Margaretの部屋･2010年7月・台北

Margaretの部屋/2010年7月
台湾・台北
July 2010 Taipei, Taiwan
-4-

7月30日(金曜日)

　台湾最終日。4日間が早いです。帰国便は夕方なので、のんびりする時間はあるのですが、ライブ後って、夢が終わってしまったような、何ともいえず切な～い気持ちになります。夢で、夕べのクラブにニール＆クリスが来たリアルな続きの夢を見ました。なぜかクリスに説教されました。

　ホテルのすぐ近くのローカルめし屋さんに朝ご飯を食べに…。

　

　梁記嘉義鷄肉飯、というお店。ホントに地元のメシ屋って感じ。店に入ると、おばちゃんに「豚か鶏か？」と聞かれます。飛行機みたい。それから、並んでいるおかずの中から1人1品(私たちは2人だったので、2品)選ぶ。で、席に着くとすぐに運ばれて来ます。

　手前、名物の魯肉飯(ルーロウハン)。豚肉のそぼろみたいのが白めしに乗っています。「鶏」を選択すると、鶏肉が乗っている鶏肉飯(チーローハン)になります。後ろ左は、魚の練り物を煮たもの。右はキャベツのガーリック炒め。簡単なのに美味い。テーブルの上の漬物は取り放題。あと、それぞれスープも注文しました。これで、1人270円くらい！激安！魯肉飯は単品で25元(約67円)です。

　あまり買い物をしていなかったので、スーパー・マーケットに。どこの国でも、スーパーは庶民の生活が垣間見られて楽しい！空港やお土産物やさんと同じようなものでもスーパーの方がずっと安いです。ジャンクなお土産を探します。

　

　左、スナック詰め合わせ。軽いけどデカイ。大きいスーツケース持ってきてよかった。右、台湾版のベビースターラーメン、20個入り。

　調味料。普通の野菜炒めがすごく美味しいので、家でもお料理に試してみよう。どんな味かわからないけど…。

　パパイヤミルク。日本で言うところのイチゴミルクみたいなもんか。美味しかったです。

　街をブラブラして、荷物を作ってチェックアウト。4日間、台湾を堪能したのに、寂しいわぁ。これ以上は贅沢かしら。

　ランチは近所のモスバーガー。物価に対して決して安くないと思うけど、けっこうな混雑ぶり。台湾限定のピーナッツ・ソースのテリヤキチキンバーガーと、クランベリー・ティー(つぶつぶこんにゃく入り)。なかなか面白い。

　ツアーバスで空港に。途中、最後のお土産屋さんに寄りますが、こういうところって買いたいものが全然ない！ガイドさんとも別れ、いよいよ飛行機に…。

　最後の最後、空港でタピオカ・ミルクティー。タピオカって味がないと思っていたけど、黒タピオカって香ばしくて美味しい！有名店ならもっと美味しかったのかな～。
　午後5時のフライトで、名古屋に9時に到着。ワタシは10時のバスに乗らないと家に帰れないのでちょっとヒヤヒヤしたけど、税関でとめられなかったので、余裕でバスに乗ることができました。深夜0時半、自宅到着…。皆様ありがとうございました…。

　夕べはホテルで4時間ほどしか寝ていないのに、3時間のフライト、2時間半のバスでも全く眠くならなかったです。それほど興奮状態でした。家に帰ってからも深夜3時くらいまで片づけしていたし…。異常状態ですね。
　

PSB in Taipei

　
台湾の新聞記事。

106歲寵物店男孩台北初夜吸2000萬

英倫電子音樂雙人組合「寵物店男孩」（Pet Shop Boys）昨晚在南港展覽館開唱，主唱尼爾和鍵盤手克里斯加起來106歲，演唱多首80年代膾炙人口的歌曲，舞台上盡是繽紛奪目的雷射投影與特製動畫，讓7500名粉絲沉浸在結合現代科技與經典歌曲的聲光饗宴，吸金2000萬元。

イングランドのエレクトロ・ポップ・ミュージックの二人組「ペット・ショップ・ボーイズ」（Pet Shop Boys）は昨晩、南港展覧館でコンサートを開催し、ヴォーカルのニールとキーボード・プレイヤーのクリスは合わせて106歳、人々によく知られている８０年代のヒット曲を歌い、舞台の上では入り乱れるまばゆいレーザー特製のアニメーションを投影し、7500名の観客は科学技術と賛歌の歌曲の音を結び付けて2000万元かけたパフォーマンスを提供した。

