INTROSPECTIVE1-2

I Want A Dog


ニール:で、飼うことにした
(
一言コメント:1999)

 

 


原文歌詞はこちらでご確認ください



僕は犬が欲しい チワワがいい
僕が小さな部屋に帰るときに
誰かが吠えるのを聞きたい
ああ、寂しいときはあるでしょう
犬が欲しい

猫はいらない
爪とぎをして僕の家具をだめにしちゃうし
愛してくれないのに太るから
ああ、寂しいときはあるでしょう
猫じゃ、助けにならないよ

犬が欲しい
犬と一緒に公園を散歩したい
暗くなると
僕の犬は通りがかりの人にも吠える
ああ、寂しいときはあるでしょう
犬が欲しい

僕は犬が欲しい チワワがいい
僕が小さな部屋に帰るときに
誰かに迎えて欲しい
ああ、寂しいときはあるでしょう
犬が欲しい


Written by Neil Tennant/Chris Lowe


Produced by Pet Shop Boys

Mix and additional Produced by Frankie Knuckles
 


ニール:僕たちはホントにこの曲が気に入っている。最初にリリースされたのは「Rent」のB面で、僕たちはもっと良くなるって思っていた。フランキー・クンクルズが好きだったから、この曲をリミックスしてほしいとアプローチした。

クリス:僕は「Your Love」がマジ好きだったな。

ニール:僕たちは完成したリミックスを聴くためにニュー・ジャージーのスタジオに行った。彼は大きい男で、すごく優しくて、このリミックスはみんな・・・4つあったんだけど・・・ファンタスティックなサウンドだった。すごくブラックに聞こえて、僕の声と信じられないコントラストになっていた。比較的静かで、ハウス・ミュージックの初期だ。僕たちはこの曲のリミックスをかけながらリムジンでニューヨーク周辺をドライブした。

クリス:マンハッタンの風景がマジで良く合った。

ニール:ロンドンに戻って、トレヴァー・ホーンとスティーヴ・リプソンに聴かせた。トレヴァーは「うん、チープなギターが良いね」って言った。僕たちのバージョンはちょっと実験的だ。このバージョンはダークでディープなハウスっぽい雰囲気がある。歌の持つ悲しくて悪意的なクオリティをはっきりさせた。ファンタスティックなリズム・トラックになった。

 (
以上、2001年ブックレットより)


 

ACTUALLY「I Want A Dog」解説


 

★用語・人物メモ★

Frankie Knuckle(1955-)・・・ニューヨーク在住のミュージシャン、DJ、リミキサー。Your Love」はシカゴ・ハウス・ミュージックの草分け。ビデオはこちら。



 この曲ができたいきさつは、初出典「ACTUALLY」のほうをご参照下さい。つまりアシスタントのピートが「犬が欲しい」とつぶやいて、ヨークシャテリアのBoobIiesを飼った。BoobliesPSBの公式マスコットとしてINTROSPECTIVEの内ジャケットに登場。



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