VERY2-13

Girls and boys(Live in Rio)


クリス:デイモンは、その曖昧性のためにぼくたちがこの曲を気に入っていると思うって言ってたよ
(
一言コメント:1999)

 

 


原文歌詞はこちらでご確認ください



ストリートはまるでジャングル
だから警察を呼んでくれ
群衆に続け
休日はギリシアでダウン
90
年代の愛は
偏執狂か?
日当たりのよいビーチで
チャンスをつかめ、探せ

少年みたいな少女たち
少女になりたい少年たち
少女のようにふるまう少年たち
少年のようにふるまう少女たち
いつも本当に愛している誰かであるべき

仕事は全部避ける
できることは何もナイから
バッテリーのシンカーのように
1
2345と指を頼りに考えろ
何も無駄にはならない
再生だけ
しょうもないブリスターをゲット
Du bist sehr schen
でも、僕たちは紹介されていない

少年みたいな少女たち
少女になりたい少年たち
少女のようにふるまう少年たち
少年のようにふるまう少女たち
いつも本当に愛している誰かであるべき


Written by
Damon Albarn/Alex James/Dave Rowntree/Graham Coxon


Produced by Pet shop boys
 


ニール:ブラーが彼らの3番目のアルバムをレコーディングしていたとき、EMIのトリス・ペンナは、彼らには本当にいい歌があると言った。彼は、「ディスコ・ソングってことだから、君たち2人にプロデュースしてくれないか?」と言って、僕たちにそれをプレーした。すごくいいと思ったけど。僕たちはグループをプロデュースしない。それは周知の事実だ。しかし、デーモンはポップ・スターに見えると思ってたから、僕はブラーに興味を持っていた。彼らは当時、それほど成功していなかった。 後に、僕たちはフランスのテレビで「Go West」をやるためにパリにいて、そして「Girls and boys」をもらった。その時は、多分それをリミックスするかもしれないと思う、という提案で終わった。僕たちは、リムジンの後部に座って、これを聞いて、やると決めた。 僕たちはかなり横柄な状態だったね。

クリス:僕たちはこれで何かできるってわかった。コード・チェンジが良かった。歌詞もよかったね。

ニール:僕たちは、EMIに電話をかけて、僕たちがそれをやると言ったけど、僕たちのバージョンはいつもの方法の7インチじゃなければダメだと言った。それは遅過ぎたけど、僕たちのバージョンがヨーロッパではA面になると言われた。 僕たちはウェストサイド・スタジオでそれをやって、デーモンが入ってきて、聴いた。

クリス:僕たちはこれをもっともっとエレクトロニックにした。 僕たちは、アレックスのバスラインをエレクトロニック・バス・パーツに取り替えて、いくつかのシークエンサー・ラインを加えた。 アレックスは僕たちを絶対に許さないね。

ニール:それから、1994年に南米ツアーしたときに、僕たちは、自分達でそれをパフォーマンスすると決めた。

クリス:ライブでやるのはすごく楽しめた。

ニール:僕たちは、僕たちのリミックスより速くそれを作って、ギターを取った。 このバージョンは「Paninaro '95」のB面に入れた。これはリオのライブでレコーディングされた。 デーモンは、「あなたがそれを書いたように聞こえる。」と僕に言った。

クリス:僕はニールがデーモンのスタイルでやる歌い方が気に入っている。

ニール:ロンドン訛りのアクセントでこの歌を歌わないのはすごく難しい。

 (
以上、2001年ブックレットより)

 

ビデオ(Blurバージョン/PSBリミックス)(You Tube)




ライブ(1995年ライブin Lio)(You Tube)



 

★用語・人物メモ★

Blurブラー・・・ロンドンで結成されたバンド。デーモン・アルバーン、デイヴ・ロウントゥリー、アレックス・ジェームス、グレアム・コクソンの4人。1991年メジャー・デビュー、90年代ブリット・ポップを代表するバンドに成長した。現在ではメンバーも脱退・ソロや他のプロジェクトで活動し、事実上グループは休止状態。この曲はブラーが爆発的に売れたキッカケの代表曲のひとつでもある。7インチ、12インチ、Radio Edit3種類あるPSBリミックス・バージョンも大いに話題になった。2006年のPSBのリミックス・ワーク「Disco4」のこの曲が収録されなかったことがちょっとした問題にもなった。

Du bist sehr schen・・・ドイツ語なんですが、英訳すると「You are very schen」で、“schen”が不明です。固有名詞か、スラングかも。




 この曲は、ブラーの代表曲のひとつ。イメージ的にPSBとブラーは音楽性が違うと思うけど、リミックスは面白いと思う。歌詞は性的マイノリティを感じさせるが、PSBが興味を持つのはだいたいマイノリティっぽい曲だよね。でも、パフォーマンスに関しては、デーモンが歌っているほうがヤンチャっぽくていいかな・・・ニールってやんちゃ要素がないでしょう。




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