<%group_var="atelier"%> Pet Shop Boys 5 Songs

PSB乙女な5曲



男性自認の男性なのに女(乙女)ゴコロがわかるのって、まさしく両性具有の全知全能の神じゃないスか。ここではそんな神様レベルにまで達したPSBの曲を紹介。

PSBって、あきらかに精神的マッチョとは正反対のニュートラル・セックスのリリックが特色だよね。歌なんて虚構なんだからたまにはマッチョ(100%ノンケ)があってもおかしくないんだけど、90%以上はグレー・ゾーンから乙女にかかっているよね。そうれはまあ、詞を書いているのがゲイ(っつーか本人曰く“ホモセクシャル”とカテゴライズ)だから仕方がないと言えばそうだけど、決してキャムプに転んでいないんだよ。実際、女性はもちろん、ノンケ男のなかにも存在するロマンチックな乙女心を呼び起こしてくすぐっているんだと思う。

男ってみんな心に乙女が住んでいるんだよね、いや、マジで。選曲がここ最近のものになってしまったけど、男とゲイは年をとればとるほど乙女になるからね・・・女は逆だけど。



♪「Try it (Im love with a married man)」(03)

もともと女子が歌っていた曲のカバーだから女子っぽいのは当然かもしれないけど、作ったのはボビーO、男。PSBはなぜこの曲をチョイス・・・論争になるのが分かっていながらの英断。自らの乙女性に抗えなかったのか、マジでそんな気分だったのか。ワタシはこの曲の邦題は「召し上がれ!ノンケの男に恋してる」でいいと思います。ニールが今までもこれからもノンケ男にマジでムダに恋していくという宣言みたいなものでしょう・・・ニールの場合は作品のこやしになるからいいですけど。

*「DISCO3」収録。元歌が古いので、アレンジをちょっと新しくしていますが。
(YouTube)



 
*歌詞(原文/対訳)、ご本人解説、レビューはこちらのページへ

 




♪「
I made my excuse and left」(06)

彼氏の浮気、見ちゃった・・・で、さめざめと泣く。女ならこの後どんなヒドい復讐をしてやろうかと考えますが、乙女はそこからなかなか立ち去ることが出来ないのです。過去を振り返り、自分の非を思い巡らす。恋人にも浮気相手にも、文句が言えない。自分を責めるくらいしか、乙女には出来ないのです。
元ネタはジョン・レノンと2人の女(シンシアとヨーコ)というノンケ恋愛ですが、こんなこと、パンピーでも世界で30億人くらいは体験してますから。浮気、ダメ!

*↓これは誰かが作ったビデオですが、公式HPでも「よく出来てるね」って紹介されてたことがある。
(YouTube)




*歌詞(原文/対訳)、ご本人解説、レビューはこちらのページへ





♪「Sexy Nort
herner」(03)

まあ、普通に「北部出身の男ってセクシーよね!」って、パブあたりでたむろってキャーキャー言ってるだけのような気もしますが、言っているだけで手を出してないから乙女にカテゴライズ。ちなみにニール自身も北部出身の男なんですが、どうやらこの「北部出身の男」のモデルは、PSBのアート・ワークを長年手がけている友人のデザイナー、マーク・ファロウらしいです。って、長年の友人に欲情しているって、知られてもかまわないものなんでしょうか。今後の仕事に影響ないんでしょうか。乙女ってけっこう回りが見えずに大胆になる時があります。

*2003年のリリース・ツアーでのライブ映像。
(YouTube)




*歌詞(原文/対訳)、ご本人解説、レビューはこちらのページへ





♪「Between two islands」(02)

夏のバカンス先での短い恋は終わったのに、ついつい思い出してしまうアヴァンチュール。ちょっと切ないです。切ない曲に入れてもよかったくらいです。相手の男は、多分、ヨットも持っているくらいだからお金持ちの遊び人、自分のことなどすっかり忘れているはず、なのに、自分は今でも彼を忘れられなくて、もう一度どこかで会いたいと思っている。遊んだつもりが、本気になっていた。乙女よのぉ。
でも、ヨットの上ではあんなにカッコ良かった男も、陸で会えば多分、普通です、いわゆるスキー場では5割増理論です。あきらめて前に進みましょう。

*なんか寂しげな風景のハンドメイドビデオです。(YouTube)





*歌詞(原文/対訳)、ご本人解説、レビューはこちらのページへ




♪「Love is a catastrop
he」(02)

ひとつの恋が終わっただけで、そこまで言う?恋に裏切られて、世界が終わったかのような七転八倒の苦しみを味わってしまう。何度恋をしても、まるで初めて恋に破れたかのような絶望感を味わうのも、心はピュアな乙女だから。全ての恋に手を抜かず全力投球、それが恋愛至上主義の乙女、なのです。すでに実在の女性たちがクールで現実的になり、彼女たちから失われた“真の乙女性”はゲイと男にしか存在しないようです。

*↓TVライブ。シングルでない曲をTVで演奏するのは結構珍しいかも。多分、どっちかのお気に入りなんでしょう。(YouTube)




*歌詞(原文/対訳)、ご本人解説、レビューはこちらのページへ

 



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