Margaretの部屋/2013年1月
しつこく台北4度目with 連れ・そのB


マーガレットのブログ日記

 




2013年1月25日()

  台北3日目。

朝ご飯は、ホテル近くの双城街の屋台ストリートで。ここは24時間、お店が入れ替わりながら営業しているそうです。朝は夜に比べて屋台がすくなかったけど。

 

麺線という、そうめんに似た麺を、とろみかつおだしでにこんだやつ。あっさり食べやすい。それでもここの屋台のものはモツと牡蠣が入った豪華版。おじさんが日本語で「パクチーだいじょぶ?」と訊いてきたので、いかに多くの日本人がパクチー嫌いかどうかがわかる。私はOK。大きい丼で50元(150円)くらいだったと思います。



これは夜の屋台。焼鳥屋さんみたいな感じで、注文すると焼いてくれる。通りにはテーブルとイスがあるので、座って食べられます。

この時期、日本は一番寒い季節で、比較的暖かい静岡も、おそらく5度以下だったことでしょう。台北は、昼間は20度ほどあります。さすがに朝・夜はちょっと寒いですが、それでも10度以上はあります。ただ、お天気がずっとぼんやりした曇り。快晴とは行きませんでした。

だから、せっかく台北101の展望台からの眺めも、ぼんやり。

 

そしてこの時期、お正月と旧正月の間、観光シーズン谷間で、特に日本からの観光客は少なめだったんですが、それでも展望台の世界最速エレベーターは40分待ち。89階の展望台まで1分足らずの高速で運転しているのにこんだけ並ぶってことは、それだけ人が多いってことですよね。



89
階展望台からさらに2階ぶん上がった、屋外展望台からみたテッペン。ぐるっと一周できるのだけど、この日は風が強かったため、西側の1面しか入れなかったです。

なんだかんだで、台北101展望台に上るのは時間が必要です。降りるエレベーターも、上りほどじゃないけど混んでいるし。ちょっと景色も見えないし、入場料も台北にしては結構高い(450元)なので、観光シーズンやあまり時間がない人にはお勧めできないかも。

とはいえ、101の階下はハイ・ブランドも入ったショッピングモールなので、お買いもの好きにはいいかも。デパ地下みたいところは、お土産の定番もたくさん扱っているので、一か所で買いまわれるし(ただ、やはりちょっと高い印象)。

地下のフードコートで昼食。ここのフードコートは巨大で、お店も30店くらいあって、選ぶのに迷います。



見本。連れが選んだのは左下のステーキセット、178元。



これが実物。付け合せが全然違うけどね。味は、やっぱりソースが何となく中華っぽい。



お汁粉でかすぎた。二人で1つで十分だったわー。あっさりしててうまいけど、半分でギブ。日本以外の国でスイーツって、危険なくらい甘い場合が多いけど、台湾のスイーツはそれほど甘くなくて、食べやすいものが多いです。台湾の人は多分、もちもち触感が好きなので、日本人にも合う味だと思います。

台北101の地下一階Jasons Market(紀伊国屋っぽい高級食料スーパー)には、お土産になりそうな台湾名物が一通りおいてあって便利だけど、ちょっと売り子のおばさんがしつこいかなー。ここはちょっと観光ツアーのお土産屋っぽい。

ランチ後、いったんホテルに戻って荷物を置き、ホテル近くの美容院、
名留美髪美容(チェーン店)に行く。名物の台湾シャンプー。シャンプーだけだと200元(約600円)だけど、せっかくだからマッサージ付のスパ700元(約2100円)にしてもらった。丁寧に頭〜肩までマッサージしてくれるので、1時間ほどかかります。

美容院には毎回行くけど、頭皮マッサージを例のごとくガシガシやってくれてすごく気持ちがいいので、お勧めです。髪が驚くほどストレートのツヤツヤになるし…(でも台北は湿気が多いので、数時間でくせ毛に戻る)。

美容院後、
迪化街にあるお寺、霞海城隍廟にタクシーで行く。ここは2年前に来てお守りをもらっていて、今回はお礼参りというところ。落ち着いた下町の問屋街である迪化街が、とんでもないことに。お祭りのようになっていて車両通行禁止、まるでアメ横のように食料品を買い求める人たちでごった返している。後から気が付いたのだけど、旧年末恒例らしい。まだ旧正月まで2週間ほどもあるのに、こんなに早くから“年末”っぽくなるのね…。タクシーが入れず、近くで降ろしてもらったものの、街の様子があまりにも様変わりしていたので目的地がわからず、何人かのジモティーに道を聞いて、ようやくお寺に到着。ここも混んでた。

