RELEASE2-8


Positive role model

 


原文歌詞はこちらでご確認ください



ここに立つ
予定していた場所に
与えられたもうひとつのチャンス
掴むんだ、そして
もう一度始めるんだ
ダンスに加わる時間
僕が見たもの全部
そして僕がやった全てが
僕をここに導いた
嘘は忘れろ
僕が流した涙も
僕は違う方法でやっている

ポジティブなお手本が欲しい
ポジティブなお手本が欲しい

再発明
僕の意志
どうやって変わる?
僕たちは子供で、いずれ
少年は男になる
おかしな事とは思わない
傷ついた心
始めに
新しいアイデンティティ
愛を感じろ
上から
僕を見守っている

ポジティブなお手本が欲しい
ポジティブなお手本が欲しい

通りで僕は反応する
これが僕の歩き方?
話すたび自己反省する
話し方を変えなきゃならない
変わっていく世界の中で
君が出来るたくさんのことを
何故自分で選べないのかい?
君の敵のように
新しい自分を
想像したことはないのかい?
僕は違う誰かになれる
問題は、誰かってことだ

ポジティブなお手本が欲しい
ポジティブなお手本が欲しい
ポジティブなお手本が欲しい
ポジティブなお手本が欲しい

希望をおくれ
君の愛の全てを
希望をくれ


Written by Neil Tennant/Chris Lowe/White/Sepe/Radcliffe


Produced by Pet Shop Boys and Chris Zippel


ニール:僕らは2000年にグレイテスト・ヒッツを出すつもりだったとき・・・。

クリス:最後のときだ。

ニール:・・・僕らはこのアイデアがあった。僕らが「Happiness is an option」と「Somebody else's business」をやったとき、「NIGHTLIFE」の最後に入っていた。3曲の歌のサンプルをやった。「Happiness is an option」はラフマニノフをサンプルして、「Somebody else's business」はアイズレー・ブラザーズをサンプルしたものから始まった。そしてこの曲はバリー・ホワイトの「You're The First, The Last, My Everything」から取った。

クリス:僕はいつもバリー・ホワイト・コレクションを聞いている。 絶対に必要なものは持っているよ。 僕らはタンペラーのレコードが好きなんだ。

ニール:僕らは2度の行き来でクリス・ジッペルとレコーディングしたけど、この年にグレイテスト・ヒッツは出さなかった。これは元々がちょっと違っていたね、僕らがグラストンベリーでやったバージョンと。これはリハビリに関する風刺さ。修道院に入って、そこから出て、まっすぐ飲酒とドラッグに戻る人のこと。「back on everything(全て戻る)」ってことだ。「back on everything」は、僕が持っていたもう一つの別のタイトルなんだ。これは、「私は、子供のためのポジティブ・ロール・モデルであることが本当に重要であると思います」と言う有名人のその全体的文化に関するパロディーなんだ。ちょっと吐き気がするだろ。それから、これは「クローサー・トゥ・ヘヴン」のエンディングだ。僕が歌詞を書き直して、ストレート・デイヴの歌になったと思う。僕はいつもこれが「クローサー・トゥ・ヘヴン」には何の意味もなさないと思っていたけど、でも、それが正しく聞こえるし、それにフィナーレをもたらしたから、誰も気にしなかった。これはオリジナルのリリックだよ。

(
以上、2002Literallyより)


 

ライブビデオ(2000年グラストンベリー)(You Tube)





★用語・人物メモ★

セルゲイ・ラフマニノフ(1873-1943)・・・ロシアの音楽家、ピアニスト。

アイズレー・ブラザーズ・・・アメリカのファンクバンド。1950年代から現在も活動する。

バリー・ホワイト(1944-2003)・・・アメリカのソウル歌手。

タンペラー・・・
The Tamperer featuring Mayaとして活動。アメリカのダンスミュージック・グループ。




 この曲は「Closer to heaven」の曲中歌である。主人公のデイヴが恋人マイルエンド・リーを失って、悲しみから立ち直るシーンで使われる。つまりデイヴは自分を偽ることなくゲイとしてこの世界(デイヴが働くゲイ・クラブ)で生きていくことを決意するのだが、お手本が欲しいという。これは一般の社会のマイノリティでも同じ。お手本になるような人物をいつも探している。
 最後の「
Give me hope/Give me all your love/Give me hopeの部分は「Closer to heaven」の曲の一部でもあるが、実際PSBバージョンのトラックにはこの歌詞は入っていない。



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