FUNDAMENTAL2-10
「Blue on blue」
原文歌詞はこちらでご確認ください
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僕に何が起きたんだ?
君には何が起きている?
見上げてごらん
空が海と出会う
ブルーの上のブルー
君は自由になりたい
何をしている?
空が海と出会う場所で
君自身を理解する
ブルーの上のブルー
僕は多くを傷つけた
理解していなかった
僕が必要だったものを
太陽と海
君が僕に寄り添う
砂の上で
熱帯夜
君は何をする?
星を見よう
とても明るい
僕と君
海に出よう
航海するボート
僕たちを連れて行ってくれ
君と僕だけ
ブルーの上のブルー
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Written by Neil Tennant/Chris Lowe
Produced by Pet Shop Boys
ニール:この歌はそれ自身とは全く関係がない。僕は、それがキレイなフレーズだと思った。それは、海で恋人と一緒になること・・・海の青と空の青になること。また、2つのアンハッピー(つまり青)のメタファー・・・人間は一緒ならお互いを幸せに出来る。
Originally recorded in PSB's own studio and mixed by Pete Gleadall, this
song finally turned up as a bonus track on the
"Minimal" DVD single.
(以上、2006年「Literally」30より)
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*以下はアメリカのファン・マスターWayneさんのサイトの曲説明を訳したものです。
http://www.geowayne.com/psbhtml.htm
ロック調の速いトラックで、初期のPSBサウンドを思い出させる短い反復のシンセ・ライン・・・多くののファンはそれを彼らの最初のアルバムPLEASEからの歌のようだと思った。 公式ウェブサイトによると、それは、2003年の「Luna Park」「Casanova in Hell」とほぼ同じくらいの時期に、クリスとニールとによって書かれて、レコーディングされた。
歌詞では、正反対のものが出会い、少なくとも同じいくつかの方法で、外観上のパラドックスが築き上げられる。ナレーターは、芽生え始めた恋愛関係にこの概念を当てはめる。裏の意味では、彼と彼の恋人は非常に異なった人間で、正反対だと仮想する。それにもかかわらず、よくマッチさせている。
You wanna be free(君は自由になりたい)
What do you do?(何をしている?)
Get yourself where(君自身を理解する)
Sky meets the sea(空が海と出会う場所で)
Blue on blue(ブルーの上のブルー)
ペット・ショップ・ボーイズが10年以上前に「Liberation」で勧めたように、本当の自由は独立して絶対見つけられるのではなく、団結を愛す時に集まる際にむしろ見つけられる。歌の結論を下すイメージは、青が青を満たす地平線・・・彼らの一緒の新しい人生についてのシンボルのような・・・に向かってナレーターと彼のパートナーの航行を休む。
恐らくこの歌の最も好奇心をそそる面はそのマイナー・メロディーとかなり厳しいアレンジメントが内容に「合う」ように思えない事実だ。 他のサブテキストがここで仕事しているかと不思議に思うかもしれない。
「blue on blue」が「friendly fire(同士発砲)」のためのイギリスの軍事のスラングであるという事実は何らかの特別な意味を持っているだろうか? 歌は亡くなった恋人に関するものであるかもしれないのでは?・・・恐らくエイズで?(それ自体「同士発砲」の形として比喩的にそれを見なすことができる)。または、それはただの偶然の一致だろうか? ニールは、タイトルがイラク戦争からインスパイアされたと認めている(ファンクラブ会報誌Literallyの2007年5月号:上記参照)
そして、私のサイト訪問者のひとりが「Blue on Blue」とボビー・オーランドが共作・プロデュースした、古いディヴァインの曲「Native Love」の基本的なシンセ・ラインが著しく類似していることを指摘した。歌のメロディーとコード構造が著しく異なっている2つのシンセ・ラインは明らかに違うので、確かに盗作の余儀は全くない。 しかし、BoysのボビーOとの初期の関連や彼の音楽に関して公言している愛好心を考えて、明確に仕事には彼の影響がある。これが少しでも意識している音楽的「nod(ごあいさつ)」やオマージュの可能性は、彼らはそのようなことについて言及していない。
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★用語・人物メモ★
ディヴァインの曲「Native Love」・・・1982年のシングル。ビデオはこちら。
恋人たちが海で盛り上がる、ロマンチックな歌詞だけど、実はイラク戦争からタイトルはインスパイアされているという(“ブルー”はイギリス軍隊のスラングだという)。
ちなみにこれ、「Minimal」の
DVD シングルのボーナス・トラックなのだが、「Minimal」の DVDは日本版が発売されていない・・・つまり、再生方式が違うので、基本的にヨーロッパ以外では聞くことの出来ないトラックということになる(他のリージョンや方式の再生できるデッキがあれば聞けるけど)。CDデッキでは聞けないし、パソコンにも取り込めないし、もうちょっと何とかならんものか。
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