石原まりりんの部屋/6月
ロンドンライブ準備

‘06

マーガレットのブログ日記




(6/25)ロンドンに行ってきます。フェスとロンドンプライドとファンのオフ会です

 思えば、私がPSBの「普通レベルのファン」から「狂信的ファン」になってまだ1年あまりなんですが、なんとまあこの1年でどんだけいろんなことがあったか!

人形をこっそり作る→
UKのファンクラブ入会→
人形の写真をファンレターに入れて(ファンクラブに)送る→
勝手にクリスの誕生パーティー開催→
マネージャー補佐様からメール→
人形を贈る→
人形の洋服を送る→
お礼の手紙をもらう→
ロンドンのライブに行く

とまあ、簡単に言うとこんなです。もちろんこの1年間、毎日欠かさずCDを聞き、DVDを見、HPをチェックし、ネタを集め「マーガレット通信」と「マーガレット妄想ブログ」を続けていますが。
 ライブは夢でしたが、日本に来ない限り見れる可能性はないと思いましたが、ロンドンなら、いつもの仕事(アンティーク買出し)のついでに行けるじゃん、ということで、行くことになりました。割と
すんなり決まったような気がします。同行者はファン仲間のMさんです(大胆にもお誘いしたらOKをいただきました。しょっちゅうメールは交わしているけど一度しか対面したことはないんです。よくぞ私を信用してくれました・・・へんなひとかもしれないのに(十分変人ですよ、私)。やっぱり目的が同じというのは動機として大きいです)。オンタイムでブログに日記として書き込みしていましたが、道のりをまとめて見ました。

出発までの長い道のり・チケット来ね〜よ!

 ライブはタワー・オブ・ロンドン・フェスティバルの初日6月28日(水)、のちに完売のため29日(木)も追加公演になりました。せっかく行くのだからと、席は一番高いスーパーシートAを取りました。私が行くことを決めた時(4月下旬)にはすでにチケットは発売されていたのですが、ここは125ポンド、日本円で2万6800円くらいです。ちょっとしたディナーショー並み!でも、前から10番目のようです。あとから発売された追加公演は発売日に速攻で取ったので、B席ですがB席の一番前、全体でも21番目です。クレジットカード引き落としで、あとはもうチケット到着を待つのみ・・・。

 余談ですが、4月の下旬、私は旅行準備と同時に、2人へのプレゼント・・・人形用のワールドカップサッカー・イングランド代表ユニフォームを製作していました。わざわざレプリカを取り寄せて、ほどいて作ったんです(意外に難しかった)。これは5月1日に事務所に国際郵便EMSで送りました。一応、受取人の事務員さんにはメールで連絡しておきましたが。クリスがサッカーファンなのは周知のことですので、きっと喜んでくれるのではなかろうかと・・・。5月はアルバム発売でプロモーションに忙しいだろうけど、まだサマーツアーの前でロンドンにいるだろうし、きっと受け取ってくれるだろうと思い込んでいました。

 それで、まだ出発まで2ヶ月あったので、飛行機だのホテルだのの手配はまだ先でいいだろうと思っていたら、問い合わせる旅行会社、のきなみ希望のロンドン直行便の飛行機が満席じゃないの!なんで!?ワールドカップはドイツでやってるのに?ウィンブルドンの大会のせい?なんとか条件を広げて、航
会社指定、ちょっと予算オーバーの航券をなんとか取りました。ホテルは第一希望のホテルも満室だったけど、第2希望で予約。私はいつも冬のオフシーズンばかり行っていて、夏のヨーロッパ旅行は10年ぶりくらいなので、様子がわかりませんでした・・・オンシーズンはいつもこんなもんなのかしらね。

旅行って、1ヶ月くらいが一番楽しいですね。妄想しっぱなし。夏の旅行、しかもライブは野外フェスなので体力つけようと、無駄なあがきをするのもこのあたり。頚椎に慢性的痛み(頚椎が逆に曲がっているのです・・・職業病でもあります)をかかえているので、大枚はたいて整体に15回コースで通いました。ついでに腰痛も治す。スーツケースに旅仕度し、滞在プランを練り、新しいアルバムを聞き込んで、夏向きに髪を切り、いよいよ旅行が近くなる。

 その間、私はあらゆるものをガマンしていました。とりあえず、金銭的なこと。夏の旅行は冬より確実に1.5倍以上かかる。ほしいものは当然ガマン。いま、楽しいことがあっちゃいけない(汗をかいて運動した後に、イッキにビールを飲む快感というか)、という、なんだかよくわからない操立て。もっと辛いのは、いつも鬱になる5月、6月をだましだまし乗り切ること。妄想で乗り切るしかありません。

 6月16日、10日前、ようやくライブのチケット屋(当然、イギリス)から、発送の知らせが・・・。遅いよ!ギリギリじゃん。海外だよ、日本だよ。大丈夫?その4日後の20日・旅行の1週間前、ポストにロイヤルメール(英国郵便)が。曲がらず寄り道せず、まっすぐやってきたチケッチちゃん!ジョキジョキ開けてみると、あれ、29日のセカンド・デイB席の分しかない・・・スーパーシートは?どうやら別封筒で、はぐれちゃったようだ。次の日、また次の日、来ない!!おかしい!チケット屋にメールする。が、メールの返信も来ない。チケットも来ない。しかも、22日、私が2ヶ月ほど前に送ったはずのプレゼントが、「受取人の請求がありませんでした」との理由で戻ってきてしまった。ヒエ〜〜〜!!なんで!パニクるばかり。

 出発4日前、24日になってしまった!これは、絶対ロスト(迷子)だ。無事に来た29日のライブの方の封筒を見ると、普通郵便なんだよね。そりゃ、ロストしてもおかしくないよ!パニックですよ、本当に。2ヶ月も苦痛をガマンしたのに、行けないんでは・・・と思ったとたん、顔面蒼白&号泣。ふと疲れ果てて、もうこれは、玉砕しても何でも、チケット屋に連絡をしなきゃいけない、それしかない、とようやくフラフラと立ち上がりました。そうだ、うちの生徒さんで英語が堪能な人がいるじゃないか・・・お願いしてみよう・・・。というわけで、快くお手伝いをしていただき、時差もクリアして、電話連絡をしてもらいました。してみると、何てことない。向こうは“そういうことってよくあるのよね”って感じの受け答えで、無事、再発行・現地受け取りの手はずを整えた。その後ようやく来たメールも、同様の旨だったけど、全くといっていいほど“ごめんなさい”的じゃないのがイギリス的。

 日本ほど、サービスや対応のいい国はありません。これは本当です。

 出発前にするべき仕事を終えて、いよいよ出発はあさって早朝。無事に行ってこれるでしょうか。ご報告は帰国後。

 

 


まりりんの部屋インデックスに戻る

前の月に