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margaret
♪♪妄想乙女マーガレット通信★vol.77♪♪
別冊「まりりんの日記」/ペットさん(ペット・ショップ・ボーイズ)偏愛フリーペーパー
77号・20096月発行★発行人:まりりん石原、執筆乙女:マーガレット(題字:ニール王子)

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PANDEMONIUMツアー09-10・スタート!▲▽▲▽▲▽▲▽▲▽

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月のBRITSの功労賞受賞、3月のアルバム「YES」発売に続き、ベストなタイミングで始まったPANDEMONIUMツアー!
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10日サンクトペテルブルグ(ロシア)を皮切りにスタートです。
ワタクシ、マーガレットは早速618日マンチェスター(Apollo)619日ロンドン(02アリーナ)に乗り込んでまいりました!

当初、この2か所のライブは2月のBRITS受賞式のすぐ後に発表された最初のツアーだったため、4か月先のライブにもかかわらず、即日ソールド・アウトになってしまいました。
特にマンチェスターは元々さまざまなミュージシャンを輩出した、音楽には敏感な街でもあり、会場のApolloはキャパ3,500とさほど大きなヴェニューではないため、私がチケットを取った時は発売日でしたが、狭いストール(スタンディング・アリーナ)は取れず、あえなく2階席のスミッコでした。それでも見れるだけ幸せ。
逆にロンドンの02アリーナはロンドン最大級のヴェニューで、最大収容20,000PSBの場合は舞台装置の関係上、16,000のキャパでした。なんとかスタンディング・アリーナは取れたものの、入口が5ヶ所位あるので、早くから並んでも、前の方で見るのは難しいとちょっと諦めていました。

まずはマンチェスター。この街に来るのは初めてでしたが、小さな都会です。ただ、会場のApolloは街中から離れていて、周りには何もなく、バスかタクシーでないとアクセスは難しいようです。席ありなので並ぶ必要なないのですが、必然的に並んでしまいました…。思った通り、ステージまでの距離はけっこうあって、“せっかく日本から22時間かけて来た”のに残念なヴュー。でも、ショー全体を冷静に見渡すには、まあ、良しといったところでしょうか…。

午後8時に前座Frunkmusikが登場、40分ほどのステージをこなし、セットチェンジの後、9時にようやくPSB登場。
マンチェのファンは熱い!当然のこと、ものすごい歓声で、会場が熱気に包まれます。
以下、セットリストです。

オープニング:
More than a dream (Magical Dub)イントロでニール&クリス、それぞれ箱をかぶって登場
Heart箱をかぶったままパフォーマンス、曲終わりで箱を取る…大歓声
Did you see me coming?大合唱です、ニューシングルですから
Love comes quicklyニールはファルセット使わず…もしや、もう出ないんじゃ…。
Can you forgive her?/
Pandemonium(マッシュ)
Love Etc.Britsでも流れていたPVの変形バージョンがスクリーンに投影。
Integral/ Building a wallマッシュ
壁が崩れ、セットチェンジ
Go west(Paninaroのドラムン・ベースをクリスが叩く)
2人の衣装チェンジ(クリスはDJブースで上だけ白いジップアップに着替え)
Two divided by zero
Why dont we live together?(クリスの“唐突ダンス”あり)
(
Left to my own devicesの1フレーズとマッシュされた)Always on my mind
Closer to heavenの一部
Left to my own devices(バック・メロが違う、低音でのラップ・バージョン)
ニールの衣装チェンジ(タキシード)
Do I have to?(クリスの美しいピアノ・バージョン、ニールがちょこっと双子ダンサーと踊る)
Kings Cross(デレク・ジャーマンの撮った映像が流れる)
The Way It Used to Be(男性ダンサーのソロ・ダンスあり)
Jealousy(男性&女性ダンサーの見せ場の激しいダンスあり)
ニールの衣装チェンジ(黒ジャケット)
Suburbia
All over the world
Se a vida e(Thats the way life is)
Discoteca/Domino dancing
(マッシュ)
ニールの衣装チェンジ(マントと王冠)

Viva la vida(コールド・プレイのカヴァー)
ニールの衣装チェンジ(マントと王冠を取る)
Its a sin(フィナーレ、すごい紙吹雪)

アンコール:(2人とも羽のついたキャムプな帽子を被って登場)
Being boring(ダンサーなし)
ニールのMC(メンバー紹介)、アンコール2:
West End girls(Extendedバージョン?ダンサー、再び箱を被って登場、ニールとダンサーたちは最後に新聞を観客席に投げた)


以上、覚えている限りの今回のセットリストです。今後、変わる可能性もあるとは思いますが、YESからのトラックとお約束の名曲以外は、意外で面白い選曲です。

ダンサー兼バックシンガー:ソフィー、ポリー、シャルロッテ、ショーン
女性3人、男性1人。ソフィーとポリーは双子のダンサーでそっくり、シャルロッテとショーンも同じ髪型でパッと見が似ています。
彼らはショー中盤(Kings Cross」くらいまで)、ずっと箱を被らされています…。

今回は、女性ダンサーが多い・あるいは男女カップルを際立たせた演出のせいもあって、すごくノンケっぽいステージだと思いました。

また今回、20年近くPSBのツアー・メンバーとしておなじみのシルヴィア・メイソン=ジェームズは参加してませんでした、残念。

マンチェスターでは舞台まで遠かったので、写真はこんな感じです。

IMG_0675.JPG

登場したとき、ニールは黄色い箱、クリスは赤い箱を被っています。

IMG_0678.JPG

Building a wall」、ドラムをたたくクリス。

IMG_0682.JPG

壁が壊れた後。まだ箱を被ったまま踊る双子ダンサーズ。

IMG_0683.JPG

アンコールの「Being boring」で、ようやくニールがクリスの近くに…。


続く翌日のロンドン02アリーナも、セットリストは全く同じです。
ワタクシはラッキーと自助努力でクリス目前の最前列をゲットできたので、ちょっと記憶が飛ぶほどはじけ飛んできました…。前日、冷静にレポートしておいてよかったです。
ワタシは飛びはねながら撮っているので、基本、写真はほとんどブレています。

IMG_0696.JPG

箱入りニール…ずっとこのままだったらどうしようかと思った。

IMG_0699.JPG

マジで絵になるすなぁ、ニールは。神々しいほどカッコいい!ブーツ、萌え!

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逆に真正面過ぎて、DJブースとマックが邪魔で、ベイビーが見えねぇ!

IMG_0704.JPG

ニールと、マンハッタン・ダンサーズ

IMG_0719.JPG

Viva la vida」はナポレオン皇帝のことを歌っているので、このお姿。
マントをひるがえして、ホントかっこよかった!

IMG_0724.JPG

泣けた!「Being boring」!!

でも、ニールは歌い終わって笑顔でした。

ワタシとニール&クリスの間には、誰もいないの、誰も見えないの。


歌が終わり、舞台裏に去っていく2人、クリスがニールに何か話しかけている。2人とも笑顔で、とても満足そうでした。
(
ショーの間中、クリスはけっこうしょっちゅうニヤニヤしていたので、かなり機嫌が良かったのは確かです。)

さらなる写真、極めて感情的&個人的なツアー記は、近々また「まりりんの日記/ツアー」にアップします。


ツアーは、夏中はヨーロッパ各地を回り、小休憩の後、8月末〜9月いっぱいはカナダ/アメリカ・ツアー、12月にふたたびUKに戻る予定です。2010年にはアジアに来るかもしれない…?


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