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“あれ、いつの間に発症しちゃったんだろう・・・。” * 私の21世紀ペットショップボーイズ(以下PSB)病は、何の予告もなく始まった。 はじめてPSBに出会ったのは忘れもしない20年前、高校生のとき、FMラジオから流れてきた「オポチュニティ」の12”シングルだった。番組タイトルは忘れたが、何故かエアチェックし、今でもそのテープは私の手に残っている。その後「ウエスト・エンド・ガールズ」で、プロモーションビデオ(PV)が数少ない洋楽番組でベビーローテーションされる。“またニューロマンティックの人たちがデビューしたな・・・”、そう思った(誤解だったが・・・)。 中学のときは日本の歌謡界・アイドル界はとても華やかで全盛期だったが、私はそれに背を向け、クラスでも少数派の”洋楽ファン”だった。それ以来20数年ずっと洋楽派だが、”ポップス”より”ロック”に熱くなっていたのは言うまでもない。生ぬるい80年代ナヨ系音楽は聞いても「ふん」って思っていたが、いま思えは強烈に愛していたに違いない・・・。PSBも当時は私の中で小ブレイク程度、若さゆえ、人工的な彼らのテクノ・ポップより、もっと熱いハードロックを求めていた。20歳でディスコ(クラブ)通いをやめたので、クラブミュージックからも遠ざかってしまった。 とはいえ、要所要所でPSBは「好き」にカテゴライズされ、膨大にある過去の音楽番組のエアチェックビデオには、「PSB」の文字がラベルに書かれていることも事実だった。でなけりゃ、ウチにCDやDVDがあるわけがない。 久々に聞いたヒット曲の数々。彼らの20年のヒットの奇跡を収録したベストアルバム「POPART」のCDと,PVを収めたDVDは、私の生活をPSB一色に変えてしまった。DVDのコメンタリーを聞き、歌詞を読むうち、はまっていった。PSBはクールですかした男たちだと思っていたが、とんでもなかったし。クールでダンサブルな音で気がつかなかったけど、歌詞はあくまで甘いし、熱い・・・。あれ、私、甘いの大っ嫌いなのに。今でもラジオなんかで甘ったるい歌詞の曲を聴くとムカッと来るのに、PSBだけは共感してしまう。いったい、なぜ? つっこんでいいですか!? |
注:筆者はPSB中毒症状態です。 |
PSBについて(10/2加筆・修正) PSBの変遷(7/10加筆・修正) ベスト版「POP」に突っ込み入れる ベスト版「ART」に突っ込み入れる PVに突っ込みいれる(9/2 加筆・修正) その他への突っ込み(8/26追加) クリスLOVE!(7/10加筆・修正) 人形作家からのアプローチ(11/5追加) |
T 参考ウェブサイト&文献
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