アルバムレビューVery

ニール：陶酔のダンス・ミュージックとして書かれた
(一言コメント：1999年)

原文歌詞はこちらでご確認ください

愛よ永遠に
永遠の恋をしたことがあるかい？
愛よ永遠に
永遠の恋をしたことがあるかい？

今までに、一晩中語りつくした事があったかい?
誰かにただ会うだけで
新しい人にすごく興奮したろ
決して眠らなかった事を忘れたかい?
急進的で、実用的で、静かな駆け引き
すべては太陽のもと
批判的で、政治上で、突如として肉体的
キスからそれは始まった

愛よ永遠に
永遠の恋をしたことがあるかい？
愛よ永遠に
永遠の恋をしたことがあるかい？

あの嵐の夜に歩いていたかい?
雨に気づかなかったかい?
時間が正確だとはっきりしたかい?
そして、二度と家に帰らなかったのかい?

愛よ永遠に
永遠の恋をしたことがあるかい？
愛よ永遠に
永遠の恋をしたことがあるかい？

Written by Neil Tennant/Chris Lowe

Produced by Pet shop boys

ニール：これは、元々1992年の終わりに、僕たちが結局リリースしなかったバージョンの「Go West」のB面のためのものだった。僕は「Forever」の最初の歌詞がいいと思ったことは一度もない。今でも僕はそれに困っている。僕たちがそれをリリースしなかった後、僕は、何も迷わずに最初の歌詞を取ってしまうことができるとわかった。それからそれをRelentlessに入れて、「Forever in love」というタイトルになった。でも、これはオリジナルのバージョンだ。デヴィッド・ボウイの「Low」のような、出来上がっていないような歌詞がちょっとだけあるというアイデアが気に入っている。

クリス：地方にこのスタジオを持っていたから、僕は伝統的な歌詞のコーラス・ポップ・ミュージックにならないダンス・ミュージックをたくさん書いていた。それがVeryには入れないつもりなのを知りながら、僕は書いた。そのうちいくつかはRelentlessになった。決して日の目を見ないと確信できるような他の散らかったトラックがまだあるよ。

ニール：それは初めて恋に落ちることについてだ。僕の人生から何かある特定のことについて考えていたと思わない。

クリス：中央の3分13秒で巨大な大きいディスコ・ビットがある。それは完全に突然やって来る。次に来ることを予想できないだろう。で、全部のトラックの上に入れなければならなかった義務的なハウス・ピアノがある。

(以上、2001年ブックレットより)

イメージビデオ（アンオフィシャル）(You Tube)

★用語･人物メモ★

Relentless・・・「Very/ Relentless」として2枚組みで「Very」と同時に発売されたアルバム。ほとんどインストゥルメンタルのアルバム。「Relentless」単体発売はアナログのみ。（「その他」の「Relentless」レビュー参照）

デヴィッド・ボウイの「Low」・・・1977年のボウイにとって10枚目のアルバム。ブライアン・イーノ参加。ボウイの最高傑作のひとつで、ニールとクリスが一番ボウイに影響を受けていた頃のアルバム。

　この曲は、アルバム｢RELENTLESS」の2曲ある“歌詞入り”のうちのひとつ。もともと｢RELENTLESS」は歌詞を入れないコンセプトだったようなので、歌詞に重い意味はないと思われます。

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