YES 2-9

My girl


原文歌詞はこちらでご確認ください



僕のあの娘は僕を狂わせる
今夜は映画を見たくなかったんだけど
僕は言い出せなかった
僕は十分だと彼女は思った
彼女はわからないのかな?
彼女は優しいのかな?
僕は家にいるのが好きなんだ
一人でTVを見ていたいんだ
時々ね

僕のあの娘は僕を狂わせる
1
時間電話しても
僕たち言葉を交わすのもやっと
何度もやったけど、聞いてもらえなかった
なぜ説明できないんだろう?
なぜこの痛みを感じるんだろう?
僕が全部言っても
彼女は分からない
彼女は気がつかない
彼女は全部、間違った方法で受け止めている

僕のあの娘は僕を狂わせる
僕たちはこの前の夜に喧嘩した
仲直りしたいと思って
明るくなるまで、話し合った
賛成したと思ったよ
徹底的に論じたと思ったよ
今は、僕が話す時だ
彼女は、僕がかまってくれないと言う
彼女は、僕が気づかないと言う
今は、僕の気が弱いと言うんだ


Written by
Mike Barson


Arrangement by Pet Shop Boys



*この曲には現在のところ本人たちの公式コメントがありません。見つかり次第アップします(もしご存知でしたら教えて下さい)。

*以下はアメリカのファン・マスターWayne博士のサイトの曲説明を訳したものです。
http://www.geowayne.com/psbhtml.htm

200852日、ペット・ショップ・ボーイズは、彼らの長年の友人Dainton Connellの家族のためのショーの一部としてロンドンのナイトクラブHeavenでパフォーマンスをした。彼は前年、自動車事故で亡くなった。元々、彼らのセットに含まれているのは、1980年にUK3位のヒットになった「My Girl」の特別なリメイクだった。その曲はスカ・リヴァイヴァル・バンド、MadnessのメンバーであるMike Barsonによって書かれた。舞台上で、クリスとニールは、Madness2人のメンバーでDaintonの友人であるSuggs (Graham McPherson)と、リード・ボーカルのChas (Carl Smythe)とカバーを演出した。

このパフォーマンスに備えて、ボーイズはニールのリード・ボーカルのデモ・バージョンをレコーディングした。慈善興行のすぐ後に、彼らのファンが喜んで聴けるように、彼らは、自分達の公式ウェブサイトで自分達のデモをアップした。それは陳腐かもしれないが、それは正しい事だ。Petsは全て彼ら自身でこの歌を歌った。この歌は完璧に楽しく弾むように軽いスタッカートだが、テクノ・リズムは彼のちょっと大変なガールフレンドと欲求不満のナレーターの嘆願を伝え表すのを手助けする。そのガールフレンドは、彼を絶対に理解していないのだが。”僕は、時々、たった一人でテレビを見るほうがいい”(つまり、どんな男でもそうしたがっていないだろうか?) ニールはドライで、控え目な声で歌う。ニールのドライで控えめな声高は、彼が誰であろうとも、彼を完全には受け入れられない誰かと恋をし、見込みのない状況にいるのに気づくナレーターの悲しみを、我々の感覚にもたらす。

我々の英雄たちは、歌の最初のスカ・スタイルを、彼ら自身のシンセポップのフィルターを通した素晴らしい仕事をした。その結果、それは1980年代のポップ・チャート内で場違いの1曲ではない。実際、それはオリジナルの四半世紀以上のちに、すごく成功するシングルを作ったかもしれない。


 

 

ビデオ(アンオフィシャル)(You Tube)



ライブ(2008 at Heaven)(You Tube)




★用語・人物メモ★

Dainton Connell・・・PSBの元ボディ・ガード&アシスタント。2000年頃までPSBの仕事をしていたが、以後はPSBの友人としてファンにもおなじみだった。2007104日、クリスの誕生日にクリスと一緒に訪れたモスクワで、クリスの招待主であるクラブ・オーナーとともに自動車事故に遭い、死去。48歳、良き父、良き祖父だった。ロンドンでは、熱狂的アーセナル・ファンの彼の為に、お別れ会がアーセナル・スタジアムで試合後に行われた。

Madness1976年ロンドンで結成されたスカ・バンド。いったん解散したが、1992年再結成。現在のメンバーはオリジナルと同じ7人。ホンダのシティのCMIn The Cityで日本ではおなじみ。「My girl」は1978年、ファースト・アルバムからの3枚目のシングルで、UKではチャート3位。





 この曲のオリジナルはMadness1979年の曲。200851日、ロンドンの「HEAVEN」で開催されたDainton Connell(PSBの元ボディ・ガード、パーソナル・アシスタントで、2007104日にロシアで事故死)の家族へのチャリティー・イヴェン"Can You Bear It?"MadnessGraham McPherson (Suggs) and Carl Smyth (Chas Smash)ともにパフォーマンスされた。その後、ニールがヴォーカルを録り直してトラック化されているが、リリースはされていない。PSBの公式HPで聴くことができる。

追記:2009年12月14日発売のミニ・アルバム「Christmas」にカバー・バージョンが収録されて、リリースされました。



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