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♪♪妄想乙女マーガレット通信★vol.23♪♪
別冊「まりりんのの日記」/ペットさん(ペット・ショップ・ボーイズ)偏愛フリーペーパー
第23号・2006年02月発行★発行人:まりりん石原、執筆乙女:クリスティーナ・マーガレット・ロウ
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マーガレットです。みなさんのバレンタインはいかがでした?私は送りましたよ〜。2人のイメージのチョコを!マネージャーさま、渡す前に捨てないでね。
★★★★今日の乙女訳リリック★★★★
『トラックドライヴァー・アンド・ヒズ・メイト』(’96)
ガチなヤロウ臭がして、いつも“乙女で耽美な薔薇”っぽいPSBには珍しい。やっぱりトラックの運ちゃんみたいな汗臭い肉体派は、インテリ系ゲイにとってはファンタジーなのかしらん。大好物?歌詞にニールの青春時代を過ごしたニューカッスルが出てくるけど、印象はとってもクリスっぽい。解説もクリスだし(「ああもう、何とでも言ってくれ」と、開き直り状態)。
曲はなんとなくハードロックな音質+アコースティックなコラボで、異質な感じかも。
無理を通して |
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★★★★今日のピックアップPV★★★★
『フラボヤント』(’04) 監督・・・??
ようやく見た。DVDとしては発売されていないし、ウチにMTVも入っていないので(まあ、入っていてもUSAヒット系じゃないからあまりかからなそう)未見だったPVを、たまたま当たった、ビデオが見られるサイトで拝見しました。シングルCDのタイトルも日本語で書いてあったように、このビデオには日本がテーマのひとつである。しかも、内容はサラリーマンらしきおっさんが「欽ちゃんの仮装大賞」出場を目指すサクセスストーリー(?)もので、渋谷だの通勤風景だの日本の日常が映し出される。なんだかコンセプトがよくわからない。右の画像だけじゃ、凄くおしゃれなんですけど。 |
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詩の内容は「(TVに出て)有名になりたいヒトを賞賛とため息で傍観する」んだが、それならハリウッドの方があっていたような気もするけど。ブラック・ダリアかなんかをモデルにしてさ。長髪のクリスが珍しくフフッとニヤニヤ笑いをしていて、たまにしかPSBを見ないふつうの洋楽ファンなら「こんなメンバーいたっけ?(または、あれっメンバー代わった?)」と思うに違いない。日本とはいいつつ、あきれるほど間違った日本語のTV画面。アジアのどこかみたい。PSBの2人も、そんな無茶なTVの世界で架空のCMのキャラクターになりきっている。まだまだ欧米には日本は不思議の国と思われているんだ。 |
★★★★今日のビデオレビュー/グラストンベリー・フェスティバル★★★★
2000年6月、ナイトライフ・ツアー福岡公演(日本最終日)からわずか3日後のグラストンベリー・フェス参加!ハードスケジュール!南イングランドのグラストンベリー・フェスティバルは、世界最大級のフェス(今年が最後との噂もあったが・・・どうなんだろう)。見渡す限り、ヒト、ヒト、ヒト!このビデオ(DVD)のソースはおそらくイギリスの約1時間のTV番組で、PSBだけの抜粋。誰が作ったのか解説まで書いてあるし、適当にダビングされたものがファンの間で出回ったと思われる。でも、プロショットでカメラも最低3〜4台あるので、ちゃんとしています。ただ、解せないのはパッケージ・ジャケットと内容が違うんだよね・・・。4曲も少ないのが、単なるパッケージ製作時の間違いか、それともライブでは演奏されたのに収録されていないのかが知りたい。だって、もし本当に『パニナロ’95』が演奏されていたら、絶対見たかったもん・・・でも、なんか、クリスはもうパフォーマンスをやっていないような気がする。ダンサーも『ニュー・ヨーク・シティ・ボーイ』の黒人オヤジコーラス隊で、セクシーな男性ダンサーはいなかったもん。
フェスという設備、音響、舞台の即興性はさておき、ちゃんと衣装換えや演出があるところが、さすがグラストンベリー。相変わらず衣装栄えするニールには惚れ惚れしまっせ!クリスのドレッド・ウィッグもね。途中、『届かぬ想い』でデュエットしに出てくるアイドル女性シンガー(名前忘れた)が死ぬほどヘタだった。いっそのこと死んでくれ。
かねてから私は、PSBの音はいつもライブでも完璧で、CDの音と変わらないほどクオリティが高いと思っている。プログラムがメインの演奏はともかく、ニールの声は楽器のように正確で完璧だ。彼じゃない歌手だったら、CDクチパクじゃないかと思われるほど。決してハズしたり枯れたり裏返ったりしない。もしCDをつぎはぎ修正録音しているようなダメ歌手だったら、ライブを聞くと「あれ?ちがう・・・」と思うところだけど(まあ、ほとんどそうだったりするもんですが)。でも、その完璧さが、贅沢にもごくたま〜に物足りなく感じてしまうことすら、ある。特にPSBのステージが完璧クールで淡々としていることは有名だし。
このライブで、ニールは明らかに1箇所だけミスっているのだ。ああ、私って何てイジワル!でも、完璧なエンジェル・ヴォイスでも“人間らしく”失敗するんだア、と、にやりとさせられた。良かった、彼はまだ神様に持っていかれないんだわ、なんて思ったりして。 |
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★★★★今日の関係者★★★★ |
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もともとマドンナとPSBは同じ「ポップ」「ダンス」で相性も良かったのだけど、なぜか今までコラボやお仕事がなかった。PSBはマドンナ・ファンだと公言していたし、『HEART』は彼女が歌うイメージで書いたといっていたのに。マド姐さんがロンドンに移住してはや7年、ようやく新曲の『SORRY』のリミックスをPSBが手がけることになった。 |
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★★★★今日のお写真★★★★
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左の写真は、多分イギリスのセレブおちょくり人形で有名なTV番組の人形だと思います。極悪ですが、割と似ています。右は、素人さんが作った手芸のようですが、れっきとした『Was wort |
★★★★今日の映画★★★★
『アイデンティティ』(’03)
・・・これはマーガレットではなく、いそべがここ数年で見た、一番面白かったと思う映画。そんなに有名な俳優も出ていなかったし、ハデに宣伝されたような映画でもないんだけど。ジョン・キューザック主演の映画って、ヒネった作品が多いので、意外とその確率が高い。ただ、この映画はアイデアと脚本がキモ。だから、何で面白いのかを説明してしまうとネタばらしになってしまうので、やめておくけど、あえて言うなら、ストーリーとは関係なさげなタイトルがキーワード。
大雨のハイウエィで事故にあった母親を運んだ親子、轢いた運転手、護送中の囚人と警官、足を洗って故郷に帰る売春婦、駆け落ちカップル…それぞれに関係なさそうな、いわくありげな人々は1軒のモーテルに集まる。その夜をやりすごそうとする空間で、突然、連続殺人事件が起こる。散りばめられた伏線、謎…ゾクゾクするような終結に向かって話が進んでいきます。豪華なスターやSFXがなくても大いなるカタルシスを得られる作品。もっとこういう映画を作れ!
