Like & dislike

みんなに無理やり配ったCD

 

 


自分のセラピーを兼ねて、知人・友人・近隣に配ったセレクトCD。
まあ、誰でもやりますよね!
私の場合、膨大なレクチャー&レビュー&妄想超訳がついていますけど。
ほとんどの人が”名前は知っている””ヒットした曲は知っている”くらいだったので、
あくまでも初心者向けに、シングル中心にセレクトしてみました。
かなり悩んで、「クリス」と「ニール」2枚組みになりました。
基本的には詩はニールが、曲はクリスが中心となっているため、どちらに分けるかは異論ありでしょうが、
一応、理由も入れておきました。
私の聞き方としては・・・

朝、まずベッドの中で「クリス版」を聞く。
二度寝しつつも、ああ、いい音〜って堪能。そのうち目が覚める。
もちろん、これは昼間でもOK。
夜、寝る前に「ニール版」を聞く。中盤あたりで涙が出てくるが、最後のほうで癒されて、眠りにつく。
途中で寝てしまってもよしとしましょう。
絶対ヘッドホンで聞いてね。たとえ一人暮らしでも!

 

 

 


クリス版
タイトル:「Make Love But Not War」

0.「オポチュニティーズ(レッツ・メイク・ア・ロット・オブ・マネー)」
1.「パニナロが全て」
2.「ジェラシー」
3.「イッツ・オール・ライト」(7“バージョン)
4.「ソー・ハード」
5.「とどかぬ想い」
6.「ホエア・ザ・ストリーツ・ハヴ・ノーネーム」
7.「ウィ・オール・フィール・ベター・イン・ザ・ダーク」
8.「シリアスリー」
9・「ザ・ナイト・アイ・フェール・イン・ラブ」
10.「パニナロ’95」
11.「アイ・ゲット・アロング」

12.「ウエスト・エンド・ガールズ」
13.「ニューヨーク・シティ・ボーイ」
14.「ゴー・ウエスト」
隠しトラック「ポストスクリプト(追伸)」


「クリス版」は、「音」にこだわったもの。音の天才っぷりを堪能してください。
とりあえず数少ないボーカル曲も集合。たまに声を発するとドカーンと行きます。

0.は、ものすごい耳残りがする旋律。ピアノが美しい。「大金をかせごう」のフレーズはクリス作。
1.は、最初のクリスのボーカル。自信なさげなポソポソラップが初々しい。
2.は、クリス初期の作曲。PVに恋人を出演させ、自身もピアノを弾く幸せ絶頂期。
3.は、クリスアレンジのカバー。たった一言「イッツ・オール・ライト」と、どこかで言っています。
4.は、まさに天才の本領発揮、珠玉の1曲。「好き」と「嫌い」で揺れる男心をきちんと音で表現しているのよね。
5.は、いやでもクリスの7・3分け・蝶ネクタイが浮かんでくる。
6.もクリスのアイデアで、ディスコ+シリアスの天才コラボ。ボノにはちゃんと抱きしめて許してもらいました。
7.は、クリスのボーカルがひたすらエロい。これだけ聞いたら相当PSBテイストから遠い。
8.は、最後まで「I want a dog」と迷った。でも、スター批判は彼らしい。
9.内容はエグイのに、こんなに綺麗な曲をつけちゃうなんて・・・ロマンチスト。
10.は、恋人の死を受けて、ついつい感情が爆発したラップがちょっぴり切ない・・・でもエロい。
11.は、大嫌いなブレアにささげた1曲。
12.記念すべき大ヒット曲。まあ、外せないかな。
13.だんだん上がり調子になってくる。
14.もクリスのアレンジのカバー。これでPSBの地位は揺るぎ無いものに。
ラストは、今は亡き恋人にささげる。「ゴー・ウエスト」の同一トラック。2分間以上無音なので、スイッチ切らずに、聞き逃さないでね。ただし、恥ずかしいくらいベタな音。天才も冷静さを失うと普通のオトコに。






