ELECTRIC

Pet-Shop-Boys-Electric.jpg
 

2013. July.15 (UK)/JULY.24 (JP)


クールなのに熱い

 ペット・ショップ・ボーイズの二人は、今や50代だしボーイとは言いにくいわけだが、ニール・テナントは相変わらず少年を思わせる美しい声で歌っている。去年はロンドン・オリンピック開催にふさわしい“ウィナー〜君は勝利者〜”を含む3年ぶりのアルバム『エリシオン〜理想郷〜』を発表した。もう大御所だから、しばらく新作を出さなくてもいいようなものだ。しかし、彼らは今月。自身のレーベル第一弾として『エレクトリック』をリリースする。そこには、ブルース・スプリングスティーンのカヴァーまで収録される。何だか凄いぞ、この若々しい活動ペースは。彼らは現在、再び充実期を迎えている。
 世の中を斜めから見るシニカルな発想を持っているのに彼らが差し出すのは、あくまでわかりやすいポップ。素直にハイと言いそうにないのにアルバムに『イエス』と名付けたり、電子音楽ユニットがわざわざ『エレクトリック』と題したり。変化球の発送で直球を投げるのが、ペット・ショップ・ボーイズなのだ。だから、今回も私たちは、クールな彼らに熱く反応してしまうはずだ。

(
以上、Rockin
on20138号より・サマソニ特集/遠藤利明)

憎しみのエレクトリック・ビート

 最初の曲から凄まじい「念」というかオーラをビンビンに感じたペット・ショップ・ボーイズの新譜。アルバム・タイトルが全てを語っているように、今作は彼らの音楽活動に対する自己言及的な作品で、批判的であると同時にキャリアの全肯定でもある内容だ。狂騒と虚無が表裏一体となったエレクトリック・ビートは刃物のように鋭い。ニュー・オーダーやシザー・シスターズを手掛けたスチュアート・プライスがプロデュースで参加しているのだが、PSBとの意気投合ぶりはすさまじく、全編何かが憑いたように冴え冴えしている。あからさまに80
sなシンクラビア・サウンドを多用したり、レトロなシンセ音を意図的に引用しながら、過去と未来をブレンドする編集を行い、結果的に高度に洗練された2013年のフロア・ミュージックを完成させている。
 PSBとは一貫してロック的なスタンスで活動をしてきた反逆者だったのだな、と改めて感動した。ダンス・ミュージックの通俗性からこれほどかけ離れた音楽はない。シニシズムとネガティヴィティに裏打ちされた4つ打ちビートは、永遠に癒されない宿命だの魂だのを暗示していて、ブルジョワジーを一生憎んで生きるブルーカラーの怨恨のようなものを感じる。それが極限まで洗練された進化形となったのが本作だ。彼らは正真正銘の「ロック・ミュージシャン」だと思う。この冷血で冷笑的なビートには、搾取される多数派を踊らせるやりきれなさがある。PSBは本作で永遠に老いないミュージシャンになった。ニール・テナントの30年来変わらぬヴォーカルもヴァンパイアの如き。驚異的名盤。

(
以上、Rockin
on20138号より・CDレビュー/小田島久恵)

<最新インタビュー>

オープニング曲「アクシス」からラスト曲「ヴォーカル」まで、息をもつかせずハイエナジー・ダンス・トラックの連続放射!2012年の『エリシオン〜理想郷〜』からわずか1年足らずでリリースされるペット・ショップ・ボーイズの最新作『エレクトリック』は、キャリア28年のベテランが作ったとは思えないキレっプリと、若々しい覇気が漲っている。過去数年の彼らの作品に漂っていた「成熟・達観」モードが嘘のような、この狂騒的なまでの歓喜と高揚感。そして聴き手がどんなにダウナーな気分になっていようと嫌でもダンスフロアに誘い出す、麻薬的なまでのダンサビリティ。PSB特有の哀愁漂うクラシカルな美メロ/リリシズムはしっかり維持しつつも、現UKフロア・シーン最前線のプログレッシヴ・ダンスに挑戦する姿勢など、初期の彼らの「怖いもの知らずな大胆さ」すら思い出させる。
 今回はプロデューサーにあのスチュアート・プライス(まだ30代)、さらに現UK人気ナンバー1ラッパー、イグザンプル(31歳)を起用したと聞いた時から間違いなく転換作になると確信していたが、まさかこれほどカッティング・エッジな音になるとは予想もしていなかった。過去10カ月のPSBにいったい何が起こったのか?ニール&クリスのお二人に訊いた。

