PSBの全文献において、もっとも好奇心をそそるタイトルのひとつであることを誇り、RELEASEセッションからのこのミッドテンポのアウトテークは、ニールによると、“アコースティック的なもの”として始まった。しかし、後にそれはさらに手の込んだものとなる。この曲はアルバムに入れられることを真剣に考えられたが、最終的にはカットされた。内容に関しては、ニールは、この歌がエルビス・プレスリーに関係があると確認した。したがって、「テネシー、メンフィスのダウンタウン」(エルビスはその都市の最も有名な居住者であった)を引用している。プレスリーが、グレースランドの彼のトイレの上に座ったまま急死したとき、1972年のトリノの聖骸布に関するフランク・O・アダムスの本「A Scientific Search for the Face of Jesus」を読んでいたというのは記録された事実だ。この歌は"「プレスリー主義」(通称"Elvisianty")、現代の準宗教について暗示しているかもしれない。
エルビス・プレスリー(1935-1977)・・・アメリカ・メンフィス出身のカントリー&ロックスター。数々の伝説を残す。エルビス没後10周年記念番組の企画でPSBはエルビスの「Always on my mind」をカバーすることになり、コスプレして歌った。曲はエルビス本人よりヒットした。ただし、2人とも「そんなにファンでもない」と言っていたことがある。