RELEASE2-7


Friendly fire

 


原文歌詞はこちらでご確認ください



私に対する霊感的な攻撃、どうやったら私の人生を説明できるかしら?右側に男の子たち、左側に女の子たち、妻でも夫でもないわ。過ぎ行く日々は苦痛で満ち、何故に私が、ロックン・ロールの宿命のおかげで放たれた友軍の発砲のもとに来ているのか、説明できる人なんていないわ。でも、本当に何もないの。言うことは何もないのよ。

何故私は、恥知らずにも不可抗力な中傷を我慢するのかしら。メイクアップと、パントマイムと、ブッダを研究したコツを2世代が影響するほど教えたのに。批評家たちが私については嘘をつくから、無視してやったわ。ロックン・ロールの宿命のおかげで放たれた友軍の発砲のもとでも生き残ってやったわ。でも、本当に何もないの。否定することは何もないのよ。

振り返れば、涙があふれるわ。マスカラにはよくないわね。仲間には拍手をお願い。名声が私を支える限り、アリーナは私を賞賛するの。私は愛と狂気と拝している群衆の前の異教徒の冒涜の雲に人生を浮かべていたわ。今、私のステータスはイコンのようにあやふやよ。ロックン・ロールの宿命のおかげで放たれた友軍の発砲のもとに、私は進んでやってきた。鈍かろうが器用だろうが、彼らが得をしても、私は決してしなかった。ああ、一度だって。無視されてきたことはないわ。


Written by Neil Tennant/Chris Lowe


Produced by Pet Shop Boys and Craig Armstrong


*この曲には現在のところ本人たちの公式コメントがありません。見つかり次第アップします(もしご存知でしたら教えて下さい)。

*以下はアメリカのファン・マスターWayneさんのサイトの曲説明を訳したものです。
http://www.geowayne.com/psbhtml.htm

 「friendly fire(同士発砲)」という用語は軍から由来する。それは自分自身の軍による間違われた攻撃について言及する。 (例えば、米国南北戦争の間、歴史の同士発砲の最も有名な例の1つでは、南部同盟の司令官のトーマス“ストーンウェル”ジャクソンは、彼自身の歩哨に撃殺された。その歩哨は、薄暗がりで彼をユニオンの役員に間違えた)。 この優雅なピアノバラードでは、ビリーは、彼女の「同士発砲の下に来て、ロックン・ロールの致命的な原因で撃たれる」キャリアについて説明する。 音楽評論家によって攻撃されたタブロイド新聞で都合悪くしばしば引用され、妄想のファンによって拝されて、彼女は運命を悲しむ。 しかし、自分自身にもかかわらず、彼女はそれのすべてを楽しむ: 「私は決してしなかったわ。ああ、一度だって。無視されてきたことはないわ。」 (そのような感情はオスカー・ワイルドの悪名高い言葉、「
話題にされることより悪いことが1つだけある、それは話題にされないことだ」の引用。) 言い換えれば、ロックの世界があまりにも頻繁に「同士発砲」へのイコン: 同時にそれらを偶像化している間、時々彼らを殺しさえし、彼らを脅かす。

「メイクアップ、パントマイム、仏陀」を研究したビリーの参照は、サイトのファンたちが、この歌のインスピレーションがデヴィッド・ボウイからであったかもしれないという推測を導いた。ジョナサン・ハーヴェイの日誌エントリーの1997213日に確認された事実で、キャストアルバムのライナーの記事を抜粋すると 「ニールには、デヴィッド・ボウイと共に歌をレコーディングすることが夢だった。 目覚めたとき、彼はそれを書き留めた。 結果は' friendly fire 'と呼ばれる美しい歌だった。真新しいキャラクターをインスパイアした。ビリー・トリックスという落ちぶれたロックスターだ。」

 ニールとクリスは、この歌を自身のバージョンで4トラックリリースしている。「Songs from the musical Closer to Heaven」からのプロモ盤、ロンドン・デーリー・テレグラフの1日(2001512日)限りの配布シングル盤、その後の「I Get AlongDVDシングルと「RELEASE」のスペシャル・エディション。歌手の違いは別として2つのバージョンは全く同様であり、たぶん私の個人的な愛好心であるにすぎないが、私がPSBのパフォーマンスのほうを好むのは、ニールの声への親しみからだろう。


 

イメージビデオ(フランシス・バーバー・バージョン)(You Tube)





★用語・人物メモ★

デヴィッド・ボウイ・・・メイクのプリンスだし、パントマイムもリンゼイ・ケンプに師事。「ブッダ・オブ・サバービア」という曲もあるし。

フランシス・バーバー(1958-)・・・イギリスの舞台女優、歌手。「Closer to heaven」で狂言回しビリー・トリックスを演じる。2006年のPSBBBCコンサート(ライブCDCONCREATE」)にゲスト出演。

ジョナサン・ハーヴェイ(1968-)・・・イギリスのTV・舞台脚本家。「Closer to heaven」の脚本を手がける。ゲイをテーマにした「The beautiful thing」で知られる。PSBの「West end girls」からインスパイアされたTVドラマも書いている。当然ながらゲイ。





 ほとんど年増のオカマかババアの女優ですね。どっちにしろものすごくキャンプでゲイゲイしい。
いや、実際はミュージカル「クローサー・トゥ・ヘヴン」の狂言まわし、ナイトクラブのベテランロック歌手、ビリー・トリックス(フランシス・バーバー)が歌うパート。



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