2013年6月13(木)
さて、パリも4日目。そろそろ空気感にも慣れてきました。たいてい馴れて来たころに帰るんですが…。
ところで、パリの移動は、私はバス派です。メトロ(地下鉄)が大嫌いだからです。嫌いな理由は、汚いとかスリが多いだとか階段が嫌いだとか、いろいろありますが、一番の理由は、私は地下から地上に出てくるとまったく東西南北がわからなくなるので、出口を出たらどっちが行きたい方向かわからなくなります。バスなら車窓が見えるので、だいたいの方角はわかりますから。
とはいえ、バス移動は比較的パリの地理や地名に馴れているから出来ること。馴れていなければやっぱりメトロが一番”堅い”移動手段でしょうね。ただ、観光や買い物して疲れて荷物たくさん持っている時などは、身の回りの安全に気を使うのもだるくなるので、ホテルまでタクシー使うくらいの贅沢は許容範囲でしょう(タクシーは日本より安いし…ただし、パリの朝夕のラッシュや一方通行の多さは異常なので、思ったより時間はかかります)。
パリに週初めに到着して3〜4日滞在するなら、ナビゴ・デグーヴェルトNavigo Decouverteが便利です。1週間(日曜日〜土曜日)、市内のメトロ、バス、トラムなどに全て乗り放題のパスです。
メトロなどの窓口に行って、「ナビゴ、ユンヌスメンヌ、パリ、シルブプレ」というと、パリ市内(2ゾーン)1週間使えるチケットと、写真を貼るパス2枚が組になったものをくれます。発行手数料5€と、1週間パスの代金(この時点で19.5€)を現金またはカードで払います。メトロ構内にインスタント証明写真機もありますが、壊れていることが多いので、顔写真を日本から用意しておきます(2X3cm)。このパスはかなり安いです。メトロやバスにあまり乗らないようなら回数券のカルネで(10枚14€ほど)十分ですが。1カ月用パスもあります。
★★★
4日目の朝も、贅沢な朝食で始まります。Mさん希望の、アンジェリーナAngelinaで朝食です。ここも銀座にありますが、サロン・ド・テですね。モンブランが絶品です。
コンチネンタル朝食(パン&飲み物)に、モンブランを追加しました。贅沢だわー!でも、Mさんはケーキいっぱい頼んでて、ちょっと貰ったら、全部美味しい、そして甘い!
エクレール、ミルファイユ、モンブラン、そしてキャラメル・アイス、ショコラショー!!!
Mさんは本日帰国なので、ここでお別れ。私とKさんは、さらにパリ探検です。
オペラ座近く、キャトル・セプタンブルにあるアンティーク&デッドストックのリボンや布のお店、ウルトラモッドUltramodに。
こういう雰囲気、大好き!「Street of crocodiles」の洋品屋さんみたい!!!↓これ
こちらのお店、日本人女性の店員さんがいらっしゃって、丁寧に説明をしてくれました。通りを挟んで2軒、リボン屋さんと帽子屋さんがあります。記事によると、帽子屋さんの方では以前、ジャン・ポール=ゴルチェが働いていたとか。また、店内でリュック・ベッソンが映画の撮影もされたようです。眠っているリボンや布はまさに貴重品。本当に異空間です。ゆっくり見ていたいお店ですねー。
とはいえ、もちょっとザクザク切ったりできる布を探してモンマルトルへ。モンマルトル周辺は下町なので、激安ショップが多いです。
その前にランチ。
映画「アメリ」でヒロインが働いていたカフェとして有名になった、カフェ・デュー・ムーランCafé des Deux Moulins。観光地でありながら、ランチが安くて美味しい。
サーモンとクリームチーズのミニ・タルタル・バーガー。香草のディルが効いてて美味しい。
ステーキ&ローストポテト、ブルーチーズのソース。ボリューミー!ソースおいしい!相変わらずフランス・イモは美味しい!前菜+メイン、またはメイン+デザートで17€ほど。
結局、モンマルトルの布の激安チェーン店、Couponで布を2枚購入。もっと欲しかったけど、布は重いので、厳選しないと持って帰れない…。
レトロな薄い生地と、刺繍の入った厚めのファブリック。日本にはなかなかない色だし、安いなー。
ホテルからの、暮れゆくモンマルトルの丘。今日もパリを堪能いたしました。
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