●最新作『エレクトリック』は非常に若々しい覇気に満ちたアッパーなアルバムで、聴いていて圧倒されてしまったんですが、ある種「達観したメランコリア」すら漂っていた内省的な前作『エリシオン』とは真逆の作風になっていますよね。この方向性の180度転換にはどういった経緯があったのでしょうか?

クリス・ロウ(以下C)「ややロウ・キーでバラッド主体な作風だった前作に対する反動もあったんだよ。前作みたいないかにも英国北部人っぽい“惨めな人生”をそのまま表出させる側面と、今作みたいな『くそっ、どうせ惨めな人生なら開き直って徹底的にパーティーに興じてやろうじゃないか!』っていう、ある種自暴自棄なまでの享楽性は両方ともPSBの音楽が持つ特性だから」

ニール・テナント(以下N)「そう、意外かもしれないけど、両方とも英北部人の特徴なんだよ。だからそういう僕らの二面性が最も明らかな両極端として今作であり、前作だったんだ。僕らの作品って、通常はそういう二面性が一枚のアルバムの中で交互に出てくることが多いんだけど、今作と前作の場合はその二面性がはっきり2枚のアルバムに別れて出たケースだったんだよね」

●因みに今回のプロデューサー、スチュアート・プライスは今作を作るにあたり「『ディスコ(PSB86年〜07年までに発表した4枚のリミックス・アルバム)』みたいな感触にしたかった」と語っていましたが、そうした狙いはあなた方としてもあったのでしょうか?

C
「いや、その辺はスチュアート個人の趣味だと思うな。そもそも彼が今作のプロデュースをやりたいって僕らに持ちかけて来たのは、僕らが今回の新作でダンス寄りのサウンドに傾いてきたことを知って名乗り出て来たからだったんだ。彼としても、テイク・ザットとかの超ポップなプロダクションの作品を創ることにちょうど飽き飽きしていた時期だったらしくて、また本来のクラブDJ寄りの活動に戻りたい、もっとフリー・フォームなプログレシヴ・ダンス路線のレコードを作りたいと思いはじめてたらしくて。僕らが今回の新作でダンス寄りのアルバムを作ろうとしていることを嗅ぎつけて、飛びついて来たんだよ。」

N
「それとスチュアートが今作を語る際『ディスコ』を引き合いに出したのは、彼がそもそも音楽の道に入るきっかけになったのが、それらのリミックス州だったからじゃないかな。彼は僕らより20歳ぐらい若い世代だからね。彼が初めてキーボードを買って音楽を創り始めたのも『ディスコ』を聴いたのがきっかけだったらしいし。でも僕らとしては正直、今作を創る際『ディスコ』を意識した面はなかったんだ。今回のアルバムはあくまで2013年現在の視点で作ったダンス・アルバムだから」

●わかりました。で、S.プライスと言えば、長年のPSB信者であったと同時に、ダフト・パンクやエール等の、いわゆる「80年代後期〜90年代中期フレンチ・ハウス・エクスプロージョン」に影響を受けた人としても有名です。「匿名性を強調した男2人のデュオ形式で、シンセ・ポップやハウスに影響されたダンス・ミュージックを創る」という共通点などから、「フレンチ版PSB」としばしば呼ばれてきたダフト・パンクについてはどう思っていますか?

