BEHAVIOUR1-9

The end of the wold



ニール:10代の怒り
 (一言コメント:1999)

 

 


原文歌詞はこちらでご確認ください



涙の洪水、閉まるドア
踊り場を横切る足音
家にいて戦うことは
君の義務だから
作品に向かい
禁欲の限界をテストする
真夜中までに電話が鳴らなかったら
今夜は終わりだ

もし誰かがやってみれば
君は理解しただろう
単に男か女かってことだけだ
世界が終わるワケじゃない

乾杯と破られた約束が積み重なる
本、ペン、拡大鏡に囲まれている
平凡からは逃げられないようだ
終わったことだ

もし誰かがやってみれば
君は理解しただろう
単に男か女かってことだけだ
世界が終わるワケじゃない
もし誰かが泣けば
君は同調しただろう
単に男か女かってことだけだ
世界が終わるワケじゃない

絶望の真夜中
完全な十代の破壊を想像する

預言書はすべて消滅を予言した
マリアは幻影の中で話した
それがすべて今やって来たら
僕たちがすべてなんとかするだろうと思う

でももし誰かがやってみたら(君は理解する)
君は理解する(同調する)
単に男か女かってことだけだ
世界が終わるワケじゃない
でももし誰かが泣けば(君は同調する)
君は同調する(わかっている)
単に男か女かってことだけだ
世界が終わるワケじゃない
終わりじゃない


Written by Neil Tennant/Chris Lowe

Produced by Pet Shop Boys and Harold Faltermeyer


ニール:ここで「Violator」のギターの影響を聞くことができる。 ハロー、'Enjoy the silence '。 この歌はほとんどB面に近かった。

クリス:今はよく聞こえるね。そのときはちょっと弱いかな、って思っていた。


ニール:僕のヴォーカルはそんなによくないけど。

クリス:ジュリアン・メンデルソーンはこれがどんな音か語れなかった。僕らが早いバス・ドラムと大きな音でドンドン打った時、彼は80年代に慣らされていた。もちろん、小さなつぶれる音で元に戻って、全部窓から出て行った。ジュリアンは頭をめぐらせることが出来なかった・・・彼は、それをどうしようもないと思ったんだろう・・・。ハウス・ミュージックにまだ旋律があった時だ。

ニール: 僕らはこの曲を、1988年の初め、「get excited you get excited too)」のレコーディングのときに始めた。もともとこの曲は「If there was more」といって、次にライザ・ミネリのアルバムの「If there was love」からアイデアを得た。それからタイトルを「The end of the world」にしようと考えた。中間には、アルバムでは2番目、僕のソロ・ギターが入っている。僕らは、ジョニー(・マー)にそれをさせるべきであったかもしれない。 それはただの十代のトラウマの話だ。ボーイフレンドが電話をくれない少女、ボーイフレンドやガールフレンドに電話をくれない人たち。彼らは、それに関して10代のトラウマを持っている。彼女は両親と言い争いをして、ドアを閉めている。90年代の初めは、人々が終末論的になり始めていて、実際に世界が終わることの考えを見ていた。 僕は、当時それに関する本を読んでいたと思う。 歌の最後で少女は、世界が終わるのを望んでいる。

 (以上、2001年ブックレットより)

 
 

イメージビデオ(アンオフィシャル)(You Tube)





★用語・人物メモ★

Violator」・・・デペッシュ・モードの1990年のアルバム。「Enjoy the silence」はそのアルバムの収録曲。デペッシュ・モードは、イギリスのニュー・ウェーブ、オルタナ・バンド。オープンリーゲイのメンバーはいないけど、ゲイに人気がある。シザーシスターズが「lovers in the backseat」をカバーしたことがある。イレイジャーのヴィンスが82年まで所属。「Enjoy the silence」のビデオはこちら。

ジュリアン・メンデルソーン・・・このアルバムのミキサー。PSBが制作したライザ・ミネリのアルバム「Result」の共同プロデューサー。

 




Behaviour」らしい、10/青春/モヤモヤがテーマ。ちなみにPSBに恋するミュージシャンLe Sport2007年に解散)には、「Its not the end of the world」という曲(シングルカットもされた)がある。彼らにはPSBを使ったタイトルがいくつかあるので(「Love train from Kings Cross」、「If Neil Tennant was my lover」など)未確認だけど、多分アンサーソングだと思う。



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