★イギリス旅行記★

〜’041月〜

 

 

2/3,写真を足しました(提供:さきちゃん)

プランニング

 

 今年もイギリスです。毎年パリも行くのですが、今年はイギリスだけにしぼって、ロンドンと、イギリス第2のアンティーク街バース、それにその周辺に行くことに決めました。バースはイングランド南西部の町で、「風呂」の語源になったローマ帝国時代の古い街。今でもリゾート地です。もちろんロンドンから電車で行けますが(パディントンから2時間半)、バースの周辺には、面白そうなところがたくさんあり、それらは車がないと行きにくいので、レンタカーを借りる事にしました。レンタカーは日本で予約した方が安くて(しかも日本語で頼めるし)いいですよ。車種(大きさ)、オートマ、マニュアルなども、サイトで確認して申し込みできます。ちなみに、私が借りたのはAVISのオートマのミニバン(7人乗り)。現地で任意保険に入りますが、それも入れて1日¥17,000くらいです。4人で行ったので、そんなに高くないと思います。今回は4人のうち3人、運転できますから。日本で手続きして、あとは空港のレンタカー会社のカウンターにバウチャーを出すだけ。バスで駐車場に連れて行ってくれるので、番号の駐車場スペースに行くだけです。

 

 航空券、ホテルなども、今回は全てインターネットで予約。お城だけは日本で予約できないので、直接メールして予約。いやあ、インターネットはこういう時、便利だ!

 

ルノーのミニバン。運転しやすい。

 

今年の参加メンバー(今回、全員酒豪)

●いそべっち・・・去年に続き、2度目。酒好きのオットコ前。私の妹だと間違えられている。

●さきちゃん・・・イギリス大好き、猫大好き、ハリー・ポッター大好き。最年少。

●ねえちゃん・・・さきちゃんのねえちゃん。ただし血縁関係なし。恐怖のナース。

●私(いそべ)・・・まいどおなじみの私です。

 


初日・1/19

 

 相変わらず地方からの出発は朝が早い。航空券は「ロンドン直行便」という航空会社3社未定だったけど、旅行会社には「遅めなのがいいです」と頼んでおく。効果のほどは不明だけど、頼まないよりリクエストした方がいいよね。結局ANAで、希望どおり(日系は最終日も夜出発なので、1日お得)。

 去年はJALだったけど、JALよりも少し座席が広い気がしました(しょせんはエコノミーですが・・・)。あと、映画が個別スクリーンなのは2社とも同じですが、JALが決まった時間に映画をリピート放送しているのに対し、ANAはビデオ方式でいつでも見られ、巻き戻し・一時停止・早送りなど可能でした。これは飛行機の新旧の違いかもしれません。

 私が欧州旅行で一番嫌いなのは、行きの飛行機がバカ長いこと。12時間だよ〜。帰りは気流の関係で少し早いし、疲れて爆睡だからいいけど。でも、今回はねえちゃんから睡眠薬を貰ったので、映画を2本見て、後はほとんど寝てしまった!よかった!あっという間にヒースロー空港。

 

 同日午後3時頃ヒースロー空港に到着して、さっそく両替して、AVISでレンタカーを借りる。ロンドンに入らず、そのままバースに行ってしまう予定。疲れがちょっと心配だったけど、テンション高い方が意外によかったりもするでしょ。いざ出発。

 イギリスは左車線・右ハンドルなので、ほとんど違和感なし。ただ、サイドブレーキが変なところにあったり、ワイパーとウィンカーが逆だったり、ラジオが結局最後までどうやっても付かなかったりしたけど。途中のサービスエリアで軽く夕食をとって、小さなロードマップを買ったけど、バースで高速を降りてから、ちょっと迷ってしまいました。だって、ロードマップは道路番号しか書いていないし、高速を降りてから街灯がひとつもない山道なんだよ〜。30分ほどロスしたけど、3時間ほどで目指すホテルに到着!

