<%group_var="atelier"%> アルバムレビューBilingual

 

BILINGUAL*2-2


In the night (1995)」

Written by Neil Tennant/Chris Lowe


Produced by Pet S
hop Boys


ニール:元々「Opportunities」のB面だった「In the night」を作り直した。1995年、「The clothes show」のための新しいインストゥルメンタル・バージョンだった。何年も彼らのテーマとしてこれを使っていたから、新しいバージョンが欲しくなった。クリスがコードをちょっと変えた。

クリス:4番目のコードを入れた。変わったよ。ハウスっぽい。ハウス天国だ。

ニール:そのとき、さらに僕たちはオリジナルよりいいほかの新しいバージョンのミックスをやってみた。Phil Hardingバージョン、Arthur Bakerバージョン、でもギブアップした。

クリス:僕たちはこのバージョンをちょっとした音楽作品に変えた。

ニール:そのときクリスはシンフォニック・フォームを指摘していた。スリー・ムーヴメントがあると。僕はそれを聞くまでばかげているって思っていたトラックのひとつだ。それから、それを楽しんでやれた。

クリス:最後に突然早くなって終わりに近づくところがイカれてる。

ニール:最後の声は、シルヴィア・メイソン=ジェームスだ。彼女には“hey yeah”って歌ってもらっている。

 (以上、2001年ブックレットより)

 


★用語・人物メモ★

The clothes show・・・ファッションをテーマにしたBBCのTVショー。「In the night」がテーマ曲。http://www.bbc.co.uk/cult/classic/clothesshow/

Phil Harding(1957-)・・・イギリスのオーディオ・エンジニア、プロデューサー、リミキサー。PSBとはリミックスの仕事をしている

Arthur Baker(1955-)・・・アメリカのレコード・プロデユーサー、DJ。ニューオーダーとの仕事で有名。

シルヴィア・メイソン=ジェームス・・・黒人女性シンガー。「Go west」PVで自由の女神を演じている。15年来のPSBのツアー・クルー。


もともとIn the night」は、「Opportunities」のB面だからかなり古い曲。思い出深い曲なんじゃないかと思う。どうしてもニールの声が入っていないとPSBの作品として魅力が半減してしまうけど、一聴してPSBとわかるパワーを持っていると思う。



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