N
「(笑)ズバリ突っ込んでくるなぁ。でも個人的には同じダンス・ミュージックでも、PSBとダフト・パンクのやり方は全く別物だと思うんだけど。例えば彼らの最新作とか、70年代ディスコやソウルへの敬愛をストレートに表したオマージュ的作風になっているようだし」

●ええ、確かに。でも例えば彼らの初期〜中期にかけての作品とか、「ヴォコーダーを使ったアンドロイドっぽいヴォーカル」「ポップなメロディやシンセ・ビートを強調したダンス寄りのサウンド作り」など、どれも初期からPSBのトレードマークだったわけですし。その辺を考えても、ダフト・パンクがPSBから影響を受けている部分は少なくないと思うんですよね。

N
「まあ、確かにその辺の特徴を挙げるなら共通点は多いと言えるのかもね。でもPSBの方が常に“歌”志向な作品創りをしてきた、っていう点は両社の決定的な違いだと僕は思うけど」

●じゃあ、もっと具体的な例を挙げてお訊きしますね。例えば今作の白眉のトラックのひとつ“ラヴ・イズ・ア・ブルジョワ・コンストラクト”とか、先程も言った「ヴォコーダーを使ったアンドロイドっぽいヴォーカル」や「ブルジョワ」というフランス語を使った曲名、さらには歌詞の「Speaking English as a foreign language」というラインなど、もろダフト・パンクに対する「突っ込み」のようにも感じたのですが。いかがでしょう?

C
「おお!来たぞ、どうしても言い逃れできない質問が」

N
「(苦笑しながらクリスに)全くもう、ここで認めちゃダメだって言っただろ」

●(笑)やっぱりそうだったんですね。

N
「でもこの歌詞自体はダフト・パンクっていうより、僕が最近読んで気に入ったデヴィッド・ロッジ(英作家)の小説『素敵な仕事』にインスパイアされて書いたんだよ。サウンド面に関してはクリスとスチュワートの担当だから、裏にどういう意図が含まれていたのか?は僕には大弁できないけど」

●(笑)。じゃあクリス、このトラックの創作プロセスについて具体的に説明してもらえます?サウンド的には非常に複雑な構成なのに、現代エレクトロ・ダンス・ミュージックの楽しさ・革新性が目いっぱい詰まった、まさにPSB的にしか作れない独創的なトラックになっていますが。

C
「元々は4つ打ちのユーロ・ディスコっぽいビートから始まった曲だったんだ。といっても、サンプリングから始まってそこからビルド・アップして行く普通のやり方じゃなく、今回は実際に楽譜を書いて演奏した音をコンピューターに打ち込んで、そこからまた徐々にアレンジを加えながら再構築して行く方法だったんだけどね。だからこそ通常のディスコ・トラックにつきものの明らかなコーラス・パートがないっていう、ちょっと変わった構成になっているわけだけど」

●なるほど。じゃあここでさらに今作の驚きをもうひとつ挙げますと、今回は何とブルース・スプリングスティーン(!)のカバーがディスコ・バージョンで収録されていますが、何故またスプリングスティーンだったんですか?

N
「これを選んだのはクリスじゃなかったっけ?」

C
「うん、犯人はまぎれもなく僕(笑)。っていうか、そもそもは僕の妹がスプリングスティーンのファンで、この曲がいいから聴いてみろ!ってしつこく勧めるから聴いているうちに、これをPSB風のアレンジでいじってみたらかなり興味深いものが出来上がるんじゃないか?と思って。特に原曲の美しいコーラス・パートと歌詞が気に入ったんだ。それにこの曲はギター・パートもいいし、このギター・パートをシンセで再現したらすごく面白い曲になりそうだと思ったんだよ。ちなみにスチューアート(・プライス)もこういうダンス・ロックっぽい音作りは得意なんだよね。ザ・キラーズとかも手掛けているし。だから今作のこのカバーは、いわば僕らバージョンのダンス・ロックな位置づけのトラックかな」

