INTROSPECTIVE2-9
「Your Funny Uncle」
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ニール：最後のほうの歌詞は聖書に基づいたもの。
(一言コメント：1999年)
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原文歌詞はこちらでご確認ください
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風の強い日、ゆっくりのフォーメーションの車列
最終的な目的地までそう遠くない
1人の母親の息子
彼の父親は遠方の後悔を見つめる
彼らが失敗したところを
彼はそれが不和だと常にわかっていた
僕と僕の友人たち
僕たちは人生を完璧に生きた
始めから終わりまで
君と君のとてもやさしい友人たち
強さとプライドをもって
潮に逆らって
泳いだにもかかわらず
勝利を頑固に望んだ
そして最後に、君の面白い叔父さんが
軍隊のマナーで君の友人たちみんなを見る
そして、立ち止まり
微笑んで、君に直接話しかけた
「さようなら」と
君がいつもやったように手を振って
涙をぬぐい
もうこれ以上痛くない、恐怖もない
悲しみもない、死もない
待つことも、泣くこともない
これらの形式ごとはすでに終わり
別の人生が今日、始まる
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Written by Neil Tennant / Chris Lowe
Produced by Pet Shop Boys
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クリス：この曲は、いつも1991年のツアーをやっていたことを思い出させる。･･･僕たちが最後にベッドに行って終わる、最後の歌だった。ショーを終わらせる素晴らしい方法だ。
僕は、よくベッドで思ったもんだ。「僕はこれ以上何もしなくていい。ニールはまだ歌を歌わなければならないけどね。」と思いながら寝るのを楽しんでいた。
ニール：ある夜、サンフランシスコのこの歌の間に、男が舞台の上に上がって、僕にキスした、次の夜、別の男がクリスのベッドにジャンプした。この曲のための音楽は、僕がサンプルでプレーした音楽だ。サーム･ウエストで、メトロノームが僕の耳元でうるさく鳴っている状況で、僕は最初に、ピアノでこれを演奏した。2番と3番の歌詞のあいだに間があるのは、僕がその間に何も考えることができなかったからだ。それから僕は、それぞれのキーボードの上の弦楽四重奏曲インストゥルメンタルを取って、別々のラインをプレーした。チェロのライン、2つのバイオリンのライン、ヴィオラのライン、そして最後の方のクラリネットのサンプル。 それは長い時間はかからなかった。それをやったのはある夜の真夜中頃だった。アシスタントのデントン・スップルがミックスした。クリスはソファーで眠っていた。
クリス：クイーンの夢を見ていたのかも。
ニール：歌詞はエイズで死んだ僕の親友のひとりについてだ。「Being Boring」でパーティーをしていたのと同じ人だ。 彼は1989年に死んだ。そして、これは彼の葬儀の記述だ。
一部始終だ。スロー･フォーメーションの車が進む。 彼には叔父がいて、彼はずっと軍隊で過ごしていた。そして、エイズで死んだ明かにゲイの甥の葬儀で突然気がつかされる。それが彼にはかなりハードな状況であったに違いないと思うけど、彼は本当に良く、彼の甥の友人のすべてに威厳をもって話していた。僕は朗読をしなければならなかった。僕が読んだ部分は黙示録の本から取った。それは「I, John, saw a new
Jerusalem（ヨハネ、新しいエルサレムを見よ）」から始まる。終わりに、痛みも恐れもどこにもないことを言う。僕は、それが本当に感動的な散文の部分であることがわかって、歌の最後にそれを付け加えた。
(以上、2001年ブックレットより)
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★用語･人物メモ★
クイーンの夢・・・原文は「I wonder if I was dreaming of the Queen.」。1993年に発表される「Dreaming of the Queen」（アルバム「VERY」）は、主人公がエイズで死ぬ悪夢を見る歌である。
エイズで死んだニールの親友・・・ニールのニューカッスル時代からの友人Chris Dwellのこと。彼がエイズであることがわかった曲「It couldn’t happen here」(‘87)と、彼のことを思って生きていく「Being boring」（’91）と3部作。それぞれの曲参照。
“I, John, saw a new Jerusalem”･･･黙示録21:2「And I, John, saw the holy city, the new Jerusalem」。
すごく優しい歌だけど、悲しい曲。この時代は、本当にゲイの受難の時代。ニールにとってChris Dwellは高校時代からの地元の友人であり、ゲイ仲間であり、本当に大切な友人だったに違いない。その友人を失った悲しみを、「悲しい」という言葉でなく、傍観的でありつつも優しい歌詞と音楽で昇華させるのは、大変なことだと思う。パフォーマンス・ツアーでは、2人が死んで天使になったラストで歌われる曲。美しい曲。
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