ニール:クリスと僕はいくつか歌を書きにクロイドンの近くの家に行って、「king's Cross」とこの曲を書いた。
アート・オブ・ノイズのヒット曲「Peter Gunn」にちょっと似てるって思うだろう。その理由は、僕たちがニューヨークのクラブ”Pyramid”にいた時、彼らが「Peter
Gunn」のアート・オブ・ノイズのバージョンをプレーしていたからで、僕は気付くと帰る途中のタクシーの中で”hit
music - on the radio”って歌っているのに気がついた。アメリカで考えたアイデアみたいなものだ。それで、僕たちはとにかく歌をつくった。
まったく同じではないけど。
クリス:君にはベースラインの版権がないね。
ニール: 「Venus」のようでもある。ストリングはビートルズっぽい。「I Am The Walrus」にちょっと似ている。で、この「I've been working hard
all day to pay the bills I have to pay」の詞は、完全にアバの「Money
MoneyMoney」からのインスパイアだ。後年、初めて僕はそれに気がついたよ。とにかくそれはオリジナルの歌詞じゃないと思う。歌の中で、もう3回「bill(請求書)」って書いてたから、僕が請求書に取り付かれていると、その当時、誰かが示唆していた。それに気がついた時は、ぞっとしたよ。でも、僕は”ケンジントンかスペインのハーレム”は好きだ。僕は、2つの完全に対照をなしている場所が欲しいと思った。歌の最も良い部分は、それがハーフタイムで入る終わり頃だ。僕たちは、ジョージ・マイケルの「Careless Whisper」の終りが好きだったから、そういうようにした。歌は、大黒柱か支えのようなポップ・ミュージック、イライラする陳腐なヒット・ミュージック・・・みんながマジで好きとさえ言える”がけっぷちのヒット・ミュージック”がアイデアだ。しかし、僕は同時に、それをちょっと隠していたけど、これはエイズに関する歌だった。
これよりもっとダイレクトな歌詞があったけど、あんまり良くなかったので、僕はそれらを取り払った。エイズのために、どうやってセックスが完全にナイトクラビングの習慣から廃れたかについてなんだ。ナイトクラビングはセックスに関わるものだから、それがなくなっちゃったら、何が残されたって言うんだ。