YES 1-

Vulnerable


原文歌詞はこちらでご確認ください



僕を強いと思うかもしれないけど
僕は間違ったことはできない
でも僕は傷つきやすいんだ
君かいなきゃ傷つきやすいのさ
僕はわかりにくいかもしれない
君は僕を嘘つきだと言うかもしれないけど
僕は傷つきやすいんだ
すごく傷つきやすい
君がいないと

タフが前提でことであることはわかっている
僕の怒り全部、それは十分鮮明だ
友人とさえも、僕は競争しなければならない
通りを歩くときは、僕のようにやってみればいい

簡単じゃない
時に
公然と
生き残ること

僕を強いと思うかもしれないけど
僕は間違ったことはできない
でも僕は傷つきやすいんだ
君かいなきゃ傷つきやすいのさ
僕はわかりにくいかもしれない
君は僕を嘘つきだと言うかもしれないけど
僕は傷つきやすいんだ
すごく傷つきやすい
君がいないと

僕が弱く見える事に堪えられないって知ってるだろう
疑ってくれ、それは僕のただのテクニックだ
時間を費やしても、少なくとも僕は逃げない
少しの虚勢がたくさん働く
僕は何物でもなく
踏み石なんだ
でも僕は人生を送ることができなかった
私生活は孤独だ

僕を強いと思うかもしれないけど
僕は間違ったことはできない
でも僕は傷つきやすいんだ
君かいなきゃ傷つきやすいのさ
僕はわかりにくいかもしれない
君は僕を嘘つきだと言うかもしれないけど
僕は傷つきやすいんだ
すごく傷つきやすい
君がいないと

夜に
目覚めたままで横たわる
何時間も
計算してみる
僕は十分いい人間だろうか?
路上でこのショーを
やり続けてもいいだろうか?
僕は生き残れるだろうか?

時々、僕が君を愛してないと思うに違いない
僕たちが分かち合えることに感謝すらする
僕は何物でもないけど
踏み石なんだ
君を愛しているのは真実だし
僕はひとり気が狂いそうだ

僕を強いと思うかもしれないけど
僕は間違ったことはできない
でも僕は傷つきやすいんだ
君かいなきゃ傷つきやすいのさ
僕はわかりにくいかもしれない
君は僕を嘘つきだと言うかもしれないけど
僕は傷つきやすいんだ
すごく傷つきやすい
君がいないと


Written by Neil Tennant/Chris Lowe


Produced by Xenomania



ニール: Vulnerable」も、デモと変わっていない。

クリス: この曲は僕たちが最初の訪問のときにブライアンにプレーした別の曲だ。つまりオーディションさ。

ニール: デモは、実際は違ったキーがあった。僕がそれを歌うことができなかったから、僕たちはそれを落とした。彼らはそれをちょっと強くしただけ。僕たちがこの曲を書いたとき、いつもそれがシングルになるだろうと思っている。最初にそれをプレーしたのは、ParlophoneNick Gaffieldだった。彼はEMIA&Rのグローバル社長で、これは「Love etc.」よりもシングルにするべき曲だと思っていた。彼は、それをデュエットにしたいと思っていたようだ。カーラ・ブルーニ(現仏大統領サルコジ夫人で、元々モデルで歌手)にアプローチする話があった。それはデイヴ・ドレル(当時のマネージャー)のアイデアだった。僕は、彼女がそれを歌うのを想像出来た。歌そのものは僕たちの知人の女性の観点から歌われている。かなり簡単だから、よく知っているだれかに関して書くのは楽しい。他の誰かの観点から歌うのは、面白いとわかった。歌うのは開放的ですらある。外側の殻はとても強くて攻撃的なある誰かは、しかし内面は本当に傷つきやすい。この人は彼らのパートナーに歌っている。そのパートナーは、彼らにとってそんなに重要であるように見えないけど、本当はかなり重要なんだ。

クリス:でも、僕たちは皆、実はちょっと傷つきやすいんだよね?

 

ニール: そう思うよ。この歌はたぶん本当は僕についてのことだと思う。

 

クリス: こういう多くの歌は、本当に簡単に出来た。音楽はまさしくすごく安易だった。ちょっとエレクトロポップで。これがそういうものだ、本当に。

ニール: ギターは、実際にクリスがプレーしたサンプルだ。いつもそれがちょっと「Voyage Voyage」(1986年フランスのシンガー
Desirelessの曲)とかそういうようなとてもフレンチに聞こえるような感じがしたから、この歌は好きだ。特に美しいメロディーがあると思う。僕たちが当然のように書くタイプのメロディーだ。でも、時々メロディーの全体のアイデアがいま時代遅れかどうかを考える。

クリス:僕たちは、見通しのきかないアルバムを次に作るつもりであることを覚えておかないと。何もナシで。狙いは、誰も好きになりそうにないアルバムを作ることだ。

 

ニール: それで何を達成したいの?

 

クリス: 満足感さ。僕は、時々自分たちに音楽的才能があり過ぎると思う。トレヴァー・ホーンが一度僕たちに言ったように、それがロックンロールが発明された理由だ。

 

ニール: 違う。ブライアン・イーノがそれを言ったんだよ。

 

クリス: ブライアン・イーノか。

 

ニール: 僕たちは、公正に見て、その時ノエル・カワードの歌をアレンジしていた。

クリス: まさしく! 僕は、3コードは多過ぎると思う。ロックンロールは、実は誰でもプレーできて、考える必要はない何か簡単なもので出来ているから、音楽的才能のすべてをぶち壊すために発明された。だから次のアルバムで、みんな僕たちからこのような音楽的才能を全て手に入れられるとは僕は思わないね。

(以上、Literally 3420097月より)

 

 


テナント「これは、僕が役を演じている歌だ。クリスがトラックを書き始めたとき、フレンチ・ユーロポップのように聞こえたから、気に入った。それはちょっとDesireless"Voyage,Voyage" を思い起こさせる。歌詞は完全に他の誰かからの観点から書かれている。これは実際にすべて本当だから、すごく言葉巧みにつじつまが合っている。」

(
以上、Big Issue in the Northより)




一貫しているPSBらしいサウンドとメロディの曲である。
「コート・ダジュールをドライブしているようなイメージを思い浮かべる曲だ。」(クリス)

 (以上、2009年「YES」ライナーより)

 

 

ビデオ(アンオフィシャル)(You Tube)




★用語・人物メモ★

Desireless1952-・・・フランスのシンガー。Voyage,Voyage(1986)はフランスのみならずUKを含むヨーロッパでも流行った彼女の最大のヒット。





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