PLEASE2-3

Thats my impression



クリス:郊外でのセックス
(
一言コメント:1999)

 

 


原文歌詞はこちらでご確認ください


僕は見つけることができないだれかを探しに行った
サーぺンタインのそばで顔を見て
ゆっくり歩いて気付いた
君がここを去って、君が嘘をついたことに気がついた

これが僕の印象
そう思う
これが僕の印象
そう思う

風は肌寒く、は無味乾燥
僕は避難場所を求めて寺に行った
一度は自分の心眼を信じられなかったけど
君がここを去って、君が嘘をついたことに気がついた

これが僕の印象
そう思う
これが僕の印象
そう思う

クラブに行けよ、僕がそこにいると思うなら
僕はメンバーじゃないから行かない
君は謝りに行ったと言う
僕には、それが更なる嘘であることは明らかだ

これが僕の印象
そう思う
これが僕の印象
そう思う

僕は見つけることができないだれかを探しに行った
サーペンタインのそばで顔を見て
ゆっくり歩いて気付いた
君がここを去って、君が嘘をついたことに気がついた

これが僕の印象
そう思う
これが僕の印象
そう思う

それは表現
そして、提案
僕はレッスンを学んだ
これが僕の印象


Written by Neil Tennant/Chris Lowe


Produced by Pet Shop Boys

 


ニール:僕はクリスと知り合う前に、ギターで全く違ったチューンでこれを書いた。ブロンディーのように聞こえると思った。僕らがこの曲を作ったとき、このために歌詞を使った。中間の歌詞が好きだ。「クラブに行けよ、僕がそこにいると思うなら/僕はメンバーじゃないから行かない」これは、僕とクリスが始めて一緒に作った別の曲からとったんだ。それは少しソフト・セルっぽい。もともとはこうだった。「Although I'm a boy/I don't mind what's on your mind at all and you won't find me there..(僕は男だから/君の気持ちなんて知らない、君はそこで僕を見つけられない)」。「That's my impression」の音楽は、僕らのイタリアン・ディスコの過程で書かれた。僕らは曲をアルペジオで書いていた。レイ・ロバーツのスタジオでこの曲を始めてレコーディングした。それからボビー“O”と一緒に。ボビー“O”は歌詞がすごく変だと思った。僕らはこれを別のスタジオでレコーディングした。スティーヴン・ヒューグが「PLEASE」を終わらせていたので、セルフ・プロデュースした。この“ディスコ・ミックス”は、もともと「Opportunities」の12インチにあった。7インチのB面は単なる編集だ。それは、すごくボビー“O”的なテーマだ。ジェラシーについての歌で、恋人がどこか他の場所にいて、他の誰かをナンパしようとしている、つまらないポップ・リリックだ。

クリス:もっとセックスを。

ニール:僕はナイツブリッジの小さいアパートに住んでいて、以前はサーペンタインのそばをよく歩いていた。それが引用した理由だ。 最後の歌詞では、僕はロック歌手みたいに歌ってみた。

クリス:僕は、君がこうやって歌うのが好きだな。 僕は無表情のボーカルが嫌い。 無表情のボーカルがいいと思ったことはないね。

ニール:いま初めて聞いたよ。

 (
以上、2001年ブックレットより)


イメージビデオ(デモ)(YouTube)




★用語・人物メモ★

Serpentine・・・サーペンタインは鉱物の蛇紋石のことだが、この場合、ケンジントン・ガーデンズの中にあるサーペンタイン・ギャラリーのこと。

ブロンディー・・・カリスマ女性ボーカル、デボラ・ハリーを擁するアメリカのバンド。解散したが、デビーは女優としても活躍している。

ソフト・セル・・・マーク・アーモンド(ヴォーカル)とデイヴ・ボール(シンセ)の2人組音楽ユニット。現在は活動休止中。マークはオープンリー・ゲイ。音楽スタイルがPSBやイレイジャーとちょっとかぶる。

アルペジオ・・・和音を構成する音を、高い(またが低い)音から順番に弾く技法。

ナイツブリッジ・・・ロンドンの高級住宅街・ショッピング地区。クリスも働いていたことがある高級デパート、ハロッズがランドマーク。




 この歌はクリスをモヤモヤした気分にさせるらしい・・・ナンパだから?
 ちょっと陰鬱気味の曲調が、いつものPSB節と異なる、珍しい音をしていると思う。



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