●にしても、この“ダスト・トゥ・ダイ”の歌詞って、1971年にジョン・ケリー(現US国務長官)がベトナム戦争兵役後に帰国した際のスピーチにインスパイアされてスプリングスティーンが書いたもので、どシリアスな反戦プロテスト・ソングですよね?あなた方らしくない題材だなぁ…と思ったんですが。

N
「僕たちだって反戦主義だよ」

●そりゃそうですが、こういう明らかなヒロイズムを纏った表現は最もPSBとは相反する世界だと思っていたんですが。

N
「この歌詞だってサビのコーラスを除けば、そんなに明らかなヒロイズムは入っていないとは思うけどなぁ。前半の状況描写とか、むしろ凄く抽象的で美しい詩的な言葉が並んでいると思うし」

●じゃあこの際もっと突っ込んだ質問を。個人的に今回のスプリングスティーンのカバーを聴いて思い出したのは、あなた方が91年にカバーしたU2の“ホエア・ザ・ストリーツ・ハヴ・ノー・ネイム”でもあったんです。あの『能天気なまでにアゲアゲなディスコ・バージョンのカバー』には、確実にある種の「皮肉」が込められていましたよね?

N
「うん、それは僕も認める(笑)。そもそもあの曲をあんな風にアレンジしたのは、当時のU2や彼らの曲が体現していた『リスナーからかけ離れた雲の存在』ヒロイズム、『神話的なロック・ソング』のイメージをぶち壊したかったからで、あのU2のカバーはそういう僕らの意図を込めたステイトメントでもあったんだ。でも今回のスプリングスティーンのカバーにはそういう意図は一切含まれていないよ」

●ええっ!マジで?

C
「うん、大マジだよ!今回のカバーはどんな皮肉もアイロニーも介在していないし、僕ら自身が純粋に原曲を気に入ったからカバーしたケースだったんだ。むしろ僕としてはこの原曲を聴いて、大のスプリングスティーン・ファンになったと言ってもいいくらいで」

N
「(ぎょっとした顔でクリスを見る)大のスプリングスティーン・ファンになったって!あまりのショックで心臓が止まりそうなんだけど、悪い冗談はそのくらいにして欲しいなぁ」

C
「いや、でもマジでスプリングスティーンはいいんだって。彼が80年代に.エルヴィス・コステロやロイ・オービソンと共演した時のライブ映像を観れば、僕の言っていることがわかるよ。僕も最近あのライブ映像を初めてちゃんと観て、スプリングスティーンってこんなにいいのか!って改めて惚れなおしたくらいなんだから。(隣のニールに)今度お前にもあのDVD貸してやろうか」

N
「(慌てて)いらないよ!なんで僕がスプリングスティーンのDVDに浸らなきゃならないわけ?」

●(笑)え〜、ではまた新作の話に戻りますね。現UK人気1若手ラッパー、イグザンプルがゲストで参加している“サーズディ”あの名曲“ウエスト・エンド・ガールズ”を連想させる魅惑的なアナログ・シンセ・ビートや、美しくも哀愁漂うPSB特有の歌メロが満載されていて、今作の中で最も「PSBらしい」トラックだと思いました。“ウエスト・エンド・ガールズ”の後半でも、ニールが英国アクセントで歌うラップ風のパートがありましたが、今回の“サーズデイ”のラップはイグザインプルが歌っているんですよね?

N
「そう、エッジーなのにマッチョじゃない、っていうイグザンプルのラップが僕らも以前から気に入っていたんだ。それに彼は最近よく入り英国産ラッパーみたいに偽アメリカンな発音でわざとらしくラップを歌うんじゃなく、堂々と英国アクセントでラップしてるし、彼の歌詞の言葉選びのセンスもなかなかイケてる。だからいつかコラボしてみたいと思っていたんだけど、ちょうどこの曲を書き始めたころ、奇遇にもスチュアートがイグザンプルの新作を手掛けている最中でね。まさにこの曲にぴったりのラッパーじゃん!ってことになって、即スチュアートを通で誘ってみたら『奴も喜んでコラボしたいって言ってる!』っていう返事が来て、僕らとイグザンプルの間でデモ・テープを交換しつつ、各パートを書き加えて完成した曲だったんだ。実は僕らもこのトラックはすごく気に入っているんだよね、確実に今後のシングル候補の一つかも」