殿堂入り映画
『ロッキー・ホラー・ショー』(’75)
…私がいままでの生涯に、一番見た映画。劇場でも、ロンドンでの再演舞台(もとはロック・ミュージカル)、ビデオ、DVDで、軽く100回は見ているはず。去年は30周年だったが、25周年と比べてあまり大々的イベントや商品化はなかったようなので悔しい。まあ、ちょっとした映画ファンや舞台ファンなら知らない人のいない古典の『ロッキー・ホラー…』だが、この映画が特異なところは、上映している映画に観客が参加する映画の元祖なのだ。普通の観客は場面にあわせて用意したペンライトや新聞紙やお米を使用するが、劇場によってはコスプレ素人がスクリーンの前で同じように演技をし、歌い、踊る。残念ながら現在日本では版権が切れたので上映はしていないが、主要
と、まあ、内容よりも状況が面白い映画というのもなかなかない。もちろん、内容もSF、ロック、ホラー、エロ、ゲイ、コスプレ、と盛りだくさん。曲はグラムロックの影響を受けている。
★★★★今日のおまけ★★★★
無料で映像の見られるサイトを見つけました。多分アメリカのサイトです。まあ、検索してもらえればいつか出てくると思いますが。たまに映像が止まったりしますが、無料なので、ガマンしてね。このサイト内には普通のPVやライブビデオもあれば、自作ビデオらしきものもあるみたいです。もちろん他のビデオもいろいろあります。短期で消されちゃうものもあるので、アップされていなかったらごめんなさい。
http://www.youtube.com/w/Pet-Shop-Boys?v=mNNo9YgPgEg&search=pet%20shop%20boys
『West End Girls』ブラジルでのTV番組出演時ライブ。クリスが長髪なので、2003年頃と推定。
http://www.youtube.com/w/Pet-Shop-Boys---New-york-city-boy-%28live-TOTP%29?v=zAPECLfeB1g&search=pet%20shop%20boys
『New York City Boy』イギリスのトップ・オブ・ザ・ポップスでのライブ。PVの「54」のキャラ総出演で、狭い舞台で踊りまくるたのしいビデオ。でもクチパクっぽい。
http://www.youtube.com/w/Pet-Shop-Boys?v=pxVi5x5Re0o&search=pet%20shop%20boys
『Go West』ブリット・アワード授賞式ライブ。工事現場っぽい衣装です。プレゼンターはなんとル・ポール様とエルトン卿。身長差が50cm以上あります。
http://www.youtube.com/w/Pet-Shop-Boys?v=eKWbT85224U&search=pet%20shop%20boys
『Home And Dry』ブリット・アワード授賞式ライブ。これもちょっとクチパクかも。
http://www.youtube.com/watch?v=7vkjEOfgQJ4&search=pet%20shop%20boys
トップ・オブ・ザ・ポップスにて、デビット・ボウイとの貴重なステージ。
http://www.youtube.com/w/Pet-Shop-Boys?v=Htn-sO0GULw&search=pet%20shop%20boys
『Opportunities』イギリスのTV番組The Whistle Testの86年のライブ。二人とも若い!最近DVDが出た「The
Whistle Test Vol.2」と同じ映像と思われます。
http://www.youtube.com/w/Madonna--Sorry-Slideshow?v=KKw4o-rzNp0&search=pet%20shop%20boys
マドンナのシングル『Sorry』Pet Shop Boys Remixのフル音源らしきもの。映像はスライドショーで、PVじゃないけど、ニールが「Sorry」と声を入れているところはちゃんとニールの写真に切り替わります。
http://www.youtube.com/watch?v=IDoIr-jOSW8&search=pet%20shop%20boys
PSBプロデュース、ピート・バーンズの『ジャック&ジル・パーティ』。トラック自体がレアかも。PSBもピートも出てこないけど、なぜかグルーミィが出ていた!
http://www.youtube.com/watch?v=pnsUkIQq9a4&search=pet%20shop%20boys
PSBプロデュース、エイス・ワンダーの『アイム・ノット・スケアード』。懐かしい。
http://www.youtube.com/watch?v=LZPJTHVWOAE&search=Madonna%20BRIT%20
ブリットアウォード2006でプレゼンテーターをつとめるニール。マドンナが受賞。