 

 バースは大きな町ではないので、ホテルも中心街。駐車場は近くの有料を利用(24時間\2,000)。まあまあ高い(といっても朝食つきツイン1人\6,800)ので、部屋は広いし、朝食も伝統的イングリッシュ・ブレックファースト。私たちの2部屋は、ロビーから少し入ったグランドフロアの、ちょっと特別室っぽかったです。

 

 

アビーホテル。おすすめです。有名なティーハウス、サリー・ランもお向かい。

 

ソファもあるので、4人で十分、話しができます。

 

 ホテルにチェックインして、ちょこっとふらりと外の様子を見に行ったのだけど、ついつい、そばのパブで1杯ひっかけてしまいました。やっぱりビール(ビター)がうまいよ!

 

 

イングリッシュ・ブレックファースト。コンチネンタル(オレンジジュース、クロワッサン、コーヒーまたは紅茶、シリアル、ヨーグルト)のほか、ホットミールのフル(トースト、卵料理、ベーコン、ソーセージ、ハッシュドポテト、ベイクドトマト&マッシュルーム、ビーンズ、ブラックプディング、小さな揚げパン。)

ホットミールは数点チョイスも出来ますが、よほど体調が悪くなければ、是非「フル」で。

「ブラックプディング」(手前皿の左の黒いもの)は、ポークの血を固めたものですが、思ったより臭みはないです。

 

 

 

 

 

2日目・1/20

 

 残念ながら、今日は雨。でも、目的のひとつ、ストーンヘンジに出発します。ちなみに、道路はアルファベット&数字で示されていて、Mがモーターウェイ(高速道路)、Aが主要道路(国道のようなもの)、Bがその他の道路で、数字が1桁→4桁と増えていくに従って、地方・田舎になるそうです。

今日は道に迷いません。それにしても、田舎とはいえA道路、しかも平日の朝。全然車が走っていません。ストーンヘンジなんて世界遺産の超有名観光地なのに、近くなっても道路はガラガラです。まあ、シーズンオフだし、こちらには合がいいのですが。

ただっ広いソールズベリー平原に突然その巨石群は現れました。近くへ行くには5£の入場料が必要です。保護のためにあまり近くまでは行けないのですが、周りに比較対照がないため思ったより小さい感じです。

 このあたりはミステリーサークルの多発地帯(麦の収穫時の4〜5月に出現)なので、なんともいえない不思議な感じ。何があってもおかしくないです。こういう広い場所は、日本ではなかなかない風景です。

 

UFO!?・・・いや、ヘリでした。

 

 

 ストーンヘンジの後、その他の遺跡に向かいます。白馬の地上絵とシルベリーヒル(墳墓型の丘。ただしお墓ではないそうです)はすぐに見つかったけど、エイヴリー(岩の巨石群)がなかなか見つからない。もう少し案内板が欲しいです〜〜。車を走らせているうちに迷子になり、小さな町にたどり着きました。パーキングの前にパブがあり、ちょうどお昼だったので、休憩します。さすがにビール!とはいえず、ちょっと残念でしたけど、フィッシュ&チップスは食べました。ものすごい巨大!おいしい〜〜。パブはどこもおいしいのです。カウンターのお姐さんに街の名前を聞くと、“マルバラ”だと判明。そんなに迷っていませんでした。

 

 お昼の後、500年前から外観が変わっていない町、カッスル・クームに行くことにしました。ここはもう、コッツウォルズの南の一部です。今回、コッツウォルズは行けたら行こう、くらいの気持ちです。どうせだったらこんな季節外れではなく、春か秋に行ってみたいなあ。

 

 

 

 

カッスルクームもシーズンオフ。

 

夕方、バースに戻りました。車での移動でまだおなかがすかないので(というより、昼の巨大フィッシュ&チップスがヘビーに効いている!)、バースの街をウロウロして、結局、食べるより飲む!!という風になりました。バースビールという、バースの地ビール(うさぎのラベル)がすーごーくーうまかったですよ!(近くのスーパー、ウェイトローズで売っていました。おみやげ用のグラスがセットになったものも売っていたので、たぶん名物なのでしょう。ちなみに瓶ビールですが、このスーパーのお酒売り場には栓抜きが売っていない!店員も、聞いても知らない!ホテルで借りましたが・・・。)

バースの街は、さすがロンドンより夜が早いです。8時頃にはレストランやパブ以外のほとんどのお店が閉まってしまいました。

 

ちなみに、ホテルの裏。


 

2につづく

 

 

 


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