●私も今作中で、最も好きなトラックのひとつなんです♪では最後にあなた方の近況を少々。最近哀しいことにEMIが閉鎖され、あなた方も28年間在籍したレーベルから離れることになりましたよね。あの出来事はあなた方にとってどんな経験だったのでしょうか?かつてないほどの歓喜と高揚、そして「攻め!」な姿勢が漲る今作を聴いていると、新たな出発点に立つ今のあなた方のオプティミズムの表れのようにも感じたのですが。

N
「僕らもあの時期になって28年も在籍したレーベルを離れるのは、正直かなりへヴィな事件だったよ。いま君が言ったように僕らはデビュー時からずっと同じレーベルに28年も在籍して、他の活動の仕方なんて考えたこともなかった。それがあの時期になって、デビュー以来初めて独立したアーティストとして今後どうやっていくのか?をゼロから考え直さなきゃならない局面に立たされたわけで。心理的なショックはやはり大きかったね。でもそのショックから醒めた時、この出来事はむしろ今後の僕らにとって最良のチャンスじゃないか!と思うようになったんだ。これからはメジャーの縛りがない自由な活動が存分にできるようになった、という意味でもね。だからこそキャリア28年で初めて自主レーベルX2(PSBの最新作「エレクトリック」が自主レーベルからの第一弾リリースになる)を立ち上げて、今後の自分たちの活動に関わることはすべて自分たちで賄っていくことにした。今後は自分たちの作品だけじゃなく、僕らが気に入った他のアーティストの作品もリリースして行きたいと思っているんだ。そういう、これまではできなかったような新しいことに挑戦できる、という意味でもすごくワクワクしているよ」

おまけ<現場始末記>

5
30日、ロンドンにて

 覚えている読者もいるかもだが、去年ロンドン五輪の最中に行われた前作用の取材では、ニール・テナントの「アイドル好き(!)」がモロに出てしまい、事あることにザ・キラーズのブランドン・フラワーズの名前を出して「キュート♪可愛いっ♪」を連発。普段は感情を表に出さない紳士=クリス・ロウもいいかげんウンザリ顔。「てめぇ、ぶっ殺すぞ!」と言わんばかりの目でニールを睨む場面も何度かあった。が、今回の取材では、なんとお二人の立場が逆転!明らかに嫌そうな顔で紅茶を飲んでいるニールの隣で、涼しい顔のクリスが「ブルース・スプリングスティーン大好き♪」を連呼!挙句の果てには、嫌がるニールにライブDVDを「貸してやるよ」としつこく勧める始末。慌てて「いらない!」と叫ぶニールにクリスはニンマリ。おかげで普段は寡黙なクリスがかつてないほど上機嫌&喋りまくってくれたインタビューになった。「復讐」が実ってよかったですね♪クリス。

(
以上、Rockin
on20138号より)

 



 


マーガレットの勝手に評価(5段評価)

アゲアゲ度★★★★★
皮肉度★★
政治・社会度★★
乙女/ゲイ度★★
マーガレットのお気に入り度★★★

Dr.マーガレットの処方箋

用法:
効能:

服用に適した時期:
使用量:
副作用:

 

 


各曲の詳細&レビューは、タイトルをクリックしてください

Disc1


Axis 13シングル

Bolshy

Love is a bourgeois construct
13シングル

Fluorescent

Inside a dream

The last to die

Shouting in the evening

Thursday

Vocal
13シングル

Axis (Boys Noize remix) 日本限定ボーナストラック

Axis (Boys Noize Dub Remix) 日本限定ボーナストラック



Disc2(仮想)

*以下は201-に発表された曲。
アルバム未収録でリリースされたシングル、B(カップリング、ボーナス・トラック)Remixなど。






詳細データリンク(オリジナル)



BACK