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PLEASE1-3
「Opportunities
(Let’s
make lots of money)」
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俺は正直だって言えるだろう |
Written by Neil Tennant/C
Produced by Step
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プロモーションビデオ・1stバージョン(You Tube)
プロモーションビデオ・2ndバージョン(You Tube)
TVライブ(1985年頃)(You Tube)
子供向け番組でのかなり古いライブ。子供向けに「金稼ごう」って・・・。
1986年シングルはU
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★用語・人物メモ★
ソルボンヌ大学・・・パリ大学第V,W(文学・語学)学部の総称。創始者の名前が由来。よって数学の博士号を取れるのはソルボンヌでなく第Y(ピエール・エ・マリー・キュリー)あたりではないかと思われる。よく日本人で「ソルボンヌ大学に留学した」ということを言う人がいるが、ここには正式入学ではなく、“誰でも入れる(例えフランス語が全く出来なくても)語学スクール“のようなところがある・・・だからこの言葉はけっこう眉唾に思える。本当に正式に留学するには、少なくともフランス語が堪能で、日本の大学に在学または卒業の資格が必要だし、入学・卒業は超難関。俳優の長塚京三はソルボンヌ大学を卒業しているらしいが。ともあれイギリス人にとっても”ソルボンヌ“は胡散臭いんだとわかった。
ディヴァイン(1945-1988)・・・アメリカの歌手、俳優。世界一の巨漢で有名なドラーグ・クィーン。映画監督ジョン・ウォータースのミューズ。リメイクされた「ヘアスプレー」の、ジョン・トラヴォルタ=ママ役は、ディヴァインがオリジナル。オリジナルでは素顔(おっさん)で悪徳プロデューサー役も演じている。
サッチャリズム・・・1979-1990年のマーガレット・サッチャーによる保守党政権。「ゆりかごから墓場まで」がモットー。景気や貧困が悪化。PSBのセカンド・アルバム「Actually」はこの時代を反映している。
フランク・ザッパ(1940-1993)・・・アメリカのミュージシャン。ギターの名手。数々の伝説を持つ。
「真夜中のカーボーイ」・・・(「To face the truth」から参照)1969年公開のアメリカ映画。監督はジョン・シュレンジャー。アカデミー賞(作品・監督・脚色)を獲得したアメリカン・ニューシネマを代表する名作。成人指定映画で唯一のアカデミー賞作品賞をとった映画。成人指定の理由はおそらく暴力シーンのせい。テキサスから出てきたカウボーイ・ジョー役はジョン・ボイド(アンジェリーナ・ジョリーの実父)、彼と友情で結ばれるラッツィオはダスティ・ホフマン。この映画をきっかけに2人ともスターになった。シュレンジャー監督はゲイで、男2人の友情とも愛情ともつかない主題ゆえ、ゲイ映画にカテゴライズされることもある。
ジ・アート・オブ・ノイズ・・・1983年結成のイギリスのテクノ・グループ。トレヴァー・ホーンのZTTレーベルからデビュー。電子楽器・フェアライトをよく使う。
アメリカで“Let’s
make lots of money”・・・アメリカのTV番組「Beauty
and t
ブルース・スプリングスティーン(1943-)・・・アメリカを代表するロッカー。愛称はボス。反戦・反ブッシュの兄貴的存在。白いTシャツにジーンズ(&ギター)と言ったら、スプリングスティーンを思い出させる。
デビュー2作目(EMIでは1st)にして、このイカれた歌詞ですか・・・たまりませんね。このお陰でさんざん下品だの生意気などと叩かれまくったわけですが、実はここでこれを持ってくるのは大いなる戦略、良くも悪くも大衆は下品な話題が大好きなのです。お金は、セックスの次に下世話な話題ですからね、2番目の札を出したわけです。でも、この曲の旋律(特に中盤のピアノ部分)の美しさと言ったら、類まれですよ。このミスマッチさがものすごくPSBちっく。ニールは否定しているけど、やっぱりこの歌の中の2人はPSBの2人に重なる。まさにこれから芸能界という金儲けの世界に賭けて出る若い2人を想像してしまう。