FUNDAMENTAL2-3

Transparent



原文歌詞はこちらでご確認ください



透明人間だったらいいのに
君は僕を見抜くことが出来る
全てが明白になった
僕の本当のことを

隠すものなんてそんなにない
全て君に見せる
心の中を見れば
僕の愛が真実だってわかるよ


Written by Neil Tennant/Chris Lowe


Produced by Pet Shop Boys


*この曲には現在のところ本人たちの公式コメントがありません。見つかり次第アップします(もしご存知でしたら教えて下さい)。

*以下はアメリカのファン・マスターWayneさんのサイトの曲説明を訳したものです。

http://www.geowayne.com/psbhtml.htm

 「非常に電気的」な 歌(よくBoys"Kraftwerkesque(クラフトワーク的)"であると説明される)Releaseのセッションの間にレコーディングされた。 ひところ、RelentlessVeryに付随したように、Releaseとコラボするダンス・アルバムをリリースすると考えていたが、彼らは最終的にそれに不利な判決を下した。 これらの事実の観点から、古典的な「クリスのトラック」の品質証明・・・ずっしりとダンス指向である、比較的まばらで、簡単な歌詞をもっているミニマリスト(いくつかの珍しい音楽の派手な振る舞いを表すが)・・・に堪えるのは、驚くべきものではない。

 ニールによって歌われるこれらのリリック(2つの四行連句それぞれが繰り返される)では、声がボコーダかそのような装置で非常に深く歪められているので、それに関するどんな疑問をも取り除くのに彼の事実の確認を要する。ナレーターは彼の恋人が「正しく見通」し、彼のことをすべてを知ることができるくらい「透明でありたい」という彼の願望を述べる。彼は、はっきりと隠すものは何もないと公言していないが、代わりに「隠すものはそんなにない。」と認める。しかし、彼が自発的に見せる、露出した秘密はほとんどないものも同然だ。「テクノ」アレンジメントと歌詞の希薄さにもかかわらず、Boysは、愛の喜びおよび危険の両方に自分自身を開くことに、「自発的な脆弱性」の著しいムードを伝える(以前の「Liberation」のように)


 


イメージ(アンオフィシャル)ビデオ(You Tube)





★用語・人物メモ★

transparent(形容詞)・・・本来は「透明な」という意味で、いわゆる透明人間は「Invisible man」。「素直な()」という意味もある。





ボコーダー(変声機)を使い、ニールの声をかなり変えて歌っているこの曲。もしかしてひょっとするとクリスが歌っているかも?と思ったけど、語尾の「t」や「s」の発音がニールっぽい。
こういう“歌詞の内容より曲”の歌は、たいていクリス的だと区分される。今までの経験から言えば、ニールが書いたにせよ歌詞に感情移入する曲は、出来上がりがクリスっぽくなる。クリスはミステリアスだけど、意外に実直・誠実で、うそが嫌い。こと恋愛に関してはあまりチャラチャラしていない・・・というか、1人と長く(しかもコッソリ)付き合うタイプらしい(少なくともニールみたいに、公の場所に恋人を連れて出歩くことはしない)。有名人なのに目立ちたくないタイプなんでしょう。



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