ニール＆クリスも台湾を出発して、明日のフェス出演のため韓国に移動です。

午前11時頃、同じく韓国に向かうために台北の空港にいるはずのマユさんからメールが。

「ニールとクリスが目の前にいる！！」

　幸運の女神がマユさんの元に降り立ち、彼女のフライトをニール＆クリスと同じ便にしてくれたようです！！！マユさんはプチ・ストーカーとなり、出国審査もニール＆クリスに続いたそうです！まあ、出国審査が済んでしまえば、彼らは大韓航空のVIPルームに消えて行ってしまうんですが、搭乗の際にゲートでまた会えますからね。実際、マユさんはニールとクリスにMeet＆Greetして、握手、サイン(パスポートに！)をもらったと！うう～～ん、なんてパラダイス～～！

　ところが、なんやらトラブルが…。ニールとマネージャーがファーストクラスの機内に消えても、クリスが待合ゲートに残ったままです。何やらクリスはi-phoneをいじって、メールやら電話やらしている様子…。結局、クリスは飛行機に乗らないまま、ニール＆マネージャー、そしてマユさんを乗せた大観航空はソウルへ…。

　次の日、台湾の新聞には…

寵物店男孩主唱獨飛首爾

　英倫電子音樂雙人組合「寵物店男孩」，前晚結束台北演唱會，昨天飛往南韓首爾，但鍵盤手克里斯堅持「只搭大於空中巴士330型號飛機」，不願上飛機，最後主唱尼爾獨自搭機，他則在台灣多待了一晚。
　＜盤手拒搭小飛機＞
寵物店男孩兩名成員加起來超過106歲，前晚表演後，他們沒參加慶功趴，直接返回飯店休息。他們向台灣工作人員表示，沒想到台灣人如此友善與熱情，對台灣留下很好的印象。昨天中午，一行人前往機場準備離台，克里斯卻發現要搭的是空中巴士330號客機，小於他希望搭乘的型號，寧可多留一晚也不搭乘。

イングランドのエレクトロニック・ミュージシャン・デュオ「ペット・ショップ・ボーイズ」は、一昨日の夜、台北でのコンサートを終えて昨日、韓国のソウルに飛んだ。しかしキーボードのクリスは「エアバス330型より大きい飛行機に乗りたい」と堅持し、飛行機への搭乗を断った。ヴォーカルのニールは、独りで飛行機に乗って、クリスは台湾にもう１晩滞在した。
＜キーボード・プレイヤーは小型飛行機を拒否した＞
ペット・ショップ・ボーイズの二人組は合わせて106歳以上、一昨日の夜の出演の後、彼らは参加せずに直接ホテルに戻ったが、功労をお祝いされた。彼らは、台湾人の情熱がこのように友好的だったとは知らなかったと言い、台湾に対してとても良い印象を残した、と台湾のスタッフに語った。昨日の正午、一行は空港に向かって台湾を離れるつもりだったが、クリスは飛行機がエアバス330の旅客機であることを発見し、もっと大きい飛行機に乗りたいとのことで、登場せずにもう１泊台湾に残ることになった。

と書かれています。ううん、どんな理由かはわかりませんが、クリスが台北に残ったのだけはたしかみたいです。なぜその飛行機の搭乗拒否したのかはよくわからないです。エアバス330ってけっこう大きい飛行機だと思います。この型はファーストクラスが狭い…とかそういうこと？

PSB in Korea

韓国のフェスはソウルから２時間ほど離れたイチョン(利川)の山で開催でした。マユさんからのレポートによると、韓国のフェスの盛り上がりっぷりは半端なく、ヘッドライナー（トリ）のPSBはものすごい人と熱気だったとの事です。以下、マユさんからいただいた画像。

観客いっぱい

グッズのブース

コンサート後、白い段ボール箱は観客席に投げられ、Korean petheadのいい思い出に…。

Pethead girls!

　後日談ですが、PSBが韓国の後、日本に立ち寄ると言う情報がありました。でも、結局ただのトランジットでした。残念。日本のEMI JAPANの大きな課題は、PSBを呼んで単独公演を開催することです。急務！

＊今後、加筆・変更があるかもしれません。

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