RELEASE2-2


Always

 


原文歌詞はこちらでご確認ください



夏の砂浜は魅力を失った
もう行ってもいい
秋風は害にならないから
吹かせておけばいい
夢はみんな胸のうちにしまいこんでおこう
ああ、大切にしまっておこう
分不相応の生活でも
夢は持ち続けていこう
・・・そうでしょう?

君はAからBCまで行く
要求に応じて
図解にされた
代数や幾何学のように
君の解決は弱いけど
皆、非難しないよ
未来はそれほど暗くない
この不毛地帯で
いつ…

いつだって、いつだって
夏は来る
いつだって

君はセンシティヴ過ぎる
それが負担だ
どんな批評にも怯え
重大に考える
風に用心して
投げ出してしまえ
夢を引き換えにしないほうがいい
しくじってしまうよ

君の解決は弱いけど
皆、非難しないよ
未来はそれほど暗くない
この不毛地帯で
いつ…

いつだって、いつだって
夏は来る
いつだって


Written by Neil Tennant/Chris Lowe


Produced by Pet Shop Boys


*この曲には現在のところ本人たちの公式コメントがありません。見つかり次第アップします(もしご存知でしたら教えて下さい)。

*以下はアメリカのファン・マスターWayneさんのサイトの曲説明を訳したものです。
http://www.geowayne.com/psbhtml.htm

Home and DryCDシングルのボーナス・トラック。 あなたは、この歌(元のタイトルは「Tomorrow)が、「楽観的な運命論」の哲学を表すと言うかもしれない。 このミッドテンポで、ほとんどシンセのトラックでは、ニールが神秘的で、この世のものでないようなクオリティを与えるほど微妙に、ある方法で歪められた、優しくて、かん高くて、ほとんど疲れきっている声で歌う。 彼は、彼らにアドバイスしているのは、彼より世界の習わしに群がらなかったかのように思える。 そう、人生は厳しい。あなたにあきらめさせたい気がするのは、十分だ。 しかし、彼は、私たちに、人生がどれくらい悪くなっても、それが結局好転するつもりであったのを覚えていて欲しいのだ。 あなたはただ時間をかけなければならない。「いつも、夏はやってくる」 、冬のわびしさの後に。 このトラックはReleaseに入れられることを真剣に考えられ、アルバムの総合的な音とムードにかなりしっくり合っただろうが、最終的にカットされ、「B面」に回された。


 


★用語・人物メモ★

・・




 もしワタシが“PSBの泣ける曲セレクトCD”を作ったら、間違いなくこの曲を選ぶと思う。いや、実際に作ってあって、選んであるのだけど。だからB面にしておくにはすごく惜しい。
 実際、自分がうつで外に出れなくて毎日困り果てていたとき、この曲を改めて聴いて、やさしい曲と、でも甘やかさない詞に、励まされたような気がした。ちょうど夏の終わりだったんだけど、海に行きたくなった。自分で作ったPSBの人形を持って、車で10分くらいの海岸に行って、人気のない海岸で、人形の写真を撮った。その写真を、いいのかどうかすごく迷ったけど2人に送った(ちょうどクリスの誕生日前だったので、バースデー・カードと一緒に)。その結果、ワタシはモデルになった人形を2人ご本人にプレゼントすることになった。つまり、そう、思い出の曲。



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