YES 2-5

The former enfant terrible


原文歌詞はこちらでご確認ください



「バンドワゴンをくれれば、僕はそこで非難する!」

彼を哀れんでくれ
元恐るべき子供を
アスピックでの彼のキャリア
快楽の中の性癖を
勇敢に試みている
迂闊な変化
年をとる侮辱から
国宝まで

「バンドワゴンをくれれば、僕はそこでジャンプできる!
たたくドラムがあれば、強く叩く!
批評があれば、それを利用する!
気に入らないなら、我慢しろ!」

カメラが周りにある限り
彼は休まないだろう
彼は道徳的な高みのための
口論を始めるだろう
最高賞を獲得するのには、十分ではない
彼は貴族院に入るまでハッピーにはなれないだろう

「バンドワゴンをくれれば、僕はそこで非難する!
たたくドラムがあれば、強く叩く!
批評があれば、それを利用する!
気に入らないなら、我慢しろ!」

自己宣伝では、彼は主人だ
週の中ごろは災害だけど
彼らは簡単に多くのものを修理していたものだった
古き良き時代は、おもしろくてもっと低俗だった

彼を哀れんでくれ
元恐るべき子供を
アスピックでの彼のキャリア
快楽の中の性癖を
勇敢に試みている
迂闊な変化
年をとる侮辱から
国宝まで


Written by Neil Tennant/Chris Lowe


Produced by Xenomania

 


*この曲には現在のところ本人たちの公式コメントがありません。見つかり次第アップします(もしご存知でしたら教えて下さい)。

*以下はアメリカのファン・マスターWayne博士のサイトの曲説明を訳したものです。
http://www.geowayne.com/psbhtml.htm

クリスとニールは、20054月下旬にこの歌を作曲した。4年後、クリスはペット・ショップ・ボーイズのTwitterのページに、Yesのセカンド・シングルのボーナス・トラックの1曲としてこの曲をリリースすると書いた。それは”オリジナル”のバージョンとリミックスの両方があった。

タイトルのフランス語のパートは”awn-fawn tair-EE-bluh“と発音し、”恐るべき子供たち”という意味で、中傷的に悪い振る舞いで評判の非常に優秀な若者のことを言うのに、一般的に用いられる。名義上の主役は以下に非難されたように説明される。

彼を哀れんでくれ / 元恐るべき子供を
アスピックでの彼のキャリア / 快楽の中の性癖を
勇敢に試みている / 迂闊な変化
年をとる侮辱から / 国宝まで

辛辣な歌詞は、ニールによって発声された(歌われてはいない)「元恐るべき子供」自身のコーラス(”バンドワゴンをくれれば、僕はそこで非難する!”)の間を行き来する。そして、徹底的に不賛成なコメンテーターによって、より冷静に、しかし、あざ笑って話される歌詞(彼は貴族院に入るまでハッピーにはなれないだろう”)がある。そうだとすれば、この曲はファンに不思議に思わせるのに十分であるとわかる。"How Can You Expect to Be Taken Seriously?" の場合のように、このトラックは特定の現実の有名人についてだろう。もしそうならば誰か?候補には不足だ。しかし、ニールはボーイズの公式ファンクラブ会報誌Literally20097月号でこれを明らかにした。この歌は”ナイトの爵位を得るミック・ジャガーから少しインスパイアされた”と。しかし彼はすぐに付け加えた。「でも、それだけじゃないよ。」

音楽的に、トラックは極端に冒険的だ。バッキング・トラックの”テクノ”は繰り返しのアナログ・シンセのパターンのような音によって支配されている。本質的にはメロディーを欠いていて、それは何人かのファンによって、同様に実験的でほとんどチューンのない「The Sound of the Atom Splitting」と比較された。少なくとも、そのリスナーの耳には、この曲は以前の作品よりもかなりの進歩である。

私はその歌詞、「Bring it on!(やっちまえ!)」に注意せざるを得ない。歌詞は2度使われている。最後の方と一番最後、その後、リミックスされて付けられた。2003年のイラクの仮想敵へ” Bring 'em on!”と言ったジョージ W. ブッシュ元大統領の悪名高く横柄であさはかな訪問に少し対応している。


 

 

ビデオ(アンオフィシャル)(You Tube)




★用語・人物メモ★

the former enfant terrible・・・フランス文学「Les Enfants Terribles」(ジャン・コクトー作)のもじり。親密な姉・弟の間に一人の少年が入ったことで関係が傾いていく。

jump on the bandwagon(バンドワゴンの上でジャンプ)・・・だれかが何かを支持して増加している運動に参加すること。

aspic
“肉のゼリー料理”の意味。そこから転じて“不条理に自分にまとわりつく環境”のようなニュアンスかも。Anthony Mannのスパイ映画「A Dandy in Aspic」(1968年)からのインスパイア?キング・キリムゾンの「LARK'S TONGUES IN ASPIC」かも?





 。



NEXT

BACK