VERY1-11

One in a million


クリス:テイク・ザットのために書いた曲。でもクリスが彼らと仕事をするのを嫌がった
(
一言コメント:1999)

 

 


原文歌詞はこちらでご確認ください



この気まぐれは何故?
僕はすっきりしない
むしろ一人にして欲しい
僕は君の愛を失ってしまったのかな?
もう十分なの?
ものすごく憤りを感じているの?
どうやったら君に分かってもらえる?
君が去ることが出来ないという
意見は違っているのかな?

100
万人の男のひとりなら
君の考え方を変えられたかも
100
万人の男のひとりなら
ベイビー、それは僕しだいなんだ

僕は君を邪魔するつもりなんてない
君を引き止めておくなんて出来ない
当然拒絶されると思うけど
君は僕の一部
僕のファミリーなんだ
君がいないなんて耐えられない

100
万人の男のひとりなら
君の考え方を変えられたかも
100
万人の男のひとりなら
ベイビー、それは僕しだいなんだ

遠慮なく去ってくれ
だまされたと思うなら
でもお願い、信じてくれ
僕はいつだって君に戻って欲しい

100
万人の男のひとりなら
君の考え方を変えられたかも
100
万人の男のひとりなら
ベイビー、それは僕しだいなんだ


Written by Neil Tennant/Chris Lowe


Produced by Pet shop boys
Additional produced by Stephen Hague

 


クリス:一度はイタリア語じゃなかった?

ニール:ああ。コードは1984年頃に書いた。で、違った歌詞があった。ちょうど僕たちが最初のマネージャーとしてトム・ワトキンスと契約した時だった。 僕たちは大きなプロモーションの小冊子とテープをやって、プレス・リリースに小さいロゴのイタリア語で
100万人の男のうちの2と翻訳させた。 トムは、それが気味悪いアイデアであると思った。彼は正しかったと言えるだろう。

クリス:僕たちは最終的に、それはうぬぼれ過ぎだと思った。

ニール:信じられないほどのうぬぼれだよ。

クリス:おかしな考えだ。 僕たちの銅像みたく。

ニール:僕はそのアイデアを克服しことは一度もないよ。VERYを作るためにある日、僕たちはスタジオにいて、僕らは苦労してこの曲を「It's up to you(それは君しだい)」とつけた。
これは僕たちが奮闘した1曲だからね。クリスは言った「君は僕らがやった古い曲One in a million menをやったら」って。それがこの曲だ。「It's up to you」のもともとのコーラスはすごく弱かった。whatever you do/tonight/it's up to you/tonight(君が何をしても/それは君しだい/今夜)」でも、コンピューターの音声が歌の最後で「It's.. .up. . .to. . .you」と言うのはそういう理由なんだ。歌の終わりの方で、キー・チェンジがある。

クリス:いつでも自暴自棄のサインがある。 僕たちがDiscoVeryツアーのライブでそれをやったとき、Culture Beatの「Mr. Vain」を入れた。

ニール:これはテイク・ザットのシングルには決してならなかった。 彼らは、僕たちと一緒に仕事をしたがった。僕たちはこの歌でそれが出来たと思う。僕たちにはこの歌は若過ぎるのが心配だった。 僕はサーム・ウエストで、一度、非公式の世論調査を取った。
「僕たちはテイク・ザットのためにシングルをプロデュースするべきだと思いますか?」っいう。で、皆言った。「うん。君達がやるならクールになるよ」って。僕は「なるほど」と言って、クリスは「うーん、僕らはまだやるべきじゃないな」と言った。

クリス:彼らはかなり上手にやっただろうね。 僕は、テイク・ザットがみんな簡単にやるのが想像できた。

ニール:ゲーリーではなくロビーがメイン・ボーカルをやっただろう。 すばらしかっただろうな。歌詞は難しい恋愛関係に関するものだ。それは自伝的なんだ。恋人は別れたがっているけど、主人公はそうしたくない。彼は、彼らの気を変えようとトライすることがすごく重要な決定だと気がつく。この人はすごく頑固で、100万人の中の一人の男だけが彼らの心を変えられると歌っている。そして歌っている男は、そういう男にならなければ、と言っている。 

 (
以上、2001年ブックレットより)

 

イメージビデオ(アンオフィシャル)(You Tube)



 

★用語・人物メモ★

テイク・ザットTake That・・・イギリスのボーカル・グループ。ゲイリー・バーロウロビー・ウィリアムズマーク・オーウェン、ハワード・ドナルドジェイソン・オレンジ5人。2007年のロビーを除く4人の再結成も成功し、その年UKで最もセクシーな人(たち)にも選ばれた。解散の原因にもなり再結成に参加しなかったロビーの動向が注目されるが、いまだ不明。ニールとロビーの交友関係は有名だが、ニールはロビーを個人的に贔屓しすぎなのでは?

Culture Beat
・・・ドイツのユーロ・ダンス・グループ。1989年結成。最大のヒット「Mr. Vain」は1993年にUKでもシングル・チャート1になったヒット曲。ビデオはこちら。




 ニールがテイク・ザットにご執心だった模様・・・でもなぜクリスが嫌がったかは不明です。まあ、確かにこの曲はアイドルっぽい。デビュー時にPSBがこういうのをやっていたら、また評価は変わっていたかもしれません。



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