BEHAVIOUR2-4

We all feel better in the dark



ニール:エロティックな曲
(
一言コメント:1999)

 

 


原文歌詞はこちらでご確認ください



性的誘惑の秘密
音楽が体を突き抜ける
雑踏を抜けて突撃する
汗が俺からほとばしる
ビートがつんざく
誰かに愛して欲しいんだ
いまヤリたいんだ
俺が感じていることは
どうにかして叶えられるだろう
欲しい、欲しい、わかるだろう、マジで
欲しい、欲しい、わかるだろう、マジで

僕たちは、暗闇で感じあえる
僕たちは、暗闇の中の方がうまく行く
俺のカラダはエネルギーを補充して
背中は振るえる
俺は君の瞳の奥を見つめる
君は俺のものになるだろう
俺たちの時間が来た
俺は本当にヤリたくて燃えている
君と俺
ひとつになればエクスタシーに溺れる

俺たちは、暗闇で感じあえる
俺たちは、暗闇の中の方がうまく行く
音楽が体を突き抜ける
雑踏を抜けて突撃する
汗がしたたリ落ちる
ビートがつんざく
誰かに愛して欲しいんだ
いまヤリたいんだ
俺が感じていることは
どうにかして満たされるだろう
君は欲しいんだ、欲しいんだ、わかっているだろう
君は欲しいんだ、欲しいんだ、わかっているだろう
マジで欲しいんだろう

俺たちは、暗闇で感じあえる
俺たちは、暗闇の中の方がうまく行く


Written by Neil Tennant/Chris Lowe


Produced by Pet Shop Boys

 


クリス:悲惨なボーカルは僕だ。今後2度とやるべきじゃないね。

ニール:「Bing boring」のB面だった。クリスが全部曲を書いた。僕は「We all feel better in the dark」と歌っているだけ。もともとは「We all look better in the dark」というタイトルになりそうだった。それはElectronicの「Getting away with it」のタイトル候補だった。

クリス:それじゃあ萎えると思った。ネガティブすぎる。あまりセクシーとは思えないな。


ニール:クリスが「Paninaro」をやったときのようなアイデアがこのトラックにあった。僕がそれを聞いたとき、彼はすでに歌詞が出来ていたんだ。

クリス:そのアイデアは、僕がスタジオの角の健康食品の店で買ったテープから来ているんだ。タイトルは「The Secrets Of Sexual Attraction(性的誘惑の秘密)」。ひどい単語だ。恥ずかしいね。

ニール:僕は、それがレイブに行くことについてだと言うのが本当だと思う。 それはペット・ショップ・ボーイズが今までにレコーディングした中で一番情欲的な歌だ。

クリス:僕はパフォーマンスツアーで、アンダーウェアでこれをやったんだ。誰が僕にやれって説得したのかわからない。

ニール: クリス、それは君のアイデアだよ。90年代が“下着についての全て”になることが、僕たちは1991年にわかった。もう1組下に穿いていたんでしょ?

クリス:ああ。危険は一度で十分だ。

 (以上、2001年ブックレットより)


 

ライブビデオ(Parformance tour 1991)(You Tube)




クリスのストリップダンス


 
 
★用語・人物メモ★

The Secrets Of Sexual Attraction・・・書籍検索をかけたら、同名書が1件ヒットしたけどラブ・ミステリー小説だった。でもカセットなんだよね。エロカセットかな。その辺の健康食品店に売っていると言うことは、内容はヘテロだと思うが・・・なんで買ったんだろう。

パフォーマンスツアー・・・1991年。演劇・オペラのプロデューサーを起用、振り付けはバレエ、ダンサーもクラシック・バレエ・ダンサーを多く使った、非常に演劇的アプローチのコンサート。5000ポンドの赤字になることがわかっていたが、やることにこだわった。学生時代を経てスターになり魂を売って落ちぶれて死ぬまでをニール&クリスの2人とダンサー+バックシンガーが演じ・歌っている。この曲のパートではニールは出てこない。クリス一人が官能の世界に誘われ、乱交にも思わせる場面で服を脱いで歌い、踊るというすごく思い切ったパフォーマンス。




訳はいつも「僕」にしているんですが、「俺」にしてみました。クリスが珍しく歌詞まで書いているので、ちょっと強引で野性的なヤロウってことで。
「エロい」と言って、この曲も「Je taime moi, non plus」もクリスに歌わせて、クリスをエロ担当にしているニールですが、ニールのほうがエロへのこだわりは大きいと思いますよ。



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