようかな―と思っていた前の週、急に連れが、体調が悪いと訴え出した。

ちょうど私はその週は仕事で焼津にいたのでちょっと心配だったけど、そのうち私も具合が悪くなった。病院に行ったら、連れはなんとインフルエンザにかかっていた。幸い予防接種を受けていたので、熱も出ず、3日療養したらほとんど回復。私も前日まで仕事だったけど、なんとか薬を飲んで気力で耐えた。私はインフルの予防接種を受けていなかったので、もし前の週に浜松にいて連れのインフルが染っていたら、本当に台湾行きは無理だったかも、って思う。

でも3日ほど、ほとんど食べれなかったので、3kg減ってた！やっホう！

2013年１月２３日(水)

　　23日の朝、鼻水が止まらないし、鼻詰まりすぎ。これはいったい、風邪なのかっ？まるで花粉症のような鼻の症状。ボーっとするし。でも、くしゃみはほとんど出ない。焼津から浜松まで車で行くので、眠くなるとヤバいからまだ鼻炎薬は飲めないし…と言いつつ、浜松に向かう。浜松で連れに合流、連れの車でセントレアに向かう(車内で鼻炎薬を飲む)。

　ところで…連れのかばん、ちいさっ！

1泊2日かよ！ってくらいの小ささ。私は、ヨーロッパ10日間でも対応できる、特大ソフトスーツケース。いいのよ、二人ぶんで40kg越えなければ！ちなみに空港で量ったら、連れのかばんはわずか4kg！私のかばんは帰りには20kgになってた…。

けっこう早くセントレアに到着した。連れはいつも30分前行動だけど、特別な時は1時間前行動。今日はもの最高に特別な時なので、ほぼ2時間前行動！いつもギリギリな人よりはずっとマシとはいえ、ちょっと早いよ。まあ、セントレアでお昼ごはんを食べるからいいけど。

今回乗った飛行機は、キャセイパシフィック。台北経由香港行き、午後４時50分出発。シーズンオフなので、珍しくけっこう空いている。台湾に行く時はこれまで3回ともチャイナエアラインだったのだけど、さして変わらず。ただ、機内食がキャセイの方がお粗末と言うか、不味かった。台湾、香港、そして中国人は全体的に食レベルが高く、うるさいと思うのだけど、もうちょっと、これから行く国が楽しみになるような美味しい機内食を提供できないものかしら…。

チキンのピリ辛＆ご飯、スイカ&メロン、パイナップルケーキ。台北に着いたら夕食に行くので、私はパス。それに、まだ鼻が詰まってほとんど味がしないのよね…。でも、食べることにあまり興味がない連れ((T_T))は何も言わずに完食。連れがお腹一杯でも、私は絶対台北で夕食を食べる！！！

ちなみに、帰り便は、メインは違っていたけどスイカセットとパイナップルケーキは同じ…あ～あ…なんとも残念。

一応、オーディオにPSBのべストは入っている(チャイナエアラインでも入ってた)。

午後7時半、桃園国際空港ターミナル2到着。チャイナエアラインが発着するターミナル1に比べて小さめ、所どころ工事中。空いていたのですんなり空港を出れたけど、ツアーの係員が見つからず。普通、ツアー指定のタグを荷物につけていれば、係員から声を掛けてくるものだけど…。何度も出口に戻ったり、事前に指定された場所に行ったりしたけどいない…。そのうち出口から出てくる人もいなくなり、なんとなくそれらしい暇そうな男性がいたので声を掛けたら、ようやく奴が係員だった！見とけよ！しかも、彼の受け持っている送迎客は私たちと、すでに待っていたもうひと組だけ。ちったあ探せヨ！

ともあれ4人はマイクロバスに乗って市内へ。桃園空港はちょっと遠い。市内から近い松山空港がいいなー(でも松山発着は、日本では羽田発着のみ)。

午後9時、ホテル着。ホテル指定なしツアーなので、自分たちでは決めてないけど、エコノミークラスのエンプレス・ホテル(帝后大飯店)。市内中心からやや北寄りだけど、台北市内のホテルならほぼ不便はなし。ホテルの規模は小さめだけど、部屋は広くて、値段を考えればかなりお得感。

