RELEASE2-12


If looks could kill

 


原文歌詞はこちらでご確認ください



何を望んでいる?
言うことは何もない
できもしない
驚きを隠して
なぜ装う?
単に報復したいだけ
言ってしまったこと
僕は死ぬだろう
視線で殺すことができるなら

どこに行くんだい
その陳腐な連中を
引き連れて
彼らは君の悲哀の物語を
ありがたがっているかい?
いつまでも物憂げに話し
コントロールをなくしたのかい?
僕は死ぬだろう
視線で殺すことができるなら

君は正当防衛で
行動していると思う
でも、まだ誰も騙していない
君には絶対に出来ない
唯一の罪は見当違いなこと
君の心配には驚かない
僕は死んでもう埋まっていることだろう
視線で殺すことができるなら

ユニークなイベントにようこそ
君が表現するものを僕らが見る
「戦闘開始」の合図を
見せつける
何も変わらないし
何も起こらない
正当防衛の問題は
僕は何も心配していない
僕は死んでもう埋まっているだろう
視線で殺すことができるなら
視線で殺すことができるなら


Written by Neil Tennant/Chris Lowe


Produced by Pet Shop Boys


クリス:これはレイ・ロバーツのスタジオで始めたな・・・。

ニール:・・・1983年ごろだ。「Rent」とか、もうみんなが持っているものと同じ頃だね。

クリス:ぐちゃぐちゃだ。

ニール:僕はマイクロフォンで歌っている。エコー・ユニットを使ってすごく大声で。で、クリスは・・・。
 
クリス:・・・ぼくは即興で弾いていた。

ニール:僕も同じようにピアノを弾いてたよ。

クリス:同時じゃないだろ?

ニール:僕もやったよ、クリス。僕は文字通り、マイクを取ってスタジオを横切って、“ピアノパートのパントマイム”をやった。僕らは同じ日に2曲書いた。これと、あと「A powerful friend」を。ちょっとクレイジーだったから、僕らはこの曲がずっと好きだ。僕らはちょっとこの曲が後期のソフト・セルに似ていると感じていた。僕らはこの数年間、これをやると延々と提案していた。まあとにかく、僕らは去年デモを掘り出してジョン・ピールのためのバージョンをやった。もっとエレクトロニック的にするって決めた。オリジナル・デモは「if looks could kill」とは別に、歌詞が入っていない。

クリス:"...they probably will
(多分そうする)

ニール:僕は歌詞のように聞こえるものをなにかやっていたけど実際にはなかったので、ジョン・ピール・ショーのために書かなければならなかった。すごく意地の悪い人物に対する話になった。見る事で殺したくなる、すごく、すごく酷い奴だよ。歌では、こんな風になっている。「I don't care - you don't scare me, love.(僕は気にしない・・・僕を恐がらないで、ハニー)」って。

(
以上、2002Literally26より)


 


★用語・人物メモ★

ソフト・セル・・・イギリスのテクノバンド。ヴォーカルのマーク・アーモンドとシンセのデイヴ・ボールの2人組で、PSBとちょっと似ている。マークはオープンリー・ゲイなので、ゲイ・テーマの曲も多い。

ジョン・ピール(1934-2004)・・・イギリスのDJ。「
If Looks Could Kill 」「A Powerful FriendTry It (I'm In Love With A Married Man)」のセッションがレコードになっている。

A powerful friend・・・ビデオはこちら。




 妙な歌詞ですね。恋人同士だった2人が別れて、今はその相手にめちゃくちゃ憎まれていることを、自覚している?う〜ん。「僕」はなんでこんなに余なんでしょうかね。ニールが一体何からインスパイアされた歌詞なのか、気になるところです。



 
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