ACTUALLY2-2

A new life



ニール:僕たちが書く、強い女性についての数多い曲の中のひとつ

(一言コメント:1999)

 

 


原文歌詞はこちらでご確認ください



夜は、刺すような寒さ
人生にはいろいろあると、私は全てを知るでしょう
見回して気がついたわ
あなたが同情しないから、もう手段を講じる潮時ね
星たちが頭上に集まる
彼らは中国の上から見下ろし、私は死んだも同然
車は夜通し進む
あなたは努力しないで、どうやって天国に辿り着くの?

新しい生活、新しい愛
どこに、私が夢に見ていたハートがあるの?
私には新しい希望と新しい夢が要るの
違う場面の別のシーンに

固い決心をして、行く時間だわ
見つけたら、私に知らせて
厳しい時間や些細ないざこざはもうこりごり
私が後に残した人生など忘れて
夜は過ぎていく
私が去ることで、あなたは置き去りだけど
その後にに太陽は昇るわ
あなたは努力しないで、どうやって天国に辿り着くの?

新しい生活、新しい愛
どこに、私が夢に見ていたハートがあるの?
私には新しい希望と新しい夢が要るの
違う場面の別のシーンに

新しい人生、見つけるのは難しいけど
新しい愛、見つけるのは難しいけど

夜は過ぎていく
私が去ることで、あなたは置き去りだけど
その後にに太陽は昇るわ
あなたは努力しないで、どうやって天国に辿り着くの?

新しい生活、新しい愛
どこに、私が夢に見ていたハートがあるの?
私には新しい希望と新しい夢が要るの
違う場面の別のシーンに


Written by Neil Tennant/Chris Lowe/Helena Springs


Produce by Pet Shop Boys and David Jacob


ニール:ヘレナ・スプリングスは、僕たちに歌を書いて欲しかったから、ある日曜日の午後、僕らは彼女の家に言った。彼女はすでにこの歌のアイデアを書いていて、それがこの歌のブリッジになった。僕らはそれを拾って、残りを書き上げた。彼女はすでに歌詞の一部を用意していた。「The night goes by...」のところ。僕は歌詞の残りを書いた。僕らがそのままにしておきたいようないい歌詞を除いてね。「Then rise the daylight sky」とか。

クリス:彼女は、すごくポジティヴな歌詞を創っていた。で、ニールがそれを変えると、歌はよりネガティヴになった。

ニール:このバージョンは、彼女が歌うデモとして作られた。 彼女が当時エルトン・ジョンと共にツアーをする予定だったので、僕たちはそれを彼女に送った。でも、何年も彼女からの返事が来る事はなくて、僕らはすごく失望した。だって、すごくいい歌だったから。僕らはそれをデビット・ジャコブにミックスしてもらって、「What have I done to deserve this?」のB面に据えた。僕らはスティーヴン・ヒューグと「King's Cross'」のレコーディングを終えていて、ある夜、このミックスのために滞在していた。ヘレナ・スプリングスは彼女のソロ・アルバムのために自分のバージョンをやっていた。彼女のアルバムは「A New Love」といったけど、リリースされなかった。彼女のはさらに複雑だった。僕が書いた歌詞は・・・彼女が歌うための歌詞だけど・・・夫を捨てて新しい人生を歩もうとする女性についてだった。彼女は、それが正しいことなのかどうかわからない・・・彼がなだめようとしているので、彼女はこっそり夜逃げをしようとしている。僕は「how do you get to heaven if you never try?」の歌詞が気に入っている。何でかわからないけど、いつもボーイ・ジョージがこれを歌うのをイメージするんだ。

 (
以上、2001年ブックレットより)


 

イメージビデオ(You Tube)




★用語・人物メモ★

Helena Springs・・・ボブ・ディランのアルバム Bob Dylan At Budokan」、エリック・クラプトン「Backless」、ミック・ジャガー&デビッド・ボウイの「Dancing In The Street」などに参加。PSBでは「A new life」の他に「West End girls」「Violence」「You Know Where You Went wrong」のバッッキングコーラス。

エルトン・ジョン(1947-)・・・世界一有名なゲイのミュージシャン。名曲多数。2007年、久々の来日公演を行った。

ボーイ・ジョージ(1961-)・・・元カルチャー・クラブのヴォーカル。映画サントラ収録「Crying game」をPSBのプロデュースでスパゲッティ・レーベルからリリース。80年代は、その奇抜なルックスが目を引き、歌に関してはあまり正当な評価がされていないような気がする。最近はお騒がせゴシップも多く、本格的な歌手復帰はまだ先なのかも。




 女性目線で訳して見ました。「Friendly fire」のように、ちょっと芝居がかっている感じ。ボーイ・ジョージが歌うならさらにキャムプ。ニールはどうして女性特有の開き直った強さを理解できるんだろうね。



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