<%group_var="atelier"%> Pet Shop Boys 5 Songs

PSBザ・恋愛体質5曲



シニカルで、鬼のように冷たいとか言われていた時代もあるのですが、実際PSBの曲を振り分けてみたら、多分70%以上はラブ・ソングという事実がはっきりするのです。多分、憶測ですが、こんなにたくさんの恋愛ドラマを体験上知っているニール&クリスは、クールに見えて実は、ド恋愛体質に違いない・・・恋愛至上主義20代OLに匹敵するくらい。そして、2009年新曲予定のタイトルが「Love etc.」であるのを鑑みれば、たぶん今でも愛こそ全て。そんな恋愛体質ソングを集めてみました。
聞けばわかるように、ほとんどの曲はノンケ・ゲイは関係ありません。恋する気持ちにセクシャリティは関係ないのよ。むしろノンケ男の方が乙女チックってのはよくある傾向です。




♪「Love comes quickly」(‘86)

この曲の主題「すぐ恋に落ちちゃう」については、ニールとクリスでは意見が異なるようです。つまりニールは恋に落ちやすい(&冷めやすい?) けど、クリスはじっくり育んで行くタイプらしい。クリスはニールに、皮肉めかして「恋多きオトコ」と評するように、ニールのジェットコースター並みにアガったりサガったりの恋愛模様が想像できます。まさしくエンジェルに弓矢でハートを射られて落ちるタイプでしょ、もうっ。

*1989年のファースト・ツアーでのライブ。この曲を歌うニール、濃い目のメイクに肩パット大きめスーツで、ニュー・ロマンティックのシンガーみたい。スパンダー・バレエとかの。
(YouTube)



 
*歌詞(原文/対訳)、ご本人解説、レビューはこちらのページへ。

 




♪「
I want to wake up」(‘87)

報われない恋についての歌。ボクは君が好き、君は誰かを好き、誰かはボクを好き。神経がギリギリまで追い詰められてそうな歌。いや、実際の恋愛って、ほとんどこうじゃないかなぁ。人間関係ってたいがい複数通行だし。自分の恋愛のあまりの報われなさっぷりに、ついついキッチンで落涙してしまうなんて、乙女っつーより不倫主婦っぽいじゃないですかぁっ。もしかしたら自ら報われない方向に行ってしまっていそうなところがすごくニールっぽい。でもクリスは報われない恋愛にグッと来ちゃうらしい(でもこの発言は、シアワセな恋愛をしている人が言いそう)。

*YouTubeにはなかったけど、ジョニー・マー兄貴のリミックスがポップ&ダンサブルでとても良かったです。ところでこの画像のレゴは誰かの自作だよね?市販品じゃないよね。ニールが似てないから〜。
(YouTube)




*歌詞(原文/対訳)、ご本人解説、レビューはこちらのページへ。





♪「Jealousy」(‘91
)

作ったのはデビュー前、ごく初期の1981年頃。クリスがチャイコとチャネリングして作ったピアノ曲に、ニールが詞をつけた。ニールがクリスを見つめすぎるので、ニールの友人(って絶対彼氏だと思うけど)がジェラシー焼いた、という、「それ、公言してもよかったですか?エピソード」から成立。きわめて平凡な感情を見事なくらいドラマチックに料理。村上春樹の短編小説にも登場する名曲。ライブでやらないのは、クリスが生ピアノを弾きたくないせいかもしれないけど、特別な曲だからね。でもラジオ・ライブではロビー・ウィリアムズに歌わせてたけどさ。

*PVでは唯一、クリスのヤマハのグランドピアノ演奏姿が見れる。本来スタッフであるデントンやクリスの彼氏ピートも登場してクリスを脇で応援、やっぱりなんか特別な曲っぽい。
(YouTube)




*歌詞(原文/対訳)、ご本人解説、レビューはこちらのページへ。





♪「I wouldn't normally do this kind of things」(‘93)

ドロドロせず、楽しい恋愛体質の歌。控えめなイギリス人男性は恋に落ちるとハジけておかしくなるそうな。いつもクールで控えめな分、周りからもクレームつくくらいに異常行動に走るようです。やっぱこれもニールそのものだよなぁ。たまに、例えば、デビッド・ウォリアムズみたいなガタイのいいハンサムと出くわすと、いつものクールでシュッとしたカッコいいニールはどこに行っちゃったのよぅ、エーン、と思くらい、にやけまくりのデレデレな姿を見た時と同じと言っても良いでしょうか。・・・いや、いいんだよ、恋をするのは必要だよ。

*PVはコスプレです。すごくかわいくて“いつものボクじゃないから!”を最大限生かすつくりです。だいたい、いつも踊らないニールが踊りまくるって・・・それだけでお宝映像。(YouTube)





*歌詞(原文/対訳)、ご本人解説、レビューはこちらのページへ。




♪「Miracles」(‘03)


恋愛至上主義、イコール“君”至上主義。君がいるだけで嵐が去って太陽が輝いてしまう、そんな恋する男の恋人賛歌。純度100%恋人を褒めまくっております。この頃ニールが付き合っていたのはDJのトム・スティーヴンじゃなかった?こんな歌を捧げられちゃったら、どんな気分なのかしら。
とはいうものの、この詞はニールがメインではなく多分、共作のAdam Fがメインで書いた可能性もあるけど(なんとなく詞の並べ方がニールとは違う気がする)、こんな曲を堂々と歌ってしまうのだから、すごい。でも綺麗な曲です。

*映像は、2003年のトップ・オブ・ザ・ポップスのライブ。でもクチパク。クリスがブロンドロンゲで帽子なし。なんで伸ばしたのかなー(今さら)。
 (YouTube)




*歌詞(原文/対訳)、ご本人解説、レビューはこちらのページへ。

 



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