ニール: 僕らはこの曲を、1988年の初め、「get
excited (you get excited too)」のレコーディングのときに始めた。もともとこの曲は「If there was more」といって、次にライザ・ミネリのアルバムの「If there was love」からアイデアを得た。それからタイトルを「The end of the world」にしようと考えた。中間には、アルバムでは2番目、僕のソロ・ギターが入っている。僕らは、ジョニー(・マー)にそれをさせるべきであったかもしれない。 それはただの十代のトラウマの話だ。ボーイフレンドが電話をくれない少女、ボーイフレンドやガールフレンドに電話をくれない人たち。彼らは、それに関して10代のトラウマを持っている。彼女は両親と言い争いをして、ドアを閉めている。90年代の初めは、人々が終末論的になり始めていて、実際に世界が終わることの考えを見ていた。
僕は、当時それに関する本を読んでいたと思う。 歌の最後で少女は、世界が終わるのを望んでいる。 (以上、2001年ブックレットより)
「Violator」・・・デペッシュ・モードの1990年のアルバム。「Enjoy the silence」はそのアルバムの収録曲。デペッシュ・モードは、イギリスのニュー・ウェーブ、オルタナ・バンド。オープンリーゲイのメンバーはいないけど、ゲイに人気がある。シザーシスターズが「lovers in the backseat」をカバーしたことがある。イレイジャーのヴィンスが82年まで所属。「Enjoy the silence」のビデオはこちら。
「Behaviour」らしい、10代/青春/モヤモヤがテーマ。ちなみにPSBに恋するミュージシャンLe Sport(2007年に解散)には、「It’s not the
end of the world」という曲(シングルカットもされた)がある。彼らにはPSBを使ったタイトルがいくつかあるので(「Love train from Kings
Cross」、「If Neil Tennant was my lover」など)未確認だけど、多分アンサーソングだと思う。