 

霞海城隍廟は小さなお寺なんで、人ごみに紛れて見逃すところだったわ…。でも、もうちょっと時間があれば、お祭り騒ぎの通りをゆっくり見てみたかったなぁ(比較的、飴などのお菓子を売っている屋台が多かった)。

この後、台北からMRT(地下鉄)で40分ほどある淡水に行って、夕陽を見たかったのだけど、今日は曇っているのでほぼ夕陽は無理そう…。しかも大混雑の迪化街から脱出して、MRTの駅を探して歩くのに結構時間がかかったし(もともとここはMRTの最寄り駅から徒歩15分ほど離れている)。

それでもなんとか淡水に到着。

ここは淡水川の河口の街で、台湾の人たちにも人気スポットらしい。けっこう大きな街だった。それでも、台北よりさらに昭和っぽい香りがした。駅を降りてまっすぐ進んでいくと、オールド・ストリートで、昔っぽい街並み&お祭りのような商店街があり、抜けていくとリバーサイド、埠頭がある。リバーサイドはちょっとおしゃれ。

本当は埠頭から、河口の漁人埠頭(情人橋などの観光スポットあり)まで船で行きたかったのだけど、すでに真っ暗で、帰りの船の時間も心配だったので、今回は諦める。やっぱりクルージングは夏のものだろうね。

歩き疲れたので、夕ご飯。せっかく最後の台湾の御飯なので、ちょっといい店で。駅前の名統百貨店に入っているおしゃれな創作中華料理店、
鳥窩窩私房菜で。台北、台中、高雄など、各都市にも支店があるようです。名統百貨店は2012125日オープンと言うことなので、出来立てホヤホヤなんですね。



その名の通り、鳥籠をモチーフにしているようで、いたるところ羽の飾り、定員さんの頭にも鳥の羽がついてた。セットメニューはなく、アラカルトです。

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翡翠海鮮羹というスープ。豆腐、海老、キクラゲの細かいのが入っている塩味スープでとても美味しいのだけど、メインであろう翡翠色の正体が不明。味がないし、“羹”の時から推測すると、海藻を固めたものっぽい。プリッとして美味しかった。3〜4人前はあるかな。ホントは、メニューにあった一人前の佛跳牆(干しアワビなどが入った高級スープ)がよかったのだけど、売り切れだったみたいで残念。

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東坡肉&ゴマ付きパン。トロトロお肉が絶品!一緒に煮てあるのは梅菜(高菜の一種)だと思うけど、これがうまいこと旨みを吸っていて、美味しいの。ついてくるふかふかのパンにはさんで食べる。190元。(写真の白飯は別注文です)

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辣炒手撕包菜。キャベツのピリ辛炒め。お肉もお魚も美味しいけど、結局、キャベツだったり空芯菜だったりをざざっと炒めたヤツが一番美味しいかもって…。

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中華おこわの上にロースト・ダックが乗っかっている豪華な一品。330元。たっぷり二人前あります。ところで、スープが来てからしばらく料理が来なくてけっこう待たされました。どうもちょっと忘れられていたみたいだったけど、丁寧にお詫びがあって、フルーツをサービスしてくれました。

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ビールも頼んで、一人2500円くらい。台湾では高めですが、かなり高級店の佇まいでしたから、かなり贅沢な気分を味わえて満足です。

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お店は9階なので、淡水河とその対岸がよく見えます。夕日は最高だろうな―。今度は絶対夕日を見たいな―(今日は曇りだから時間の余裕があってもダメだったわ)

ちなみにこの百貨店の8階には「とんかつ・さぼてん」が入ってたり、2階は全部ユニクロだったり、日本企業も入っております。台湾は日本のチェーン店進出が著しいです。ただ、吉野家の牛丼とかはちょっと味が日本とは違うようですが。

本日はこれでおしまい。MRTに乗って圓山駅で下車、プラプラ歩きながらホテルに戻ります。あっという間の台湾だった〜!


 

 


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