バス＆トイレもすごく広いです。ただ、最上階の８階だったので、シャワーの出がものすごく悪くて、バスタブにお湯を溜めるのに３０分かかった…１日で諦めました…台北はただでさえ水道事情が悪いので、そこまで完璧を求めてはいけないかな、と。ホテル指定でもうちょっとグレードの高いところに泊まればいいのだろうけど、私は、ホテルは立地以外はさほど重視していないので。ヨーロッパなら、もっと高くて狭くてヒドいホテルはたくさんあるからね。

さて、夕食だよ！

このホテルのいいところは、隣のビルに欣葉(シンイエ)というレストランの本店があること。欣葉は、ガイドブックで必ずといっていいほど紹介されている台湾料理の名店。台北101の展望レストランも欣葉です。広くてしかも夜12時までやっているから、遅めの夕食でもOK。ただ、台湾にしてはちょっと高めかな。

ホテルの入り口の横がファミリーマートで、その上が欣葉。ただし、欣葉の入口は角を曲がったところ。

先ずは、軽めの台湾啤酒(ビール)で、無事に台湾に来れたことに乾杯！600cc瓶で150元(約450円)なのはどこのレストランでも一緒だった。

台湾で一番美味いのは、もしかしたら空芯菜の炒め物かもしれん！！空芯菜に限らず、野菜の炒めたやつはホント美味しい！だいたい150元(約450円)。
左はカラスミ入りチャーハン。角切りカラスミがいっぱい入っています！カラスミは台湾名物です。300元(約900円)。

太刀魚のソテー。これは連れのリクエスト。フレンチっぽいけど、味はシンプルな塩味だった。

これも名物、花枝丸(イカ団子)。シンプルで、スパイス(五香粉)をつけて食べるとちょうど。プリプリの歯ごたえ。

杏仁豆腐、70元(210円)。これは美味しかった！食べたことのないモチモチ触感なの！コンビニの杏仁豆腐は日本のと変わらない普通のプルプル・タイプだったから、モチモチはここのオリジナルだと思う。台湾のスイーツはモチモチ触感が多いから、みんなモチモチが好きなんだと思う。

以上、2人で4500円くらい。高いお店と言っても、台湾ではこのくらいです。もちろんアワビとか蟹とか、高価なものを頼めばもっとするとは思いますが。メニューは日本語が書いてあって、お店の人もだいたい日本語が通じます。全体的に薄味で油っこくないので、日本人にも合う料理ですね～。

ちなみに、台湾に着いたら、薬が効いたのか、鼻水が止まりました。まだ欣葉では半分くらいしか味はしなかったけど、朝と比べたら見違えるような回復ぶり！なんなんだろ？アドレナリン？

さて、夜も10時半過ぎ。いつもなら連れはおねむなんですが(いつも朝が早いので…)、今日はもう一軒付き合わせちゃう。欣葉からさらに3分ほど行ったところに、24時間営業の屋台街(雙城街)があって、そこにマッサージ屋さん、足享養生館があります。足享も24時間営業です。なぜ雙城街が24時間営業なのかはわからないけど(市内に市場やマーケットはたくさんあるけど、24時間営業は珍しい)、それに準じて周りのお店も24時間っぽい。

足享はまだ新しくて、待たずにマッサージしてもらえました。コースは60分の全身整体マッサージ、1000元(3000円)。日本のマッサージはたいてい物足りないのだけど、強くやってもらうと次の日はモミ返しが来る。でも、台湾ではそんなことないのです、私は。足享のお姉さんは60分手を抜くことなく、めっちゃパワフルにもみまくってくれました！もう、痛いけど極楽です！！あ～毎月行きたい！

2人ともスッキリしてホテルに戻る途中、また気になる雑貨店、勝立生活百貨を発見。というか、連れがパジャマを持ってきてなかったので、店頭にあったバスローブ(約600円)を買うと言ったので、中をのぞいたら、これが台湾のドンキホーテだった。

2，３階はリビングと雑貨、１階は食品とコスメ。やや小さめながら、ぎっしり詰まってて、コンビニより安い！まさにドンキの猥雑さ！もっとゆっくり見たいわ！(午前３時まで開いているそうです。)

そうこうしているうちにとっくに午前様なので、そろそろホテルに戻ります。一日目、終了。

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