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♪♪妄想乙女マーガレット通信★vol.34♪♪
別冊「まりりんのの日記」/ペットさん(ペット・ショップ・ボーイズ)偏愛フリーペーパー
第33号・2006年06月発行★発行人:まりりん石原、執筆乙女:クリスティーナ・マーガレット・ロウ
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マーガレットです。きゃ〜〜、ライブももうすぐ!というか、みなさんがこれを見ているころには、私はロンドンでライブを見ています!次回はライブのご報告をします!
★★★★今日の乙女訳★★★★
『Fugitive(逃亡者)』(`05)
新アルバム「Fundamental」限定版付属「Fundamentalism」収録のこの曲は、日本版でも歌詞がついていなかったので、訳してみました。イントロには飛行機の飛ぶ音が聞こえ、少なからず9-11アメリカ同時多発テロにインスピレーションを受けているようです。(アメリカのPSB研究家べあ〜さんの説では、この曲が書かれたのは、去年イラクで10代の2人のゲイ少年がゲイだというだけで公開処刑された事件にも影響されているという…)。めちゃくちゃダンサブルな音なのに、この胸が痛くなるような歌、というのはPSBの特色のひとつですね。
長くは続かないだろうけど、 |
君は僕の兄弟だよ |
★★★★今日のピックアップPV★★★★
『レント』(`87) 監督・・・デレク・ジャーマン
「愛している、家賃を払ってくれるから」でおなじみ、名曲「レント」。でも本当にそれを茶化すつもりならこんな歌は歌わないし、哀愁漂う曲だって作らない。ニールは完璧主義者なうえにご本人もほぼ完璧ゆえに、恋愛の理想と現実のギャップに悩んでいた(そして現在も)だと思う・・・。でないと、こんなにイロイロな要素が入った歌なんて作れません。まあ、「レント(家賃)」には「愛人」とか「男娼」とかの意味もあるけどねー、なんてのんきにおっしゃっていましたが。つくづくこの曲は名曲ですよね。 |
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PVは「It’s a sin」に続きデレク・ジャーマン。歌の主人公を夫に顧みてもらえないマダムにし、ニールは、マダムに恋する運転手を、クリスはマダムの弟(恋人かとも思えるが、コメンタリーで本人たちが「弟」だと。)に扮し、キングス・クロス駅を歩かされている(この映像はライブの「キングス・クロス」用に取られたに違いない)。屋敷から逃げ、駅で弟と落ち合ったマダム。キスもするし、「昔の恋人」とかの方が辻褄合うのだけど…まあ、いいや。クリスがキングス・クロス駅で2時間待ちぼうけ(で、怒って帰宅)したんですって。2時間そんなところにいたら、有名人ってばれるでしょうが。 |
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そのコメディを見ても、どのキャラも微妙にニール&クリスとキャラかぶり。クリスを演じたマット(小さいほう)がゲイだからか、濃いゲイキャラクターがメインになっています。まあ、演じ方はデビッドの方が突出したゲイキャラが上手ですけど・・・。彼はニールファンということも含め、カミングアウトしてないだけなんじゃ?と思いますが…。イギリス人にとっては、たぶん、抱腹絶倒もんのキャスティングのPVだったんだな、とあらためて思いました。こういうハズし系は、得意ですよね。 |
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★★★★今日のお写真★★★★
去る6月15日、スウェーデンで行われたライブは、新しいアルバム「FUNDAMENTAL」からの曲が多かったようです。この衣装は、「ソドム&ゴモラ・ショー」のときの衣装。う〜〜〜、制服、軍服フェチにはたまりませ〜〜ん。この曲は絶対にシングルカットしてほしいんですが、西欧的には「ソドム&ゴモラ」は「ダヴィンチコード」ばりに物議をかもしそうなので、レコード会社がしぶっているようです。でもPVは楽しそう!(1st「I’m
wit |
★★★★今日の映画★★★★
『カポーティ』…今年の3月のアカデミー賞で、愛しのフィリップ・シーモア・ホフマン(ノンケ)が、見事主演男優賞に輝いた作品。日本では秋公開の予定だったが、たまたま乗った外国の飛行機内で上映していたので、見てきました。うう…陰鬱!ホフマンの演じるカポーティは、色素が薄く、神経質そうで、そして見事にヤなヤツ!ゲイだけど、ゲイだからどうって訳でもないんだが。話は事実にもとづいているんでかえられないんですが、ひたすらホフマンの演技をたたえ、鑑賞いたしましょう。
★★★★今日のおまけ★★★★
おなじみ「
http://www.youtube.com/watch?v=sGJLzX6iHkc&search=PET%20SHOP%20BOYS%20
「HEART」ライブ。英国紳士風スーツのニールと、マリンルックのクリス。コスプレしてよ。
http://www.youtube.com/watch?v=EMs990kj7mY&search=PET%20SHOP%20BOYS%20
91年、アメリカの超人気番組「ジェイ・レノ・ショー」で「Where the street have no name」ライブ。クリスが途中で演奏を放棄して行方不明、そのままインタビューもバッくれ、という前代未聞の行動をします。いったい何があったのか!?ニールとけんかしたのかな?
http://www.youtube.com/watch?v=IKCvknMUPvY&search=PET%20SHOP%20BOYS%20
ドイツのTV番組で「I wouldn’t
normally do this kind of thing」のライブ。セットが可愛い。
http://www.youtube.com/watch?v=DCnx2vwwmcw&search=PET%20SHOP%20BOYS%20
スゥエーデンのTVのインタビュー。相変わらずクリスは爪を噛んでおっさん笑い。ニール、ゲイカルチャー、ゲイ・アイコンについて大いに語る。
http://www.youtube.com/watch?v=w2KJqan5AUU&search=PET%20SHOP%20BOYS%20
ニューヨークの路上で「Home and Dry」ライブ。インタビューもちょっとだけアリ。
http://www.youtube.com/watch?v=NkQTrEiK9Ds&search=PET%20SHOP%20BOYS%20
「I Don't
Know What You Want But I Can't Give It Anymore」ライブ。例のカツラ&メガネ。ダンサーの踊りがめちゃくちゃ、変。
http://www.youtube.com/watch?v=YnHkL667Q5o&search=PET%20SHOP%20BOYS%20
ロンドン・アーツ・シアターでの「クローサ・トゥ・ヘヴン」の一部。隠し撮り?
http://www.youtube.com/watch?v=5kYeG_lEnk4&search=PET%20SHOP%20BOYS%20
ドイツのTV「STARS’97」でのライブ「Red
letter day」。個人的にはこの頃のニールが(髪の毛もそこそこあって、カラーも良くて)一番カッコイイと思うんですが。
http://www.youtube.com/watch?v=ubayFr57L0s&search=PET%20SHOP%20BOYS%20
1986年モントロー・フェスティバルで「Opportunities」ライブ。2人とも若い!ニールが”BOY"の帽子をかぶり、クリスが帽子もメガネもなし・・・珍しい。
http://www.youtube.com/watch?v=e6nj5Xsug7o&search=PET%20SHOP%20BOYS%20
’87年、エルビス・アニバーサリーのイベントで披露した「Always on my mind」。2人とも全身コテコテのレザーで、エルビスというよりただのハードゲイ。これをPVにしてもよかったんじゃない?
http://www.youtube.com/watch?v=seKED39QqTU&search=PET%20SHOP%20BOYS%20
7月下旬発売のシングル「Minimal」最新PV。ひたすらダンス回帰で、かっこいい!