BEHAVIOUR1-8

Nervously



ニール:もしこれが映画なら、通過儀礼的映画になるだろうね
 (一言コメント:1999)

 

 


原文歌詞はこちらでご確認ください



いろんな方向でナーヴァスな少年
世界がこの方法で操られているなんて知らなかった
僕らがおしゃべりをやめたら、僕はナーヴァスになった
世界が僕の足元で衝突していた


僕らは恋愛のことを話さない
僕らはとてもシャイだから
でも神経質に何時、何故って不思議がる

それにしてもナーヴァスな少年
僕はこんなに震えるとは思ってもいなかった
君の輝く瞳と突然の笑顔は
全く気楽じゃない・・・僕もそうじゃないけど

ああ、僕らは一晩中話し合うだろう
でも神経質に僕らは何も答えは出ない
僕が君に賛成した最初から正しかった
君が僕に振り返った瞬間から正しかった

他の町から来たナーヴァスな少年
神経質な笑いと集中したしかめ面
僕は警戒の目で早くしゃべった
最近の出来事やノスタルジックなサプライズのことを

僕らは恋愛のことを話さない
僕らはとてもシャイだから
でも神経質に何時って思って微笑む
なぜ僕が君に賛成したか知って
君が僕に振り返った瞬間から正しかった
ナーヴァスな少年


Written by Neil Tennant/Chris Lowe


Produced by Pet Shop Boys and Harold Faltermeyer


ニール: 僕は、これの最初を、クリスを知る前に書いた。でも、歌の最後をまだ終わらせることが出来ない。アコースティック・ギターで書いたんだ。これを書いたとき、僕は女性と付き合っていた。彼女がそれをどう思っていたかどうかはわからないけど。

クリス:多分、幻想だったんだよ。

ニール:僕もファンタジーだったと思う。クリスがコーラスの終わりのコードを考えた。「これじゃない?」と彼が言った。で、僕は答えた。「そう、10年来、やりたいと思っていたんだ」と。これはゲイ・ソングだ。ショーっぽい曲にちょっと似ている。僕らは、ハロルド・ファルターメイヤーが
LAバラードと呼ぶ、ホイットニー・ヒューストンが歌うようなものにこれを作り変えようとする局面にいた。でもその後、僕たちは、余計なものをたくさん取って、アルバムへ最後にアレンジをした。それはハロルドのアイデアだった。それはシンセサイザーで始まって、だんだん盛り上がって最後にドラムで終わる。歌詞は、お互いにシャイすぎてセックスできない2人のゲイの少年の逢瀬についてだ。そのときはそれを否定したと思う。性的な恐れのようなものだ。全てにおいてナーヴァスで、神経過敏、そして同じようなセクシーな息づかい。今、実際にそれを聞くと、歌の最後では、彼らは合意に達したんだと思う。だって、彼は笑っているから。

 (
以上、2001年ブックレットより)


 

★用語・人物メモ★

ホイットニー・ヒューストン(1963-)・・・R&Bの歌姫。幼い頃からゴスペルを歌っていた。ドリー・パートンのカバー「I will always love you(映画「ボディガード」のテーマ曲)が代表曲。この曲は「別れたけどいつでも好きよ」という曲なのに、結婚式で流しちゃう困った人が続出した。映画「ヘドウィグ・アンド・アングリー・インチ」で効果的に使われたこともあり、こういったベタなラブソングは時間を経るとキャムプになりやすい。




ニールの解説を聞くと、まるで、ニールはクリスに会ってゲイにはっきり自覚したみたいに聞こえるんですけど・・・そういう意味じゃないかもしれないけど、そう聞こえる。
まあ、PSBによるボーイズ・ラブ(BL)の歌。BLは基本的に女子の妄想カルチャーだけど、乙女系ゲイの人には、シンパシーを受ける人もいるかもしれない。この歌がニールの体験談かどうなのかは言及していないけど、「This must be the place I wanted year to leaveとあわせて聞くと、そうなのかとも思えます。



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