PLEASE1-9

「I want a lover


クリス:今も募集中
(
一言コメント:1999)

 

 


原文歌詞はこちらでご確認ください


みんなが帰って行く夜、この時間に
僕たちは残され、話し相手を必要としている
シャイになる必要はないよ、理由さえ考えなくていい
連れを必要とする理由を、君はわかっている
僕はここに座ってずっと君を見ている
僕のように酒を12杯と飲んでいる誰かを

もう酒はいらない、喧嘩もいやだ
恋人が欲しい
何が良いか悪いかなんて関係ない
今夜の恋人が欲しい
今夜

外は夜が明けて、雨が降り始めたみたいだ
タクシーを捕まえてすぐ家に帰るかい
シャイになる必要はないよ、理由さえ考えなくていい
すぐに家に帰る理由を、君はわかっている
君はそこに座り、何をしようか考えている
僕はここに立って、先手を打とうと待っている

もう酒はいらない、喧嘩もいやだ
恋人が欲しい
何が良いか悪いかなんて関係ない
今夜の恋人が欲しい
もう酒はいらない、喧嘩もいやだ
恋人が欲しい
何が良いか悪いかなんて気にしない
今夜の恋人が欲しい
今夜

この期待に興奮する
家に帰る途中、会話は必要ない
君が僕に腕をまわしても、僕を愛しているって意味じゃない
君はただ僕が欲しいだけ、連れがほしいだけ
夜を走り抜けるのって、すごくドキドキする
今夜は何も考えずに明かりを消す

もう酒はいらない、喧嘩もいやだ
恋人が欲しい
何が良いか悪いかなんて関係ない
今夜の恋人が欲しい
もう酒はいらない、喧嘩もいやだ
恋人が欲しい
何が良いか悪いかなんて関係ない
今夜の恋人が欲しい
今夜

この期待に興奮する
家に帰る途中、会話は必要ない
君が僕に腕をまわしても、僕を愛しているって意味じゃない
君はただ僕が欲しいだけ、連れがほしいだけ
夜を走り抜けるのって、すごくドキドキする
今夜は何も考えずに明かりを消す

もう酒はいらない、喧嘩もいやだ
恋人が欲しい
何が良いか悪いかなんて関係ない
今夜の恋人が欲しい
もう酒はいらない、喧嘩もいやだ
恋人が欲しい
何が良いか悪いかなんて関係ない
今夜の恋人が欲しい
今夜

(
君が欲しい、君の愛が欲しい)
恋人が欲しい
(
君が欲しい、君の愛が欲しい)
恋人が欲しい
(
君が欲しい、君の愛が欲しい)
恋人が欲しい
(
君の愛が欲しい、今夜)
 


Written by Neil Tennant/Chris Lowe


Produced by Stephen Hague

 


ニール:1983年のある夜、レイ・ロバーツのスタジオでこの曲を書いた。レイ・ロバーツはバス・ギターを持っていて、僕はこれを弾いた。これはゲイ・ディスコに行ったぼくら・・・完全に、クラブに行って誰かをナンパすることについての歌詞だ。最初に僕らがこれを書き始めたとき、クリスは、内容のない歌を書くべきだと熱望していた。僕は一度もそう思ったことはなかったけど。ナイトクラブの角に立ち、みんなが帰り出し、気に入った誰かを見つけて、誰が最初にアプローチしてくるか、とか。儚い欲求を重視している。これは、まったくエイズ前の歌だ。「Opportunities」の最初のシングル・バージョンをやったときに会ったブルー・ウェヴァーと一緒にレコーディングした。彼はすべてのビージーズのレコードで演奏していて、アメン・コーナーにもいた。彼はすごいキーボード・プレーヤーで、プログラマーだ。

クリス:ブルー・ウェヴァーは常にディスコを理解していた。

ニール:彼はマイアミに住んでいた。 彼はビージーズと、ホワイトハウスでカーター大統領の前で演奏した。君のディスコよりどれだけ多く行った?ブルー・ウェヴァーの友人の弾く本物のギターが入っている。もともとは、もっとギターが入っていた。中間は「Fame」みたいだった。でも、編集で切った。これには車の衝突音が入っている。別の自動車事故の音だ。あと、クリスのトロンボーンのサンプルも。彼は自分のトロンボーンをスタジオに持ち込んだ。それをやるのはあまり積極的じゃなかったけど。

クリス:ブルー・ウィーバーがやれってさ。 10歳くらいのときに、トロンボーンを習った。祖父がトロンボーンを吹いてたんだ。

ニール:ここが僕の好きな歌詞だ。「
夜を走り抜けるのって、すごくドキドキする」。で、カー・クラッシュが続く。

クリス:バス・ドラムが4番に来る最初の歌?

ニール:うん。たぶんそう。本当にペット・ショップ・ボーイズだと思うのはこういう瞬間だ。

クリス:電気を消すことが全て、エロチックになることが全て、ってこと。僕たちのレコードはみんなセクシーさに欠ける。血の政治や複雑なロシアの歴史の事ばかりだもん。誰もそんなの聞きたくないよ、でしょ?

 (
以上、2001年ブックレットより)


 

イメージビデオ(デモ)(You Tube)






★用語・人物メモ★

ブルー・ウェヴァー(1947-)・・・カーディフ生まれのキーボード・プレーヤー。ミュージシャンのサポート・アクト多数。

ビージーズ・・・1963年オーストラリアで結成、アメリカで活躍したギブ3兄弟。映画「サタデー・ナイト・フィーヴァー」(
77)の音楽で有名。

アメン・コーナー・・・イギリスのバンド。1966年カーディフで結成。

Fame」・・・1990年のアメリカのミュージカル映画。アラン・パーカー監督。もともとは舞台。

 




 こうやってコメントを聞くと、クリスのほうが恋愛ものがお好きなようですが。もっと作品をエロくしたいみたいですね〜ワタシは大賛成。でも、ゲイのカジュアルセックスをこんなに初期から歌っていたとは、2人はちょっと冒険家ですよ。ジョージ・マイケルの「I want your sex」よりも前に、ほとんど同じこと言ってる。

 ちなみにこの曲、同じ年にリリースされた原田知世の「雨のプラネタリウム」にすごいそっくりなんだそうです(作詞作曲は日本人で、カバーじゃないのに)。ワタシはトモヨに詳しくないので、トモヨ・ファンに意見を伺ってみたいわ。



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