ニール版
タイトル:「Sweet blue eyes」

0.「恋はすばやく」
1.「レフト・トウ・マイ・オウン・デバイセズ」
2.「ビーイング・ボアリング」
3.「キャン・
ユー・フォーギヴ・ハー」
4.「いつもはこんな僕じゃない」
5.「お祝いの日」

6.「アイ・ドント・ノー・ホワット・ユー・ウォント(バット・アイ・キャント・ギヴ・イット・エニイモア)」
7.「僕が離れたかった場所」
8.「
ユー・オンリー・テル・ミー・ユー・ラヴ・ミー・ホエン・ユー・アー・ドランク」
9.「リベレイション」
10.「クローサー・トゥ・ヘヴン」
11.「イン・ディナイアル」
12.「ヴァンパイア」
13.「ホーム・アンド・ドライ」
14.「Eメール」


「ニール版」は、「詩」にこだわったもの。できれば詩をじっくり読んで欲しい。あと、
ニールの実体験に基づくダメンズ遍歴っぷり!

0.は、初期の乙女っぽい曲。
1.は、ちょっと自伝っぽい。PSBの原点っぽい。
2.なんてノスタルジック。過去を振り返る歌。詩人。
3.は、友人に語りかける体裁で、珍しくニールの怒りにも似た感情が見え隠れしている。
4.は、恋してハッピー、かわいいです。
5.は、恋が始まる予感。優しい。このあたり、ちょっと曲同士が繋がっている
6.あ、うまくいかなかったみたい。はっきりとこれは実体験だと語っている。
7.は、「哀しみの天使」にも通じている。ちょっと悲壮感漂うので、いまなら「ミラクルズ」とチェンジしたい!
8.これも実体験。もう、ダメンズ街道まっしぐら。
9.また新しい恋の予感。心が洗われるような幸せと、未来への不安。
10.は、運命の人とようやく会えた気がする。
11.カミングアウト。カイリー・ミノーグとのデュエット。
12.自分を「夜の住人」と自覚して、社会から疎外感を感じている人も救ってくれる。
13.熟。夜遊び時代を終え、おうちでまったり愛する人を待つ・・・せつない。
14.やっぱり普通の幸せがほしいのです。




 


DISLIKEな曲

こんなPSB全肯定な私ですが、これだけたくさん曲があれば、おのずと好みは出てきます。
意外にもそんなに好きじゃない曲ってのがあるんです。
(とはいえ、ふつーに聞いているが)

まず「哀しみの天使」・・・邦題が最低なのと、PVでニールが火あぶりになる映像が強烈で、歌の内容も痛々しい!ニールの力いっぱいの歌い方より、ささやくような感じの方が好き。大ヒットしたけど。

「ニューヨーク・シティ・ボーイ」は、アルバム「ナイトライフ」に入っているが、このアルバムは夜の世界・隠された正体がテーマになっている、どちらかといえば「陰」で、大好きなアルバム。この中にあって、比較的つきぬけた明るさのあるこの曲はなんとなく異質で、不思議。最初聞いたときは、またビレッジ・ピープルのカバーかと思った。でも、FMで毎日かかっていた。PVは楽しいけど。

みんな大ヒット曲になっちゃうけど「ゴー・ウエスト」は、能天気な表の隠されたウラの真実を知ってしまった今、お気軽に聞けない。泣いちゃう。なのに、TVとかでバシバシBGMに使うじゃん。ニールの声も少年合唱団みたい(そこが魅力?)。

「ドミノ・ダンシング」は、好きな人も多いみたいけど、複雑。理由・・・う〜〜ん。PVの女の子がビッチで、自分の価値を知っているオバサンだから嫌い。コーラスの「オールデイ・オールデイ」ってとこもなんだか古めかしい。

 

 

 

 


 

 

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